CLUB QUATTRO 2006/05/19 [fri] / rainy day
::::::: 名古屋 CLUB QUATTRO open 18:00 start 19:00 :::::::


整理番号500番。
――――という何の気負いもいらない番号だったので、開場スタートの時間が過ぎた頃に、矢場町のパルコに到着。
しかし、延々と階段室に並ばされている人々を見て「並びたくないなぁ」と思ったわたくしは、とりあえず物販を見にクアトロまで上がってみました。
物販、大事だよ!
ツアーパンフがあるかどうかって、期待はそこでした。

が。

今回、ツアーパンフはなかった…。
ガッカリ…。
去年の秋に、ゆきひろさん髪短いバージョンでライブ3本もやってたから(あれ?3本だっけ?)、てっきりそのときの写真でパンフとか作ってると思ったよ…。

というわけで。物販にサヨウナラを告げ、階下のタワレコでHYDEさんのCDを眺めたあと(視聴しようか、という気もしなくもなかったけど、acidアルバムすらそんなに聴いてこなかった身には余計な情報は入れないほうがいいと踏みとどまりました/笑)観念して列に並ぶ。
雨降ってるせいか、湿度が高くて、階段室はめちゃめちゃ暑かった…。

並んでいるときに、近くにいたお嬢さんに声をかけられました。
「今日、初めてなんですよ〜」
っていうから「ああ、そうか、acid ライブ初めてなのか。 そうだよな。前回から3年たってるし、名古屋人は地元推奨派で遠征あんまりしない子もいるから、必然的に今回が初めてとかになっちゃうよね」とか思っていたら。
なんと、このお嬢さん、ライブに来るのが初めてらしい。

初ライブが acid android て、どうなの!!

ていうか、初で、ライブハウス!?
超かっちょい〜〜。
アタシなんて、人生初のライブは長崎市公会堂の access の2階席だったわよ(笑/いや、別に、悪くはない/笑)。

しかもこのお嬢さん、高校1年生だった…。
高校1年で acid android で人生初ライブか…。

すごい洗礼だね。

もしもワタシが高校1年生だったら、とてもこんなとこ 怖くて 来れないよ(笑)。

まさか、そんなヤング(笑)なお嬢さんとオハナシしながら(会話があわなくて苦労しました…/苦笑)ツアー初日の名古屋公演のスタートを待つことになろうとは思いませんでした。
引き換え済みのドリンクと、現役女子高生との(たぶんかみ合っていない)会話をお供に、7時の開演を待つ私は、3年前の初日に比べて比べ物にならないくらい落ち着いてましたね〜。
(いや、それなりにドキドキしてはいたんだけど/3年前が凄かったということ/笑)

この日、すでに東京と水戸で2公演が終わってますが、ワタシはこの2公演について何の情報も得ないで名古屋ライブを迎えました。
そのへんも踏まえたうえで続きをドウゾ。



■ ウィリー・ウォンカ氏登場!
とりあえず、最初の衝撃は、ゆきひろさんでもナベくんでもなく、シルクハットかぶってステージを横切った背の高いギタリストでした。
上手から、すーっと現れた人影に
「…ん?……んん〜〜??」
――――みたいな(笑)。
そのあとすぐにゆきひろ御大が登場して、キャー!!!って歓声が大きくなって、 一応、ゆきひろさんのほうにも目が行ったんだけど。
自分が今見ていたものが気のせいじゃないか確認するために、ゆきひろさんから視線をはずして、もういちどトモくんのほうを見てしまった…。
ええ、トモくんですよ。
黒いゴージャスなフリフリブラウスにシルクハット、ギターのカラーリングは赤。

うわあ〜…(笑)。

こんなにも衣装くさい衣装が!こんなにも似合うとは…!思わなかった…。
相当なうさんくささが漂う男だな。あなどれないキャラクターだ…。

いちばん最初に出てきたのはヤスオだったっけ?
なんか思わず「ヤスオー!」って叫んじゃいそうになって「うわ!なんで最初にヤスオ言わなあかんねん!」って途中で言葉を飲み込んだ記憶が残っています。
(笑/呼んでええやん)。


