SALONKITTY / matsuyama 2006/07/02 [sun] / sunny day
::::::: 松山 SALONKITTY open 17:30 start 18:00 :::::::


降水確率90%って出てんぞ、天気予報には…。
だってのに!…なんじゃあ、この快晴っぷりは!

―――― 松山の空は青々と晴れ渡っておりました…。

昨夜の高知で最終日を迎え、本日、岡山に帰るはずだった連れと、何故か一緒に松山入りしたのが13時半ごろ。
岡山へ帰る最終電車が20:25で、ライブが終わってから果たして間に合うかどうか?のギリギリなラインなので、JR松山駅で電車が停まるホームがどこか下調べをしたり、ロッカーの場所を確認したり、切符を先に買っておいたり、と、終演後ダッシュ駆け込み乗車の入念な準備をする。だって、いくらライブが楽しくても、家に帰れなかったら完璧な勝利(笑)じゃなくなるっつうの。

みどりの窓口で切符を買う彼女を待っている間、私が見ていたのは、壁に貼ってあったJR四国の時刻表。

…松山から21:30に出る最終の「いしづち36号」高松行きって、坂出で岡山行き最終電車に2分で連絡してるじゃん…???

窓口で切符を買っていた当の本人も、壁に掲示してあった松山駅の時刻表でそれに気付いたらしく、「「これなら帰れんじゃん!?松山からライブ見て岡山ヨユウでOKじゃん!!」」と、何故か岡山にはカンケイない私も一緒に異様に盛り上がる。
やっぱり、ライブ終わってから帰れるかどうかの瀬戸際って心理状態は、できれば避けたいもんねぇ。 自分がそーいう状況ならまだいいけど、連れがドキドキしながら帰りの時間を気にしてるってのはイヤだわ。ここは余裕シャクシャクで存分にライブを楽しんでってほしい。
昨夜の高知ライブが終わった後で「これで明日、松山でライブ見てる君はすごくカッコイイと思う」と、そそのかして背中をガッツリ押した「ダメな大人」の先輩としては(笑)、昨日より今日のライブのが大当たりであってほしいし、彼女的最終日として申し分ないライブを松山で楽しんでいけたらと思うし、んでもって最後はキレイにおうちに帰れてほしいわけですよ。

いしづち36号という隠れた(※別に隠れてない)最終電車の存在のおかげで、彼女が岡山に帰れるか否かという問題もさっぱり解消したので、早々と勝利をかみしめつつ、JR松山駅に荷物も預けず(笑)松山市駅方面へ。
お昼ゴハン食べて、化粧なおしとか着替えとかしたんですけど。
松山市駅の高島屋のパウダールームって最高ね!
自分の家のよーにくつろいだ挙句にケイタイの充電までしちゃいました(爆)。
また、松山でライブ見ることがあったら、ぜひ着替え&休憩に利用したい。


サロンキティまでの道のりは昨日予習したのでバッチリ(笑)。
途中の本屋で、最近の音楽業界(ラルク周辺)のお勉強をしつつ「はぁ〜、世間では acid 以外に色々動いているのねぇ…。acid と同時進行で日本全国かけめぐってるHYDEさんくらいしか知らんかったよ」と、フツ〜に新鮮に驚いた(もう私、マジでラルクファンじゃないかも…/遠い目)。

