0916 nagoya e.l.l.
2003/09/16 [tue] ||||||| 名古屋ell open 18:00 start 19:00


acid 初名古屋。万歳。
やっぱり、好きなバンドが地元に来てくれるっていうのは格別です。すごく嬉しい。 初めてなら、余計に。 単純な意味で“移動にお金がかからない”という点でも、嬉しい。
しかし、先に言うてしまおう。
ラクしてライブを観ようとするな、私!(笑)
特に acid android のライブではとっても体力を使うので(ホンマにね…)、気楽にかまえてると、 ライブ1回もたない危険性が。
次回はライブ前にユンケル飲むつもりで(そんな客嫌や/笑)臨みたいです。

というわけで。
おそらくは各方面で、広島や水戸公演とはまた全く違う意味で物議をかもしだしているに違いない(笑)名古屋公演のレポート、いかせていただきます。
整理番号は100のちょい前。
またしても上手スピーカー真ん前の最前をGET。何とかの一つ憶えのよーだ(笑)。毎回似たような位置で見てるから落ち着くというか何と言うか…。あんまり定位置だと憶えられそうです。>「また同じとこに見たような顔が…」
最前で見てみると、この会場ってステージ高いのですよ。 すごく“見上げてるなー”って感じで。こないだの水戸や宇都宮とは大違い。
ステージと客の距離もわりとあって。最前のバーがわりと離れてるんで、手を伸ばしてもステージの上のゆっきーには届きそうもない距離。福岡のときと同じような感じ。
天井も高いし。高さ、広島ナミキジャンクションの2倍は確実にあったね(笑)。
――――と、これまでの各会場と比較した、本日のハコに関するデータはこんな感じでした。

会場内でずーっと鳴ってたSEが、今日、変わってた。アルバム1曲目の出だしの音を延々ループさせてたという。何か、珍しいねー。自分の曲とか使わないじゃない、普通。
でも、ループものダイスキなんで(笑)私。1時間延々と流れつづけるワンフレーズ。かっこよかったです。

やはりほぼ定刻で会場暗転。フェイドインって感じに暗転。
で、何が驚いたって。
…あれ?トモ君出てきた!
キシくんもナベさんも出てきて(ヤスオくんにはここ最近とんとお目にかかってません…/=いつも死角)、少々焦らした後にゆっきーも登場。
…って、1曲目、『switch』じゃないんスか!?
今までのメニューだと、ヤスオくん出てきて、わりと長いこと一人舞台で会場を盛り上げたあとユキヒロさん登場…っていう『switch』が1曲目だったので。かなりビックリしました。 みんな一緒に出てきたってのが。
しかも、曲が。鳴り始めた曲が。
全然聴いたことない曲で。
――――し…、新曲…?」って。かなり度肝ぬかれました。ゆきひろさんが、何も言わずに一曲目に新曲なんてことをするとはとても思えなくて。
とか言うわりには、コレ、冷静に書いてますが。
いや、あの…「新曲か!?」って思ったは思ったんだけど…、その、聞いたことない部分はわりとあっという間に終わって(笑)、何かわからんままに次の…『stoop down』だっけか?(あんまり憶えてないや…)にいっちゃったんだよ。だから、もしかしたら、既存の曲をちょっとアタマだけアレンジかえただけなのかしら?とも思えて。
だから、冒頭のコレは「……今のはいったい!?」って、豆鉄砲くらって面食らってるうちに過ぎ去ってしまった感が。
何か、今振り返ると勿体無いな(笑)。えっらいことフェロモン大放出なボーカルだったんだけど。

では、本日も足元までちゃんと目撃できたユキヒロさんの衣装。
福岡&広島で見られた、acid ユキヒロ制服(笑)のボンテージで来るか、それに比べて格段に機能的(笑)な宇都宮&水戸バージョン(ハーフパンツにルーズソックス・笑)で来るか、もしかしたら全然違う衣装を披露するか、けっこうドキドキしてった(笑)。
結果は。宇都宮&水戸バージョン。
ジップアップパーカーに、スパッツにハーフパンツ重ね履きして、足元はルーズソックス(笑)にスニーカーといういでたち。
特筆すべきは髪型。
何か違う、今までと何かが違う、と思ってたら、ナニゲにツーテールだった。
今までは、アタマのてっぺんでポニーテール作って、ヘアバンドとバンダナ重ねて、サイドというか、後れ毛?は、前や背中に流してたんだけど、今日は、後ろの髪をポニーテールとは別口で、さらにうなじのすぐ上あたりでまとめてた。
…今まで「ゆっきーがツーテールにしたとこ見てみたいな〜」と何度か寝言をほざいていた私ですが(そして何度か描きましたが/笑)、でも…、ツーテール、まさか上下にするとはな…(笑)。
なんて独創的なんだろう、ユキヒロさん☆
ちなみに今日はキシくんの衣装が可愛かった!
白いノースリのシャツに、ネクタイしめてんの!見た瞬間「テツみたい!」って思った。いや、テツみたいだから云々抜きにしても、オシャレで可愛かったっすよ。
…ただ、シャツの裾をボトムスに入れるのはどうかと思う(笑)。