■ はじまり感
1曲目は『chaotic equal thing』
ニューアルバムの1曲目をツアーのセットリストの1曲目に持ってくるというのは、 「うわあああ、新しいツアーだ!ツアーが始まるよ!」って感じがしてよいね。わかりやすい。


■ 0519 ゆきひろ衣装
第1チェックポイントは、ざっくりロング丈ニット!
パンクっぽくてかっちょいい。
整理番号500番で、まぁまぁ頑張ったほうかな?な位置から見てみると、 このセーター(?)、ホントに丈が長くて。
裾が見えないんだもん。
「どんだけ長いんだろう…」ってドキドキしてました(笑)。

ニットの下には、私の大好きな(笑)襟もとカッチリなブラウス!!
これがまたポイント高いよ!
ニットはけっこうざっくり編み目な感じだけど、下に着てるブラウスの 襟がかなりカッチリだったので、こりゃ暑かろうと。

でも、どちらかというと 着込み推奨※ なワタシ(※着込んでるのをちょっとはだけるとか、1枚づつ脱ぐとか、そーゆうのも好きです/爆)的には、このゆきひろさんの衣装、かなり大ヒット。
いかにもな方向性と、ステージ上の体感温度とか全然無視なドレスアップ度が超好み。


■ 短い髪の android ゆきひろ
去年、AXで 短髪 acidゆきひろさんを見てるんだけど。
あれからまたさらに短くなってるし、…まだ見慣れてなくて、すごい新鮮。
ライトが当たった毛先は柔らかそうで、まるでヒヨコ羽毛のようだと思った。
毛先のはね具合がモンチッチみたいだ、とも思った。

…カッコイイ例えができなくてゴメンナサイ。(´Д`)


■ ナベ → アンツ
改名(笑)後、彼を見るのはコレが初めて。
名前が変わったっつっても、彼は彼のまま相変わらずの存在感で、たいそう癒されました(笑)。
この日の出で立ちはすんごい普通のTシャツっぽくて、他のメンバーと比べても、かなりコンビニに行きやすい恰好(笑/衣装の非日常感を表現するのによく用いる手法。「コンビニ行ける恰好か否か」)だったのではないかと。
ただし、ライブ後半、次第に前に移動するにつれて、衣装の腰から下も明らかになってって。
黒の、膝少し上くらいの丈の…スカート?重ね履きしてたよね…。
スカート、けっこう光る素材っぽかったので「レザー?」とか思ったけど、あんまり確認できんかった。
あ、私、さらっと“重ね履き”って断言してるけど、私が見れたのはあくまでもスカートまでなので、重ね履きじゃなくて下はスカートだけって可能性もゼロではないよね(笑)。
(※ほぼゼロだろう…/笑)

あ。
“コンビニに行きやすい”と例えたのは、あくまでも上半身に来てた服が、であって、ゴスメイクっぷりは相変わらずよ。
コンビニにいたらけっこうビビる感じです(笑)。


■ うろ覚えセットリスト前半戦
2曲目で早々に『imagining noises』が。
去年の秋のライブでも早いうちにやっちゃったよね。
2003年のツアーでは、後半の最終兵器の一発目を飾ってたターニングポイントなナンバーだったので、、早いうちにやられると「えっ?もう!?」ってなっちゃう…。
なんか「勿体無い」って感じ(笑)。この曲は後半でノリたいな〜。

あと、比較的早い段階で『perpetual motion』を。
これは最初のほうにやっとくべき曲ってイメージ(笑)を抱いてるので、落ち着く。

新しいアルバムの曲でわかったのは、アンツくん作曲の『chill』と、 アグレッシブに攻めまくる『egotistic ideal』の2曲くらいでした…。
他はまだ曲とタイトルが一致しないので、ライブで聞いてても、それがニューアルバムの曲だということはわかっても、あとからは何をやったのか思い出せない(爆)。
『egotistic ideal』は、CD聴いて、きっとライブで楽しいだろうな〜と思ってたら、期待以上に楽しかった!
両サイドのギタリスト、アンツくんとキシくんがオイシイ(でもアンツくんしか見てへんかった…)。 今度は歌詞覚えていこう〜っと。