■ それでいいのかメンバー車リターンズ
さて、16時半前ごろに会場到着。
ところで、昨日のキャラバンサライに引き続いて、なんで会場入り口ど真ん前に停まってんですかメンバー車。あの不自然なまでのスモークっぷりはガチでメンバー車だろ(笑)。 いくらここが四国だからって、もっとひっそりこっそり裏側に停めておくとか、そーゆうのなくていいわけ?
ナンバーが同じだったので「昨日の車だ」って確信してたけど、前のほうに近寄って見て、さらに確信。
ダッシュボードの上にやっぱり 5匹の黒ウサー!!(喜)
そして、さらに車の中を舐めるように観察。
まず、車の前部分にはめっちゃ草っぽいゴミが付着(笑)。あああ、洗車したい…。
キイには八坂神社のお守り。
京都ですか?京都で買ったんですか?
そして、運転席と助手席のあいだにはCDともセットリストとも違う(どっちかいうたらセトリに近い?『chill』とか『ring the noise』とか『let's dance』入ってて16曲くらいの)CDを発見。
そしてさらに、CDの上には、昨日高知でメシ食ったときにもらったのか?(※tracksondrugs blog 2006年7月2日の投稿「唐揚げカララ」参照)チックな、バナナを発見!
っきゃ〜〜!!!(笑)
たとえアレが普通にお店で買ったバナナだったとしても(それはそれで愉快だが)、決して事実が acid 側から語られることがない以上、目撃したファン的「あれはアンツが高知でお店の人にもらったバナナ」として、かなりの幸せアイテムであることに違いないわけです。
アンツ、素敵なネタをありがとう!愛!
そして、サロンキティに来る前、高知のホテルのロビーであの記事をチェックしていた自分たちに拍手喝采自画自賛!!(´∇`)

会場前には、ケイタイでサロンキティの写真を撮ってる子たちがけっこういたんだけど、 既にチケットとドリンク代以外の荷物を全てロッカーに預けてしまっていた(あ、ミニタオルと目薬と時計も持ってました)我々は「ライブハウスの写真を撮るんじゃなく、この…このメンバー車の、ダッシュボードの上の黒ウサギと、あのバナナの写真を撮ってくれ…!そして私のケイタイに写メールしてくれ!」と、わりとじりじりしていました。
だって、絶対、関東のライブハウスとかじゃ、こんな真ん前にメンバー車停めたりしないでしょー?


■ サロンキティ開場前
荷物預かりが、長野のCLUB JUNK BOX と同様にゴミ袋やってんけど。
貼紙に
コインロッカー限定18戸
高級シースルーバック(ゴミ袋)
て書いてん(笑)。ナイスなセンスだ、サロンキティ。
しかも、松山ってゴミ袋、黄色いのね…。
はっ!もしや愛媛!?ミカン?いよかん?(笑)

17時前くらい、16時半くらいまでリハやってたよ。『daze』とかやってたね。
アンツの声もしっかり聞こえてた(笑)。

すっかり忘れそうになっていたが、今日のチケットを持っていない連れは 当日券を買う必要があるので、入り口近くでずっと待ってたんですよ、17時の当日券販売開始を。
そしたら「当日券買われる方ですか?」って声かけられて「あ、この人も仲間かな?」って思ったら「1枚チケット余ってるんですけど…、でも、二人分はないからどうしようかと…」って!
「「いや!チケット必要なのは1人分だけなんで全然OKです!!」」
と、いしづち36号に引き続いて(笑)またしても大興奮の我々。

ホントなら昨日の高知で最終日を迎えていたはずが、松山でライブを見る連れ(私)に背中を押されて、現地入りしてから1時間以上遅い最終電車の存在を知って帰宅できるか否かの心配が必要なくなったばかりか、5000円の当日券ではなく前売り(しかも私より整理番号が20番も前/笑)を4500円で譲ってもらえた、彼女にはやっぱり、acid ライブに関しては何かが憑いているとしか思えない…。
※ 高知で整理番号6&7番をゲットしたとか、3年前のツアーの電話予約時にコール1回目でつながってしまったとか、とにかく彼女のacid運は強い…。

そんなわけで、ライブを見る前から、もう勝利感でいっぱいになってました。

■ サロンキティ開演前
サロンキティは、かなり小さめだけど普通のライブハウスって感じ。
フロアの後ろに段差はあるし。天井はやや低いけど、ライブハウスって感じの仕様だし。
キャラバンサライの「ライブハウスぅ?これがぁ?」な内装と違って、「これならイイかも!」って、またしても、ライブ見る前から再び勝利の予感。