■ ゆきひろシャウト
たぶん『intertwine』『relation』か、もしくは両方か、もしかして全然別の曲かもしんないけど(それダメじゃん)。
両手を上に上げ、すっごい後ろにのけぞってから、マイクを両手もちして、そのまま後ろ体重で上を向いた状態で、シャウトしたの。喉かき切れるんちゃうかっつーくらい“ア゙――――!”って感じで、長〜く。 すごく激しくてかっこよかった…
今日は何回か、そんな感じでゆっきーシャウトしてた気が。シャウトっていうと、キシくんやナベさんのイメージがあったけどねー。

■ ゆきひろ左手
余談ですが、たまにマイクスタンドからマイクを抜く音、マイクを挿す音が聞こえてきてちょっと愛しかった(笑)。
2曲目か3曲目、まだ始まったばっかの頃に、左手、腰のあたりの高さのままで、前にちょっと出して、指でくいくいって、客席煽ったの〜。
あっは、もう、ダメ(笑)。指先だけで魂抜かれた(笑)。
でね、この序盤あたりは、曲のアレンジがほんとにかわってて。ゆっきーの声をサンプリングしてあるのかなあ?ゆき声がエロい感じに(爆)加工された挙句、曲のいたるところ(主にイントロ・導入部分)に散りばめられてるわけですよ。
なんてイヤラシイ…!(喜)

■ 水以外の液体…
忘れもしない、『double dare』が終わったあと(だと思うんだけど)の出来事。
客側に背を向けて、ミネラルウォーターのボトルを手にとって、水飲んだ、と、思ったのね。
思ったんだけど、それから、ゆっきー、おもむろに、自分の前にふたつ並べてあるモニタースピーカーにそれぞれ手を置いて、前かがみになって、ステージの下に何か落としたの?って感じに下を覗き込んだかと思うと、いきなり口から水を吐いた(爆)。
思わず「ひえ!」って口をついて言うてしまったよ、私。
だって、聞こえたし。
ゆきひろさんの口から吐き出された水が、フロア床面に落ちたときの、びちゃびちゃっていう、水音。…ユキヒロさんによって発せられた水音…って書くと卑猥だ…(狙って書いたけど/爆)。
ああ…、今、あの音を思い出しても興奮する…(変)。
ステージ下に水を吐いた以外でも、ステージの上にも、水、吐き出しちゃったし。 そのときなんて、明らかに、口に含んだミネラルウォーター…ではない、液体(一般的に唾液や涎と呼ばれるもの)見えたし。 ゆきひろさん、それ涎〜!って(爆)。
……ま、確かに、変な意味で興奮、したけど。してたんだけどね。
でも、まだ、ライブ始まってちょっと、5曲くらいしかやってないのに、この行動に出たっていうのがちょっとひっかかって。ゆっきー、水、飲まれへんかったように見えたのです。自分の喉おさえてたし。だから「…もしかして喉おかしいんじゃないかな…?喉痛くて水飲まれへんとか…?」って。体調悪い時て、口の中、変な味になったりするやん。もしかしたら今そういう状態なのかな?って。
そんなふうにも思いました。

■ スパート早い…
で、ちょうどこのあたりだったと思うんだけど。
いつもよりゆきひろさんの動きが凄かったのです。暴れまくってるというか。
まだ半分も終わってないのに、いったい何事〜?ってビックリした。
今日のハコはステージがけっこう今までと比べて広かったんだけど、ホントにところ狭しと動き回る。 動物園の檻の中をウロウロ動き回る猛獣のよーでした。今にも爆発して襲い掛かりそうな感じ。
でも目は優しかった…(笑)ような気がする(笑)。
や、たま〜に、上手のほうに目線くれたときもね、宇都宮とかで見たときのよーな、愚民を見下す冷ややかな視線じゃなくて、わりと柔らかかったような気がしたのです、今日は。