ライブ行ってみてすごい実感したんだけど、今回のアルバムって、すんごく“歌”って感じのメロディアスな曲が多いのね。
今まで、acid の曲って、どっちかっていうと(どころじゃなく)“音”を聴いてる感じで、私は、トモくんのギターやナベくんのギター(以下略/←ひどい)と同じく、ゆきひろさんのボーカルも“音”として聴いてた、ような。
最近の acid ゆきひろさんてば、歌を歌ってるって感じがひしひしと…。
以前に比べて、ゆきひろさんのボーカリストとしてのパフォーマンスに目を奪われる時間が少なくなって(いい意味でね!)、比重が歌を聴くほうに、より傾いた感じがします。
だから、歌詞とか気になる。
前はあんまり気にならなかったのに。
たまに「うわ〜、ゆきひろさんが歌ってるわ〜!」って、今更なことを今更思ったりして、妙に気恥ずかしくもなる。

…ゆきひろさんの歌が上手くなったってことっすかね!? なんか、上手くなったとか言われたら、ゆきひろさん嫌がりそうだけど(笑)。

中盤で『faults』ってのも、わりと定番、定位置、かな〜。
今年こそ歌詞を覚えてライブに臨みたい…。
ひそかな野望。


■ 中断&身づくろい
中盤、このへん?(『faults』より前だったか後だったか…)で、機材トラブルだかでちょっと停まりました。
御大曰く「また機材がトラブッたよ…」とか。
水戸か東京でトラブッたってことなのね?
私は今日が初日なので“また”とか言われてもよくわかんないです。
てゆーか、それ言われて「そういえば今日は初日じゃなかったんだった」って気付いたよ(笑)。

中断ついで?に、脱衣ゆきひろ
黒ニットは、どうやらジップアップ式だったらしく、けっこうカンタンに脱げた。
でも脱いでも暑そうなのには変わりなかった。
ていうか、ニット脱いだら、凄かった。
もんのすご〜く汗かいてることがわかる、ブラウスの貼りつき具合が。
濡れて貼りつくシャツにトキメキを覚える感覚の持ち主なら、 このゆきひろさんの出で立ちは、非常に美味しく頂けたと思います(笑)。

微笑ましかったのは、ニットを脱ぐときにイヤホンが外れて、スタッフさんが脱がすの手伝いがてら(いや、脱いだニットを預かりにいったついで?/脱がす手伝いだったに一票!/笑)、外れたイヤホンを、ゆきひろさんの両肩に乗せてた光景。
ひょい、ひょいって、右と左にそれぞれ乗っけてた様が可愛かったの〜。


■ うろ覚えセットリスト後半戦
『irritation』と、『stoop down』もやりましたね。
どっちとも、ライブバージョンがかっちょよくて大好きだ…。
ライブでしか聴けない、ライブならではの、あの、ガンガンに攻めてこられる感じがイイ。

今年の「最終兵器」ナンバーは、『let's dance』『ring the noise』、そして『enmity』の3曲らしいですな。
『let's dance』で、やおら、ブラウスのボタンをはずすゆきひろさん。

脱…!(笑)

でも、
2003年のナミキジャンクションみたいな, ドーパミンばしばしの天井知らずなブッちぎりテンションにはならなかった…。
何でだろう?
 1.ナミキジャンクションのときは端っこといえど最前列だったから。
 2.今回は脱いだといっても前をはだけただけだし。
 3.もとの衣装の着込み度合いが違うため、脱ぐ行為の価値も違う。
 4.髪が長いほうが萌える。
 5.ていうかボンテージ衣装が好き。
 6.私がいくぶん大人に(マトモに)なった。
 7.2003年時に比べて耐性がついている。
 8.対象(ゆきひろさん)が3年分歳をとったから(爆)。
さあ、理由はどれ?(笑)

あとね。ユキヒロさん、ヴォルヴィックを飲んで、ちょっと吹いてた(笑)。
で、ファンに水を撒き散らして、最後に、飛ばしたのは、ボトルではなくフタ。
フタっていいね!
ボトルより場所とらないし、記念アイテムの大きさとしてはかなり理想的だ!