ドリンクを先に引き換えて紙コップはサッサとゴミ箱へ。
「今日は攻めよう」と誓う我々。
一人で差しに行くのには、今回のツアーで充分に鍛錬した(笑)けど、 連れと一緒ではたしてどこまでいけるかな?
まぁ、イケるとこまでいってやるさ…。
開演時間を少しばかり遅れて松山ライブスタート。
オープニングSEは昨日と同じ。
それでは今回も、セットリストをババッとあげていきましょう。

1. 『pause in end』 2. 『daze』 3. 『egotistic ideal』
4. 『perpetual motion』 5. 『circle』
6. 『double dare』 7. 『chaotic equal thing』 8. 『unsaid』
9. 『faults』 10.『purification』 11.『hallucination』
12.『chill』
13.『imagining noises』 14.『let's dance』 15.『ring the noise』 16.『enmity』

En.1『it's a fine day』 En.2『stoop down』

■ 本日のお召しもの
始まってすぐくらいはアンツ前の3.5列目くらいでしたが、最終的には 最前のフェンス(バーじゃないの!フェンスなの!しかも目がこまかいフェンスで、脚とか出せなくてツライ…。膝とかガンガン当たっちゃう)に膝とかあたって普通に手をかけれる2列目まで迫っていけた。
全体をとおして、視界良好。

→ ゆきひろさん
黒半袖Tシャツ。たぶん熊本んときに着てたのと同じTシャツだったんじゃ…って気が。
下は長崎と同じですね。レザーのおしりガード(笑)。
リストバンドやその他アクセ系はいつものとおり。

→ アンツ
またしても重ね着。
長崎で着ていたカジュアルめのノースリに、福岡で着てたピタピタ忍者(笑)の長袖。
あ、しまった。しっぽの有無を覚えてねぇ(笑)。
あとね、今日は髪がかなり立ってたのよ〜。
九州シリーズでは、フツ〜にサラサラ(笑)でおとなしめだったと思うのね。
久し振りにトサカ立ててるアンツを見た気がする。
ていうか、ゆきひろさんよりアンツに行数かけてる私ってどうなの。

→ キシくん
福岡で見た赤黒ネクタイをしめていたことしか覚えていません(笑)。

→ トモくん
昨日に引き続いて、またも素肌ジャケット。
昨日も今日も晴れてて暑かったからねぇ…(笑)。

→ ヤスオ
ごめんヤスオ…。君のことはけっこう見てはいたんだけどね…。


■ アンツが熱い…!
『daze』『egotistic ideal』で、既にものすごい熱さをかましていたアンツ。
吠え方(笑)もすごい気合いだし、動きも振り幅広いのよ。
特に、今日はステージが昨日よりかなり狭かったから、よけいに、動き回るアンツが “ところ狭し”って感じで目立つ目立つ。
やー、もう、高知ライブの後半から、アンツ熱が再燃してきて、 今回の松山ではこうしてアンツ前に戻ってきた(最近ずっとセンターにいきっぱなしだったからねぇ…。おかえり私)かいもあるというもの。
四国でのアンツは何だかすごいね。
なんて見ごたえのあるギタリストなんでしょう。そういえば歯ごたえもありそうです(笑)。

■ もしかしなくても唯一の喋り
3曲目の『egotistic ideal』で、ユキヒロさん、早々に(ホントに早いね) 本日のひとこと。
「跳んでいこうか」
……だったっけ…??
いや、あんまり序盤に言われたセリフなんで、ライブ終わってからじゃもう覚えてな…(爆)。
ちなみに、ここでの喋りが今回唯一のユキヒロトーク。
定番だったっぽい『ring the noise』での 煽り一言(例;「もっと来れんだろぉ」「飛べよ」(命令形←)「おら、行くぞー」(←教師風)など)も無かった。