■ 手拍子伝染中
中盤の『unsaid』導入部にて。
宇都宮・水戸ほどじゃないけど、今日もやっぱり手拍子発生…。なんなんだろう、これ(笑)。福岡・広島じゃそんなことなかったし、てっきり関東だけかと思ったら 名古屋でも!
…あ、でも、名古屋には関東の人もわりと見にきてるだろうし、それで感染(感染て/笑)したのかしら。
でも、今日は(今日も、か)ワタシはスピーカー前にいて、しかもこのスピーカー、acid 今ツアー過去最高ってくらい大音量で、低音とかすごい風圧おこすくらいだったんで、ハンドクラップの音はほとんど、この風圧によってかき消されちゃってました。少なくともワタシにとっては。

■ ヤバイよ!(涙)
――――何がヤバイって、歌が。
曲は忘れもしない『into air』。長々続く間奏のあと、再び歌いはじめたゆきひろさんの歌が、どーしてもハズれてるようにしか聞こえなくて。
“i flight…”の部分ね。どう贔屓目に聞いても、強引に聞こうとしても、やっぱり音とズレてんのよ(涙)。
もしかしたら、スピーカーの真ん前っていうロケーションのせいで、そう聞こえてるだけかなって思わなくもないけど。アレは…やっぱり…、ハズしてたよな…(汗)。
そりゃacidってメロディを聞かせる類の音楽ではないけどさ、ここまでハズれてんのは初めて聞いたよ。どうしたんだろう、ゆきひろさん。もしかしたら、長い長い間奏のあとだから、どっから入っていいか手がかりわかんなくなったとか?(そんなわけない)
結局、後半はメロディややハズしたまま最後まで歌いきっちゃったし、もしかしたらゆきひろさんとこのモニターから流れる音はズレて聞こえてて、本人はちゃんと音通りに歌ってるつもりなのでは?とか、そう思えてくるほどそのまま歌いきっちゃったのです。普通、ズレたままだったら、音程が多少フラフラすると思うんだけど。
――――そうよ、常にズレたままをキープするって、スゴイぞ逆に(笑)。
もしかしたら、外した!と本人は歌いだした瞬間に察知したのかもしれないけど、歌いだしてしまった以上、“これが正しいんだ!”俺が法律だ、俺がルールブックだ、というノリで強引に押し切ったのかしら。黒も白にするくらいの強引さで(笑)。

■ ナベさん…(惚)
ゆきひろさんのスバラシイ鞭さばき(もとい、マイクコードさばき)が冴える『in loops』のナベさんの動きが素敵。同行の某ぴんくちゃん曰く“昭和初期のロボット”(笑)みたいな動き。
この曲ってノリがつかみにくいのでいつもどうしようかと思ってたんですが、今日は、ナベさんと同じタイミングでノッてました。気持ちよかったよ〜☆

■ 仲良しいろいろ。ナベ&トモ編
まずは、nabe&tomoコンビ。
上手のほうにやってきたトモ君に、何故かナベさんが妙に懐いてたのです(笑)。
あれは…、何て言うんだろう。誤解を恐れず書くとしたらナベさんがトモ君の肩にしなだれかかったって感じ(笑)。ギター弾きながらね、頭を、トモ君の肩口のところに…、こう…、もたれて…。もたれてるというよりは、どんどん、頭を(ていうか顔を)押し付けるって具合になってきて。何なんだ…、いったい。
近くで見てて、何か…、色んな意味でドキドキしたよ(笑)。だって、ナベさんが、ナベさんがトモ君の肩に…!肩に!ああん、もう。
さて、ナベさんのあの行動の意図は次のうちどれ?
 1.疲れた…ちょっと休ませて
 2.それ以上俺のテリトリーに入るな(両手が塞がってるので頭でガード)
 3.くんくん(ニオイ確認中)
 4.汗が…!汗が落ちる!目に入る!(トモ君の服で額の汗をぬぐう)
 5.ごしごし(メイクなすりつけてやる)
 6.…ラブラブ?(死)
う〜ん…、ワタシ的には“3”がいいなあ(笑)。

