DRUM Be-7 2006/06/27 [tue] / sunny day (occasional rainy?)
::::::: 長崎 DRUM Be-7 open 18:30 start 19:00 :::::::


acid android が、初めて私の地元・長崎でライブを…!
やっぱり。好きなバンドが地元に来てライブやってくれるのって嬉しいですね。
―――― って、私の地元はいくつあるのか(笑)。
3年前の名古屋でも全く同じことを書いてやんの。

名古屋も地元、福岡も地元、そして長崎も地元です!(断言)
神奈川県にも3年住んでたけど、県西に住んでた当時小学生にとっては横浜は決して地元ではありえません。

土地鑑はあるから、長崎駅から会場までの道はわかる。
が、駅前に到着したのが18時頃で、トイレ行ったりしてて時間も少し食っちゃって、歩いていくとちょっと不安…だったので、バス移動することにしたのね。
でも、土地鑑はあっても、駅前から会場付近を通過するバスがどれなのかイマイチわからん!(利用しないバス路線なんて覚えないよー)
「まぁいいや、市役所経由なら近くまでは絶対に行くはず…」と、テキトーに乗ったら、私が行って欲しい道の1つ手前で右折されてしまう(笑)。
それでも、一応かなり近くまでは来ていたので、バスに乗った選択は間違いではない!(乗るバスは間違えているが)と、言い聞かせながら興善町で降り…ようとしてまたビックリ。
長崎バスの初乗り料金はいつから150円になったんですか
昔、私が高校生だったころは130円だったわー!!!
…と、130円を既に握り締めていたワタクシは、果たして地元民度数何%?(笑)


さて、今回のツアー6本目にして初めて整理番号が100を切ってます。
といっても80番台なので、あまり良くもない…。

名古屋は500番、長野は一般発売整理番号ナシ、広島は240番ちょい、福岡は320番ちょい、 熊本が230番弱……
で、数字の大小は関係なく、公演数を重ねるごとに前へ中央へ迫って戦果を上げている。
しかも、九州サーキットが始まってからは、イキオイ余ってアンツくんを通り越して、ゆきひろロックオン状態。
じゃあ、今回の長崎で私が取るべき道っていったら…、ねぇ…。

中に入ると、前から順に、既に二重三重に層ができてはいるんだけど、真ん中にちょうど一人分だけスペースがあいてて、いかにも「さぁ、ここにいらっしゃい」的に見えたから、やっぱり順番的にはここらへんに行っとくべきだよなと、ごく自然に、ど真ん中3列目へ

始まったらこの辺どんなになるんやろ…と、ちょっとビクビク。
だって、acid ライブを何度もやってる東京とかならまだ予想がつく(予想がつくのでセンターには近寄らない/ていうか都内のacid ライブでセンター3列目とか最初から陣取れないと思う/笑)けど、 長崎なんて、acid 初って子が相当いそうじゃない。平日ライブだから遠征組も少なそうだしさ。
開演待ってる間にも、後ろから「acid ライブのどんげん感じかわからんけんドキドキする〜」とか 長崎弁で聞こえてくるし!
acid 初参戦のじげもん(※長崎弁で「地元民」の意)が、acid 初にしてもライブハウスにどんだけ慣れているのか…。どんな感じのノリになるのかまったく予想がつかん。
やや上から目線でヤな感じだと自分でも思います(笑)が、 こーいう不安のおかげで妙な緊張をしてしまいました(笑)。

あと、余談だけど、開演待ちのときに上手がわの天井近くから、何度かスモークがすごいイキオイで噴射されて、息苦しいくらいだった。
ラルクのツアー(SMILEだったっけ?代々木?)でむせてたゆきひろさんを思い出したよ(笑)。