今回の松山に期待していたのは、ぶっ壊れバイオレンス系のユキヒロか、もしくは地方でたまに 目撃されているほのぼのハートフルMCをかますユキヒロか、どちらかだったのですが。
とりあえず前者のユキヒロが見れれば、別にMCしてくんなくても全然OK。


■ セクシー系ゆきひろ
この人はたまに、何気ないところで不用意に壮絶っていうか凄絶な色気を醸し出すよね…。
今日の『double dare』はセクシー系ゆきひろでした…。
それも、しぐさとか狙ってやってるふうなわけでなくて(そんなユキヒロはどうなの/笑)、全体トータルして色気を醸し出すという相変わらずの上級者っぷり。
のけぞりながら歌う喉元にも相当ヤられた(だって汗が!アゴから胸にかけて伝い落ちる汗が!/←変態)。
さらに、歌ってるときに、よく左手を体の後ろにもっていき気味で、身体をややひねった感じになってんのが、なんか…こう…、イイ身体してんなぁ…と。鍛えてるとかそういうのとは別の意味で、イイ身体だと(笑)思いました。たぶん、言葉の意味的には「そそる身体だなぁ」ってのに近いですね。
ゴメンね、変態チックで!
まさか『double dare』でユキヒロの色気にヤラレルとは思わなかった…。
もともと個人的に大好きな曲ではあるけど、セクシー系ゆきひろって言ったらそりゃ『relation』とか『into air』とかさ。
予想外なところで来たから余計に萌えたんかな。
ほんと、かさねがさね変態チックな見方しててごめんね!
でもイイと思うよ。そーゆう魅力は大事だよ。
ゆきひろさん、アナタにならわかるはず!(笑)


■ デス度があがっていく
九州、四国とかけて、『chaotic equal thing』のデス声っぷりがあがってってる気がします。
あの“wasteful hand...”の“was”って部分、どんどんデストーション激しくなってってるんじゃ?
ドイツ語では“W”の発音は英語の“V”な感じで“ヴ”ってなる(そのかわりドイツ語の“V”は英語の“F”みたいな感じで濁らない)けど、ちょーどそんな感じですね。
確実にここのユキヒロさんの発音は濁ってきてるね。…ベルリン仕様?(笑)
もう、CDの歌い方と全然違ってきてる。
あの、ひずんだ声の感じが、ワタシ的に、ユキヒロさんの歌で好きな部分のうちのひとつなんで、毎回、この曲のこの部分になると、その一ヶ所だけでグッサリ刺された感じになる…。うう…(恍惚)。

あと、後半の激しさも増してってるよね。
ユキヒロさんだけじゃなくて、ギター陣も。
ユキヒロさんはセンターで頭ふりまくった挙句にマイクコード振りまわしながら腕もガンガン振ってるし。
曲の最後のシメ方も男っぽさ全開で好き。

松山の『chaotic equal thing』は素晴らしかったよ。
この曲終わった瞬間に「絶対に昨日よりイイ!間違いなく!」って確信したもん。
…ああ、ホントに好き!!


■ 吐息もいろいろ
どの曲でだったかちょっと思い出せないんだけどね…。
たぶん『unsaid』とかそのへんの曲が、終わったあとか、始まる前かで、 音鳴ってなくてけっこう静か〜なときに、ゆきひろさんが、はぁ…っ て、深い息をついたのね。
腹から思いっきり吐き出したよーな吐息で。
ていうか。
…それって溜め息っていわない…? みたいな。
疲れて息吐いたっていうよりも、深呼吸したっていうよりも、アレはむしろ溜め息でした

■ 歌うギタリスト
アンツが歌ってんの見たのって『chill』でだったかな〜〜。
なんか、サビ半分くらい歌ってたんだよね。
この曲の歌詞はアンツくんだしねぇ…。(ユキヒロがアンツの書いた歌詞を歌っているという事実はじっくり噛み締めれば地味にだが確実に萌える/笑) ワタシが見てないだけで、けっこう一緒に口動かしてる曲ってまだ色々あんだろうな。
たぶんキシくんとかも。…トモくんとかも?