■ 仲良しいろいろ。トモ&ヤスオ編
ヤスオくんて言えばですね。ワタシ、彼の姿を最近あまり見てないのです。
見てないって、ホントに見てないのよ、視界にこれっぽっちも入ってないの。視点があってないとか、そういうんじゃなくて、まったくもって視界の中に入ってきてないの。
福岡、広島はわりと「ああ、感じのいい子やなあ」って見れてたし、それから宇都宮ではわりと後ろのほうから見てたから(最初はね)、ヤスオくんもちゃんと見れてたの。
でも、水戸でもそうだったけど、今日もね。
…ホントにそこにいるのか?ヤスオ…ってくらい、存在感がなかった(爆)。
唯一、今日、存在を感じたのは、トモ君が、ギター弾きながら、ドラムのほうに向かって、ニコニコーってしたとき。「ああ…!そこにいるんだ、ヤスオ!」(←ひでえ/笑)って。
しかもそのシーンを目撃しながら思ったこと。→ 「ああ、ちゃんとヤスオくんにまで気を配ってからみにいってあげるなんて、優しいなあ、トモ君」(爆)
最近、ワタシの中で、ヤスオくんのキャラクターが“存在と扱いが軽い超下っ端”キャラに定着しつつあるようです。
ふっ、オイシイなあ、ヤスオ(どこが/笑)。

■ 仲良しいろいろ。ユキヒロ&キシ編
これはもう、ラスト近くの『ring the noise』とかその辺だったと思うんだけど。 広島で目撃したよーな、この二人の…ヘドバンバトル?(笑)すごいのすごくないのって。激しさ大出力。
それにしてもまたユキヒロさんはワタシに背を向けてくれたわ…。こちらからはキシくんのぐしゃぐしゃの表情(かなり嬉しそう・笑)が見えるばかり。ああ、ゆっきーはどんな表情でキシくんとからんでいるのだろう…。
ところでキシくん。
この子(ってもうかなり年下と決めてかかってますがどうなんでしょう。でも絶対キシくんてワタシより年下って感じがするんだよなあ)は何だかとっても…、 すごくいじらしいっちゅーの?
だって、もう、彼のユキヒロさんを見る目というか…。 ていうか、常にユキヒロさんのほうをうかがってるっちゅーか、ユキヒロさんが自分に送るサインを見逃してなるものか、ユキヒロさんと絡むチャンスは全てモノにしてやる、くらいのイキオイで。
だってわかるのよ〜。上手にいると、私の視線はステージ中央のユキヒロさんに向かってて、下手にいるキシくんの顔がそのむこうに見えるわけで。かなりの高確率で顔がこっちむいてるから。キシくんもキシくんでゆきひろさん見てるってことやんな(笑)。
ああ、なんて可愛いんだ、キシくん(笑)。

■ 強引マイクチェンジ
忘れもしない『relation』
これだけ行っても全くもってセットリストを憶えきれないこのワタシが何故、『relation』だとはっきり確信もって憶えているかというと。
“someone's talking shit about me”の部分、ユキヒロさんに歌わされたから(笑)。
曲の途中で、ゆっきー、突然マイク捨てた。 ええ、そりゃもう。床に落ちた瞬間の“ゴッ”という音も素晴らしくクリアにスピーカーを通して聞こえましたともさ。ビックリしたともさ。
で、そのままのイキオイで上手に向かって歩いてって、一瞬、視界から消えたの。 スピーカーのせいで、上手はナベさんの立ち位置も微妙に隠れるくらい視界が悪いんだけど、 その視界から、ユキヒロさんが消えたのです。
中央から上手に移動するスピードがものすごい勢いで、かつ、一直線だったもんだから、 予想進路(笑)として、てっきりそのままソデまで引っ込んじゃったんじゃないかと……一瞬、そう思いました。マイク捨てて帰っちゃうなんてー!何があったのー!?って(笑)。
でも、ゆっきー、ちゃんとステージにいた。ただ私の視界からは一瞬消えてただけ。
ていうか、再び視界に現れたときはめちゃめちゃ近くにいた。だって、ナベさん前のスタンドマイクからマイク奪ってたから…
一瞬、視界から消えてたおかげで、心の準備も何もあったもんじゃなかった(笑)。
で、ゆっきー。なかなかマイクが抜けなかったのか、苦労してたみたいなんだけど、それひっつかんで歌い始めたのです。歌い始めたんだけど、それもすぐに捨てた。そして再び“ゴッ!”という捨てられたマイクの悲鳴が…(笑)。
マイクがお気に召さなかったのかユキヒロさんは「もういい」と言わんばかりに何ももたずに、そのまま上手を離脱。下手やセンターと移動しつつ、マイク無しで歌う
マイク無しで、“someone's talking”って!!
オイシイ…(嬉)。
というわけで、客はもう、ゆきひろさんと一緒になって、叫ぶ叫ぶ。歌う歌う。“shit!about me”って(笑)。
しばらくしたら、上手から出てきたスタッフがユキヒロさんにマイク手渡して、マイク復活して普通に歌い始めたんだけど。
でも、このとき、おっかしかったの!
だってほら、acid ユキヒロのマイクには、コードが不可欠じゃん(笑)。鞭のようにしなる長いコードが絶対不可欠な要素なのよ。それを狙ってどうかは知らないけど、マイク渡した後も、ユキヒロさんが移動するために必要な長さ…以上に余裕をもたせて(笑)、どんどんコードをステージ上に送り出してる様がなんとも面白かったわ。