『let's dance』のあれは、自然とやってしまうもんなんですね。
あの…いわゆる“地獄へのカウントダウン”(笑)。
でも、指がうまく動かなくて(笑)ちょっと松嶋菜々子を思い出したよ…。
わたし、脳年齢やばくないか!?みたいな。
あとね、5からのカウントダウンは片手でできる(私はできてないけど・笑)けど、最後の9からのカウントダウンを皆さんが両手でやりはじめたらどないしようかと、ちょっと頭の隅っこで余計なことを考えてました、スミマセン(笑)。

ライブ後半は例によって昇天するキモチよさだったけど、全体通してみると、戦ったって感じだけじゃなくて、鑑賞したって要素も残ってた…。
戦い足りないっていう、ネガティブマイナスな感じじゃなくて…。いい意味で。
『purification』の世界を聴かせてもらったっていうか。
あ、“2回目のツアー”って感じがしたよ。
初めてのツアーじゃないなって感じ。


■ antzコール
いやー…呼びづらくて困った。(笑)
acid ライブで、私がメンバーの名前を叫ぶときって、理性あんましなくって、衝動?の割合が高いのね。
ゆきひろさんの名前を叫ぶときは、ほとんど理性残ってなくて(笑)、ナベさんの名前を叫ぶときも、まぁまぁ無意識。
ちなみに、対象がヤスオの場合は、しっかり理性をもって意図的に「ここでヤスオコールだ!」って感じで名前叫んでます(どういう意味やねん/笑)。
ナベくんがナベくんでなくなってしまったおかげで、衝動で名前を叫ぶという行動にものすごいブレーキがかかってしまったよ…。

前半、彼をアンツくんとはどうしても呼べなくて。
「どうしよう!叫びたいのに叫べない!なぜ昔の名前で呼んではいけないの?」と、こっそり勝手に寂しい思いを抱いてましたが。
周りのファンに洗脳されて
「彼はアンツくんなんだ!」という暗示にかかり、終わりごろはしっかり今の名前で呼べるようになった★
だって、汗かいて前髪からすごい雫が落ちてきてる様がかっちょよかったのよ〜。
叫びたい衝動を押さえきれないのよー。
今回みたく、Tシャツとか、わりとフツーの格好されると、フツーにカッコいいことがわかってドキドキします(笑)。

…でも、私の中では、まだまだ定着しないなぁ、antzって名前。
もっと無意識で「アンツー!!」って叫べるようになりたい(笑)。

…って、これ書きながら実感した。
私…、トモくんとキシくんの名前をライブで叫ぶ回数がほとんどないよ…(笑)。
上手側に偏りまくってます。




■ アンコール待ち
アンコールがかかってから、実際にメンバー出てくるまで、けっこう時間あったんですよ。
客電こそ付かなかったけど「本日の公演は終了しました」アナウンスは2回くらい流れてたし。
まだ8時半なのに。
「えー?ひょっとしてこれでほんとに終わりじゃないよね?
 今日のノリからしたら、これで終わらないよね?
 …でも…もしかしたら…ホントにこれで終わり…?」
――――って、なんか逆に、待たされた&焦らされた感じがよかったのかも。
メンバー出てきたとき嬉しかった…。
3年前の e.l.l. での「もう終わりなの!?」感が、わりと残ってたみたいです。
3年越しで満たされた(笑)。


■ アンコールMC
ステージに再登場したゆきひろさんは、すっかり前ボタン全開になってました。
まぁまぁ!!(笑)

相変わらず、目がキラキラでした。
バンビちゃん健在だ…。

「みんながあんまり熱くさせてくれるんで…。俺、着る服間違えちゃったよ」

わりと可愛いモードで、そんなようなことをのたまうゆきひろさんに、客は和み笑いモード。
誰もが「そりゃー、そんだけ暑そうな服着て、ライブやったらさぞ暑かろう」と。

しかし敢えて言おう!
言わせてもらおう!
いかにも暑そうな恰好から1枚1枚脱いでもらうからこそ鑑賞のしがいがあるのだ!
だから、アナタの選択は間違ってない!
ていうか萌えを押さえた正しい選択だったと、敢えて言わせてもらおう!
さすがはゆきひろさん!
それでこそゆきひろ!
 ※私がいだいているゆきひろさんイメージ=自分の見せ方を無意識で心得まくっている危険人物