■ 後半戦突入前の地殻変動
『chill』が終わって、そろそろ キイ曲『imagining noises』のデータをロードしてそう(笑)な予感がひしひしと漂う長めの空白時間。
ワタシの前、2列目にいた子が、突如、無理矢理最前列へ割って入る。
ものすごく突然、かなり強引だったんだけど、でも、入っていけてた。
…素朴な疑問として、割って入ったってことは、最前列のそこにいた人はいったいどこへ消えたのかという(笑)。
まぁ、ともかく、その子が引き起こした些細な地殻変動を利用して、我々も2列目までコマを進めることができたのでした。
あんまり、曲やってないときにポジション移動すんのって好きじゃないんだけど。
利用するものは利用しますよ(笑)。

ところでサロンキティって変なの。
前のほうに来てわかったんだけど、3cmくらいの段差があって、前のほうがちょっと高いの。
前から3列目くらいは床が高め。
前が高いなんて思ってもみなかったから、ちょっとビックリしたよ。
『faults』くらいでだったか、その段差に、私の後ろにいたやや体格のよろしい女の子が無理矢理に乗って来て、そんときは本気で「無理無理!絶対に無理!降りて頼むから降りて!」と思った…。マジで。
前よりセンターで大勢にもまれるのはいい(ていうかむしろ好き)だけど、後ろとか横の人に明らかにターゲットしぼられて1対1で押さえつけられんのはイヤだ(ビミョウに違うのよ…)。


■ 手にしているのは武器ですか?
『imagining noises』…でだったかな〜。
ユキヒロがマイクのコードを持ってぶんぶん振り回してたのはこのへんですか?
てゆーか、コード持ってマイクを振り回してたような気も(笑)。
その持ち方は、歌うための道具としては間違った持ち方だけど、でも、武器っぽくて好き
やっぱり、この曲は後半で聞きたい曲だと思いました。

■ 後半3連曲
天井に設置してあったミラーボールが、ここまであからさまにキラキラ輝くとは(笑)…な感じの『let's dance』
トモくんがステージ奥から華麗に舞いながら(いや、別に舞ってないけど…。ニュアンス的にひらりと舞いながら出てきた感じが)キシくんの隣あたりに出てきたのはこの曲でだったかね。
今朝、高知のホテルを出る前に、トモくんのブログを見て
「くそう…。ぬぁにがユキヒロくんとデート だぁぁ?さらりとそんな単語を使った挙句に詳細を伏せてるあたり余計に、つーか普通に小憎らしい、この男…!」と、敵対心(笑/私にとってのトモくんはやっぱり、acid android のメンバーというよりも、初期イメージの「おかしなくらいユキヒロと仲良しをアピるユキヒロ愛☆な男」なのよ…)を再認識していたワタクシ的には、前に出てくるなら頼むからそこで留まってくれ、というスタンスでおりました。
もしもアンツ前にトモくん好きって子がいたら悪かったけど(そーいう子は下手がわに行くんじゃ?)、とりあえず、トモくんが、キシくん前で ひととおりギターソロをかまして、すぐに自分のポジションに戻っていったのにはホッとしました☆
だって、目の前にトモくんに来られたら
「ああ、この男がユキヒロとデートした男…!メラ!(※火)」ってなっちゃうじゃん…。

いや、別にデートでも何でもバンバンやってくれてかまわないんだけどさ…。
むしろ、男2人で一緒に行動したことを「デート」とかゆっちゃうトモくんには 「グッジョブ!アナタって実にナイス人材!」と思う気持ちもなくもないんだけどさ。
オトメ心は唐草模様のように複雑なわけよ


■ 愛しさを覚えるのは過ち?
もう何度もやっているハズの『enmity』で。 何故か、曲の入りをはかりかねた挙句に入りそこねたユキヒロさん(笑)。
この曲って、最初に、ユキヒロさん、思いっきりのけぞって上向いたままシャウトかますじゃん?
あれが入れなかったの(笑)。
なんか、おっきい深呼吸みたいな吐息で曲始まっちゃったのよー。
うあははは!(喜) どんな始まり方の『enmity』やねん!
かーわーいーいーヤツめ!