ちなみに、この曲におけるサビ前の挿入部分にはわりと慣れました☆

■ ダイバー再登場
たぶん、水戸で何回か飛んでたのと同じ人。
今日は2回くらい飛んでるのが見えたなあ…。ステージと最前のバーの間に隙間があったんで、 ステージの上にまでは到達できなかったけど。うーん、大阪でもこの人は飛ぶのだろうか。 ていうか、どこから来てる人なんだろう(笑)。

■ 3連ナンバー
すなわち『imaging noises』『ring the noise』『enmity』。これらの曲は、1曲1曲だけでも昇天しそうなまでに暴力的でかっこいいってのに、それが連続してるんだから、実に最終兵器と呼ぶに相応しい。イッキにトドメさされるよね…。
今日、スピーカー前だったから、『imaging noises』のフェイドインがすごくよく聞こえてて、音大きくなるにつれて身体の中から何か得体の知れない物質が徐々に湧き上がるような感覚を憶えましたよ(笑)。
『ring the noise』も、音鳴った瞬間に、初日の福岡で聴いた時みたいに新鮮なヨロコビを覚えました。…何でだろう?
てゆうか…『ring the noise』のナベさんが、死ぬほど好き…。吠えるナベさん(笑)。ステージに向かってコブシ突き上げながら、一緒に吠えるの〜。ああん、気持ちイイ☆
この曲のサビに関しては、ゆっきーよりもナベさん見てるほうが多いかもな〜。
で、たぶん『enmity』だと思うけど、ゆっきーがステージに膝着いて、しばらくそのままうずくまったままだったのです。 それが、ナベさん前に置いてあるスピーカーのカゲになって、半分以上ゆきひろさん隠れちゃってさ。どんだけ小さなんねん、ゆっきー!て思った…。普通に立ってるとき、ただでさえ小さい(ジップアップパーカー&ハーフパンツ衣装だとホントに薄くて小さくて“世界最軽量!最薄!”好きのパナソニックあたりが出した製品みたい)のに、うずくまったりすると、ホントに小さく折りたたまれちゃってまあ…。
でもちょっと感激(何故)。

ところで、こないだの水戸公演で「俺にむかってFuckすんなよ!」って怒られた(笑)んで、『enmity』で、それ思い出して、どうしようって思ったの。ユキヒロさんはあいもかわらず中指立てて“fuck them all”ヤりまくってたけどね(笑)。
でも、端っこだしいいや〜、って、ちょっとだけ中指くれてやりました。へへへ(笑)。

■ トドメ刺されたのに…
最終兵器3曲によってフロアを客の屍の山にかえておきながら、acid が繰り出した次の手。
『enmity』エンディングから間髪いれずに『irrtation』のイントロがッ。
――――はぁ? 何すんのぉ〜!って。正直、こっちのリアクション的にはそんな感じ(笑)。
だってさっきので確実に果ててるのに!これ以上戦えない!(笑)ていうか次の手があるなんて思ってないからぁ〜!(涙)
しかし、ユキヒロさんは、我々が既に屍状態となっているのを百も承知だったのか、 敵に塩をおくる…、じゃないな(笑)、とにかく、死んだ者を蘇らせる奥の手を出した!
 → 顎の下に手をもっていったかと思うと、首から、ちょうど心臓のあたりまで、前のジッパーをすーっと下げたのよっ!
ああ、ありがとうユキヒロさん!これでまた私たち戦えます!(笑)
……しかし、上半身裸を見て、この人きちんと均整のとれた身体してるって知ってるはずなのに、何で服着てるとこんなに華奢に見えるんだろう…。 身頃の間から見え隠れする胸元が痛々しいくらいだ…(見方が変態チックですいません)。
というわけで、魂抜けた状態でも、強力な活力剤をくらって(笑)何とか食いついていった『irrtation』でございました。
でも、この曲、いつもはもっとサビ?でのゆきひろさんのボーカル激しいんだけど。今日はちょっとおとなしめだったな。CDに近い感じ。
やはりユキヒロさん先ほどの3曲で消耗していたということなのでしょうか…。
例えていうなら、なんていうか…、アレやね。前半部分のユキヒロさんの歌い方も歌い方なだけに、なんか気だるい…、エッチのあとのイチャイチャって感じ(爆)。で、イチャイチャしてただけのはずなのに再燃→再戦!って感じ?
……すまん(笑)。
でも私はラストはやっぱり『enmity』のが好きかなあ〜。ていうか、『irritation』はもっと別の位置で聴きたいなあ。