ていうか、アンコールMCんとき、ゆきひろさんが、指先を舌で舐める仕草をしてのけたんですよ。
しかし、その行為に思わず無反応でいたくらい、今日のたかすみさんは至って普通のファンな視点で acid ライブを見ていました(笑)。
フツ〜に、名古屋でノリがよかったってことが嬉しかったみたいです。


■ “アンコール”かと思った
アンコール1曲目で鳴ったイントロに、一瞬、2回目の『faults』かと思ってしまいました(笑)。懺悔。
ダブルミーニングで“アンコール”じゃん!みたいな(笑)。
演ったのは『amniotic』
『amniotic』『faults』を同じ日に同じライブで聴くと、ああ、別の曲だな〜って、なんか不思議な感じ。
もしかして、私が acid android のライブを初めて見た大阪バナナホールで、この2曲をやったような気がするのですが、耳かきひとさじ分も自信がないので(笑)今のは無視してください。

アンコール2曲目は『it's fine day』
「そういえば、これやってなかったじゃん!」――――みたいな。
危うく、聴かずに満足させられるとこだったよ(笑)。

この曲の間中、ゆきひろさんの…腹が……気になってしょーがなかった…。
私の記憶の中のゆきひろさんの上半身裸に比べると、いささか、腹がやわらかそうに見えたのです。

――――ごめん、今のナシ

きっと気のせいだ(笑)。


■ ダイブトゥヘル
『it's fine day』。が終わったあと。
キワメツケ。最後の最後に、ゆきひろ、ダイブ。
「うわあ、飛んじゃったよ…?」って感じ。
最後は疑問系ね(笑)。
「飛んじゃうんだ?」みたいな。

ああ、もう、完全燃焼しきったね!名古屋なのに!
平日の名古屋だし、ツアー序盤だし、地元民率けっこう高かったはずなのに。
今日、ホントにノリよかったわー。名古屋じゃありえへん。

ダイブしたゆきひろ氏がフロアに埋もれて、おそらくその界隈が大変なことになっている間。
私は、アンコールが終わったころはあと一歩無茶をすれば最前のバーに届くか?否か?なあたりにおりまして。
ちょうどそのときステージ際に来ていたアンツくんは、そこらへんのファンにかまってくれてました。

ラッキー(笑)。

「はいはいはいはい」って言いながら(※ホントにそう言ってました/)、すごいあしらいっぷりなの(笑)。
彼に触れたのは、気が付いたら落っこちてきてファンの上を泳いでいた水戸ライトハウス以来かしら?
今日は御大がすでに飛んでいて、大変なことになっていたためか、ライブも終わっていてキモチが一応クールダウン済みだったためか、antzくんは飛びませんでした。
が。
antzくんと、上手にやってきたトモくんが二人仲良く並んでて。
“あの”出で立ちのトモくんが、わりと普通の格好のantzくんの肩に手ぇまわしたりしてて。
(※この日、私が唯一覚えているメンバー同士の絡みだった)
仲良さげにじゃれてて可愛かったの〜。
で、横でゆきひろさんがダイブトゥヘル(笑)してるじゃない?
トモくんは、飛ぶふりして笑ってた…だけじゃなくて、ファンの子かまってたantzくんを、後ろから突き落とすフリしてみたり。
しかも、とてもいい笑顔で。
トモくんが何をしようとしてるか気付いたときの、マジびびり表情のantzくんが微笑ましかった…。

下から見てる側としては、ちょっぴり本気で「ヤっていいわよ、トモくん!さぁ、落とせ!」と、思ったり思わなかったり。

ウィリー・ウォンカなトモくんが上手サイドに来てくれたときは、間近で見ても相当面白い出で立ちだと、まずそっちに感銘を受けましたね(笑)。
等身大のウォンカさんだよ!みたいな。いや、トモくんですが(笑)。
トモくんに触ったのって広島ナミキジャンクション以来…、じゃないわ。翌年の横浜んとき以来だ。