――――って思うのは間違いでしょうか…(でも可愛いって思っちゃったんだもん…)。


■ ヤスオロックオン
えー…。『let's dance』でダイバーが出現しはじめ、『ring the noise』でパトランプが赤くまわり、…そして『enmity』に至っても尚、
ゆきひろさん、3曲まるまる後ろ向きっぱなし…(笑)。
てゆーか、ヤスオと差し向かいで後半3曲まるまる歌いきるって、それはどうなのさ。
ヤスオ、滅多に味わえない贅沢させてもらったな!(笑)
その間、私は「ゆきひろさんが見ていない隙にアンツとサシで戦える…!チャンス!!」と、 ラストの3曲のほとんどを対アンツの戦闘(笑)に費やしました。
長々と背をむけっぱなしのユキヒロさんなんて珍しいモノは滅多に見れないから、そっちも 見てたけど。
このあたりはいつもユキヒロさんばっか見てたからな〜。
アンツと戦える機会を与えてくれて、ありがとうユキヒロさん(笑)。

さすがに3曲目の『enmity』の頃になると
「このままじゃライブ本編終わってまうで?どうしたんやろう、ユキヒロさん…」って、不思議に 思わなくもなかった。
もしかして前後の感覚がわかんなくなったんじゃないか
 …とか
今さら何をキッカケに前をむいていいのかわかんないんじゃ
 …とか(笑)
激しく歌うユキヒロさんの背中を見ながら、ライブ中、そんなようなことを考えてました。

…あとから思うと、高知に引き続いてやっぱり最前列とステージの間、真ん中に陣取ってダイバー救出のお仕事に励んでいた現地スタッフの冷静な後頭部を見ながらじゃ、イくにイけずに、 終始、後ろを向いていたんじゃないか、と…。勝手に推測。
だって、真ん前で棒立ちされたら萎えるじゃん…。
スタッフの後頭部に向かって叫ぶくらいなら、ヤスオの顔見ながらシャウトするほうが間違いなく気持ちいいだろう(笑)。
よかったね、ヤスオ。

ユキヒロの背中は物凄いストイックでかっちょよかったよ…。
アナタって人は、360度、どこからでも味わえる人よね、つくづく。

今回は、ラストの曲が終わるやいなや、サクサクっと袖にハケていきました。
最近、やたらと長めにステージに残って、お辞儀とかチューとかしてくことが多かったから、 キャアアって歓声あげるよりも「これはホントウにユキヒロなのか?」とか失礼なことを思ったりもしてました。
が、松山で見せた、客に背中むけっぱなしでラスト3曲をしめるユキヒロさんとか、サッサと帰ってしまうユキヒロさんとかは、懐かしい感じがして嬉しかった…。
この、客は関係ないって感じのユキヒロが激しく好き…!!
その背中についていく!
もっとスゴい勢いで突き放して!
―――― って感じ。(M/笑)


ものすごい久し振りに、アンコールとか叫んじゃった…。
いつも、アンコールを叫ぶのは人任せで、たまに手ぇ叩くくらいで、メンバーが出てくるまでの間は、わりと呆けていることが多いんです。
今回、特に、一人でライブ参戦してるから余計に。
でも、今日は、ライブ中に「イイ!今日のユキヒロはイイ!松山イイよ!!」ってかなり熱くさせてもらってたんで…。


■ あれ?ユキヒロは?→正解は15秒後!
アンコール、まず最初に出てきたのはアンツ。
シルエットに向かって「アンツー!!アンツー!!!」と叫びまくり。
続いて出てきたヤスオに癒され(笑)。
そして、ゆきひろの登場を待たず、ボス不在のまま鳴り始めた『it's a fine day』
腕を高々とあげてスティックは回さず(笑)客を煽るヤスオの笑顔っぷりに再び癒されつつ、腕とか上げながらも、
「おいおい、ユキヒロおらんがな!誰が歌うんだよ?いや、そんなラルクアンシエルのよーな飛び道具をよりにもよって acid android がやるわけ…。しかも松山、ストイック系で攻めてきてるし!いやしかし!」と、下手袖を見ていたら!見ていたら!
上半身、裸(ら)!…の御大ゆきひろキタ――――(゜∀゜)――――!!