さて。メンバーのはけたステージ上では、スタッフさんが、センター後方の床をゴシゴシ拭いたりしてて。「ああ、さっきゆっきーが粗相(笑)したとこだ」って。ホントすごいの。シンデレラみたいな床掃除っぷり。「ステージ下のアレも拭いとかなアカンはずだけど…、ああ、そうか。ステージの上は、危ないもんな。ゆきひろさん、自分で吐いた水やっちゅーのに、自分でそれに滑ってキレるかもしれへんし」とか何とか言うてたのよ。うん。手でアンコールの手拍子?しながらさ。
そうこうしてるうちに、照明が明るくなって。
メンバーが出てくるのかなって、思うじゃん。でも、ステージの上には誰も現れなくて。
そしたら、開演前になってたのと同じSEが流れはじめて、「本日の公演は全て終了しました…」ってアナウンスがッ!
正直、しばらく頭が呆けてました…。
じゃあ、今、ステージの上を拭いてたのは何のためだったの?ユキヒロさんが転ばないためじゃなかったの?(違う違う/笑)
“本日の公演は全て終了…”って、…って…。え…?…ええーーー!?(汗)
もちろん、客の反応たるやすさまじいものがありましたよ。
ライブ中のユキヒロさんのシャウトもかくやってくらい、喉から血ぃ出るイキオイで叫んでたもん。何としてでも出てきてもらおう、って感じでさ。
私も、今までの…REALIVE初日とかの例もあるし、お客さん帰り始めてからメンバーが出てくる、なんてことも無い事じゃないって思って、すごく、願ったのですよ。
そりゃ願うよ!だって初めての名古屋公演だもん。地元だもん。少しでも長くacidのライブを見ていたいじゃないのさ。
予定調和なアンコールなんて、たしかに、ユキヒロさんが思っている“あしっどあんどろいどのイメージ”(宇都宮公演MCより)には有り得ないだろうけど。でも、アンコールがないってことはつまり、今までの公演と比べて格段に時間は短いのよ。時計見たら8時半にもなってなかったよ。 水戸なんて9時回ってたのに。帰れなくなる心配までさせて(笑)。 帰る心配しなくてもいい地元で8時半前に終了って何事〜!?(涙)

結局、メンバーは現れないまま、スタッフによる客の強制排除(…苦笑)開始。
いささか対応の悪いellのスタッフと、アンコールが無かったことによってやや切れ気味とも見受けられる一部のファンの…口汚さ?に、もう、ちょっと、逆に萎えちゃったんで。
これ以上ここにはいたくないな、と思って、退散。

うーん…。
私、アンコールが無い云々に関しては、そんなにショックじゃないし、オイシイとかカッコイイって思えるから、見れる時間が結果的に短くなったことは確かに残念だけど、でも、そればかりじゃないのですよ。逆に喜べる要素だってあるんですよ。幸せ探しの名人だから(笑)。
でも、何がイヤって、アンコールを当然のものとして…、アーティストに対してアンコールが義務であると思ってるよーなファンが、出てこないメンバーに対して罵りと捉えられてもおかしくないくらいの言葉を投げかけるのが、すごくイヤだ
思いのたけを叫ぶにしても、もっと、何か、あるだろうって。

そんな感じでね。
ちょっと、最後は、アンコールが無かったことが原因というよりむしろそれ以外の部分で、ちょっぴり気分壊された感じでしたが。
振り返るとやっぱり今日のもよかったよ、間違いなく。

……でも、いったいどうして…。ゆっきー、やっぱしどっかおかしくしたのかなあ??
色んな意味で、2日後の大阪公演が心配。そして、それ以上に、楽しみ。

[2003.09.18 up]




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reported by TKSMnet | takasumi