あ。タオル手渡しは相変わらずっす(笑)。

そのあと、ヤスオも来たよ。
(※この間、ずーっとゆきひろ御大はフロアに沈んでいます/ゆきひろ氏の方へ行く気はゼロだった私…)
ダイブした後の一部始終を録画していたスタッフのビデオカメラをヤスオが受け取って、客&自分を撮ってたんだけど、あれに写ってたらイヤやな〜。視界に残りたくないくらいボロボロだったし。
ていうか、ほんとにイヤ(笑)。

ヤスオからビデオカメラを渡されて、キシくんも客を撮影…すると見せかけて、モニタのディスプレイで自分の髪をととのえる(笑)。
そんな小ネタをかませるまでの余裕が。
ああ、君も成長したねぇ…(←そういう問題か?/笑)。


しばらくの後、ゆきひろさんが無事にステージに復帰したあとも、ゆきひろさんをはじめ、それまで上手でファンをあしらっていたantzくんその他メンバーも、将棋倒しになったあたりを皆して心配そうに眺めてたのが、そんな場合じゃないんだろうけど、はたから見ててちょっと面白かった…(笑)。
だって、さっきまでステージの上と下でキャ〜!とか やりやられてたのに、さっきまでのノリがウソみたいに冷静になって、みんなして同じとこをジーって眺めてんだもの〜。

最後は、下敷きになってたファンの子ら全員の無事を確認して、ゆきひろさんが軽く親指だけ立ててグッジョブサイン(笑)を出して、うなづき、ステージ下のこちら側も親指でGood!を出しつつ。 そして、最後の最後。
ゆきひろさんたら、そろえた指先を唇にあてて。 「え…っ?やるのか?やるのか?
 その仕草のあとに続くことといえば、あれだろ?
 やるのか!?
 アナタがそれをやるのか!?
 …ライブハウスの至近距離で!?」
――――と、見ている側を散々(そりゃもう散々!)焦らした挙句に 投げチュウをかましやがりました。

うわっははははは!!
この人、こんなんする人やったっけー!?
ビックリしたがな!(笑)

あまりに衝撃すぎて、けっこうフツーに感動してフツーのファンっぽく健全に楽しませてもらったわりに、最後の最後で「キャー!」ってしそこねた!
なんのネタかと思ったよ!

だって、ゆきひろが投げチュウて! ハイドさんとかじゃあるまいし!(笑)

今日が、ゆきひろさんにとって、ものごっつゴキゲンなライブやったのか。
それとも、いつもと違う食べ合わせでゴハン食べたとか。
もしくは、愛に目覚めたとか。

投げキスの理由はどれですか。(笑)

はけていくメンバーを見送った後、拍手が起きて。
すんごい綺麗に「おお…、終わったぁ〜〜!」な感じがした、いいライブだったな〜。


ライブ終了後は、しばらくフロアでボーッとして。
既に人気がほとんどないパルコをエスカレーターでがんがん下って、名城線+桜通線で名古屋駅まで帰りました。

普通なら、名古屋駅近辺にマイ自転車(名前は“シャア専用”)が停めてあって、名古屋駅からは自転車に乗って自分ちに帰る…というコースなんだけど。
この日は、何で自分の家に帰れないのか(笑)不思議な感覚でした。

朝から1日ずっと名古屋にいて、感覚が既に名古屋市民に戻りきってたのよ…。
だから、今回のライブのノリがよかったのも“地元で大当たり”的な喜びが。
もう地元じゃないんだけどね(笑)。
今度、福岡でも acid を見るけど、そのときの地元感覚と、名古屋で感じた地元感覚はどっちが強いか、ちょっと興味ある。
自分が今どこの人間なのか(笑)。

この日は、あまりにもアタリ感が大きかったので、2日後の京都、本来行く予定だった(…がチケットが取れなかった)京都も「もう行けなくてもいいや」ってなっちゃいましたですよ。
そのくらい、すごいいいライブだった…。


[2006.06.19 up]


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reported by tksmism | takasumi