あはははは!!(狂)

ユキヒロの上半身裸があらわれた(=上半身裸のユキヒロがあらわれた、が日本語的には正しい…)瞬間、思わず、左隣にいた連れの背中をバンバン叩いてしまいました。

てゆーか、何でいきなり既に脱いでんのこの人!!
なかなか出て来ないと思ったら、そんな仕込みを仕掛けてくるとは(笑) 意外なエンターテイナーっぷりです。

たしかに、この日のサロンキティは、ナミキジャンクションと同様、指がふやけるくらいの暑さ&湿度。ステージ上の体感温度も相当だったのかも。

でも、旅人に服を脱がせた理由は暑さ以外の何かだったのだと思える何かが、その日の松山にはあった。

じゃなかったら、『it's a fine day』のイントロで、裸の自分の胸にマイクを叩き付けまくるという、長崎でも見た謎行動には出ないと思う…。
ユキヒロ行動学(←?)的には、あの行動はどういう感情の表れなんでしょうか??

名古屋で見たときに浮上したユキヒロさんの腹が出ているんじゃないか疑惑ですが(笑)。
長崎でTシャツを脱ぎ去ってくれたときに「腹オッケー!キレイな上半身!!ゆきひろ健在!」って確信したんだけど。あのときは、でも、真正面だったじゃない?
今回の松山で斜め横からじっくり(笑)見てみて「やっぱりオッケー!!全然オッケー!むしろ腹筋割れてる!(笑)」って、さらに確信を深めたよ。

…でもヘソまわりはやっぱり触るとやわらかそーな感じがした…。
ヘソまわりって筋肉つかないのかね?(笑)

ローライズなおかげで黒パンツの見えっぷりも健在。
あと、腹の筋肉の線がねー。よくできたヤオイ漫画で描かれてる感じの線みたく出てて(笑)、特に下腹部の、股間(笑)にむかって下がってくラインとかがね、 「すごいなー、絵に描いたよーな腹だぁ…」って変な感心の仕方をしてました。
しかも今回、斜め横から見てるから、長崎のときと違って乳首が勃ってんのがものすごいよくわかって(爆)、あんまりそこばっか見んのもどーかと自分でハッと我に帰るくらい、たまに釘付けで見てしまってました。
…えーと。ごめんなさい?(謝るところなのか?)

しかし、ユキヒロさんの身体って、色々ちょうどいいよねぇ。
あんまり筋肉が強調されてても、オトメ的には(笑)引くじゃん?ま、好みにもよるだろうけど。
ドラマーのユキヒロさんはツアー後半になるとアンバランスに筋肉ついちゃってそれこそアンドロイドみたくなるけど、acid ゆきひろの身体は何か色々と…イイ…。(笑)
センターで暴れまくってくれるから、鑑賞しやすいってのもあるかもね。

最近、上手側でアンツくん見てて
「ああ、なんかいかにも男の人って感じの体つきでカッコイイよなあ。背も高いし腕とかガッシリしてるし、ゆきひろ1人がジャンプしながら当たったくらいじゃ全然平気だよ…」
と、こっそりひっそりアンツの身体に萌えている私は、たぶん、女として男の身体に見惚れているんだと思います(笑)。
女性誌とかファッション誌とかでたまにやってる“抱かれたい男ランキング”ってやつが 私はあまり好きではない(ていうか「下等でクダラナイな〜」と斜めから切って捨てる)が、どっかで“acid android 内で抱かれたい男ランキング”ってのがやってたら、己のポリシーを曲げて、うっかり無記名でアンツに投票しちゃうかもってくらい萌えてます。
でも、ユキヒロの身体に対しては、なんだか、そーいう感じじゃないのよね。
腐女子的な思考回路で「ああ!ユキヒロの身体!萌え!」ってなってんのよね。

おっかしいなぁ。アタシはユキヒロに普通に恋している(笑)オトメなハズなのに。

え〜と。話をハダカからライブに戻して。(-.-)
『it's a fine day』の間奏で、 客を煽るかのよーに、腕を振り上げる代わりに、マイクを自らの心臓にぶちあてるパフォーマンスをかますユキヒロ。
スピーカーからは、おもいっきり、マイクを叩きつける音が聞こえる。
ていうか、それ痛くないんですか?
マイクあたったところ(ていうか自分であててるんだけどさ)、すりむけてるみたいになってるよ…? 服の上からならまだしも。心臓のあたりってことは肋骨、骨んとこにマイクとか硬いもんをあんな思い切りよく力いっぱいあてたら、痛くないはずないだろーに。
でも、裸になったときにしか、コレやってないよね。
ってことは、肌に直接マイクぶちあてるのが、ユキヒロ的にはイイってことなの?
何が?音がいいの?ボディパーカッションなノリなの?
それとも心臓にダイレクトにくる衝撃がいいの?
それとも肌を傷つけてちょっと痛いのがいいの?
―――― 胸に赤いアトを散らすユキ!
(すまん、言葉の選択が作為的すぎた!でも事実は曲げてないよ!/笑)

ボディパーカッションみたいな感覚でやってんのかな、アレ…。
でも、あの赤い痕は見ていてちょっと痛々しくてそれはそれでそそる。(おや?)

ラストは『stoop down』
ギターがザカザカ分厚い冒頭部分でのフラッシュライトが…!好き…!
曲の最後かな?なんか両腕を鷹みたいな(笑)ポーズに広げてた様がかっちょよかったわ!

セットリスト的には実にコンパクトに終わり、今日も今日とてステージ際には出てこないまま終わった。
いやしかし。
ありがとうユキヒロ!色々かましてくれてありがとう!
高知もね、決して悪くはなかったのよ。
が、最前列にしては何か物足りなさを残したまま「あと3曲くらい軽くいけそうなのに…」な感じで終わってしまったので…。

弾けとんだ勢いでサロンキティを飛び出し、連れと手に手をとって「勝った〜!」と叫びながら横断歩道をスキップしながら渡り、そのまま松山市駅までの道をおかしなテンションで闊歩できたことが、ホントウに嬉しい。
3年前は、福岡でライブを見た友人を行く予定のなかった広島に拉致って、 その夜、大変なものを見せられてしまい、壊れながら広島駅までの道を闊歩したという過去がありますが、ちょっと今回の松山では広島オーバーラップしたね。

■ 書き漏れいろいろ
中盤から終盤にかけてのどこかの曲で、またまたミストーンが鳴って。
ゆきひろさんがピクッてなった気がした(笑)。

ライブ本編でハケるとき、ヤスオとトモくんからんでへんかった?
ヤスオはいつもにこやかだよねぇ…。

あと、アンコール最後ハケるときにアンツがコントレックスを投げて最前列の人がゲットしてました。
コントレックス…。あの、めちゃくちゃ硬度の高い水を飲めるなんて…。
そういえばアンツってミネラル豊富そうな感じよね、見た目(笑)。

…高知では最前列でライブを見ておきながら。
連れにとってもらったチケットで、最前列で見ておきながら何を罰当たりなことを言うか、という感じですが。

――――もしかしたら私は、acid ライブでは、後ろから攻められるよりも後ろから攻めるほうが好きなのかも。(笑)
攻略するヨロコビのよーなものが…。うん…。なんかこう…。



[2006.07.04 up]


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