■ ハイプレッシャー…!(高圧の意)
acid android 長崎 Drum Be-7 ライブ、センター3列目あたり一帯は、1曲目からかなりの サバイバルが繰り広げられてました。
てゆーか私の隣にいた子がすごい。もしかしたらこの子、熊本でも見たかも…。強引に割り込む攻め方が似てる(笑)。両腕をウンパルンパ(from『チャーリーとチョコレート工場』)のよーにクロスさせた状態で割り込む&押しまくる。
手や腕をつかって人を払いのけたり押したりすると、なんだか直接的で、お互いに気分が悪くなりそうなので、常に押すんじゃなくて、激しいノリの曲のときに、いかにも自然に隙間にはまった、という感じで前に行く(笑)ことをモットーとするワタクシは、 「どうしよう!絶対無理!これじゃ私が負けるに決まってる!」と、敗北の構図を即座に脳裏に描きました。
しかし、場を譲って後退する自分をイメージしたとき、 「…って、そんなのはイヤだぁ!」と、なんだか逆にものすごいやる気がでてきて(笑)。
だってねぇ、ここに来るまでどんどんゆきひろさんに近づいて来てるのに、ここで下がるのはどう考えてもシナリオ的に間違ってるじゃん(笑/シナリオって何)。
私のシナリオでは、センターゆきひろさんまでの距離が7月1日高知でピークを迎えて、あとはまた徐々に上手側アンツくんサイド、後ろに戻っていく、という流れに(勝手に)なってて(笑)、 ここまでは上手いことそれに乗っかれてたから、長崎で止めるわけにはいかないわけですよ。誠に勝手ながら(ホントに勝手です)。

ていうか、端的に言ったら引きたくないのよ、一歩も!

でも、同じことをして争ったら醜い(笑)ので、押されても押し返さない、が、引かない、というスタンスで、気張って臨むことにしました。
これは思いのほか集中力を要しました…。
ライブを見るのに支障がでるほどではない(というか、支障がでるような醜い争いをしてまで前に行こうとは思わん)けど、セットリストを頭に叩き込むのには、かなり支障が出た。
3曲目の『daze』をやってる時点で2曲目がもう思い出せなくなってしまったくらいに、脳みそに記憶をインプットできなかった(笑)。
脳みそへの入力作業を放棄しようかとも思ったけど、これもまた福岡からずっと頑張って記憶してきてることなので「ここで投げてはイカン!」と思い直し、とりあえず記憶してみる方向で頑張ったよ。
 ↓

■ 記憶の断片セットリスト
「どの曲で何があった」というレポートを書けそうにもないので、セットリストを「たぶんこうだっただろう」レベルではありますが、一通り書くとこんな感じ。
あくまでもたぶん。

オープニングは熊本と同じ。

01:『double dare』
02:『egotistic ideal』  ←?覚えてないけど消去法でここしか…。
03:『daze』
04:『hallucination』
05:『perpetual motion』
06:『circles』
07:『pause in end』  ←?もしかして次のと逆かも。
08:『chaotic equal thing』  ←?前のと逆な感じも。
09:『unsaid』
10:『faults』
11:『chill』
12:『purification』
13:『imagining noises』  ↓以降の順番はあってると思われる、が曲数が足りない気もする。
14:『ring the noise』
15:『let's dance』
16:『enmity』

En1:『it's a fine day』
En2:『stoop down』

ハデに変わったところはないですね。
ん〜、九州3連戦でみたら、私、福岡のセットリストがいちばん好きかも〜。
何しろ、1曲目の『relation』の衝撃と『in loops』というツボな曲が…。
他でやってないのを2曲もやってるからな〜。
なんでこんな福岡だけスペシャルだったんでしょうか?


■ お召し物チェック
ど真ん中は人のアタマで視界が悪い(笑)。
センターよりもやや上手側にいた熊本や福岡のほうが、よほど、ゆきひろさんの靴の先まで 遮るものなく見えていました。
センター前付近は、“鑑賞”には向いてないと実感したよ(笑)。

→ ゆきひろさん
本日の衣装はボトムスに萌えました。
上は、黒地に丸い…黄色とグレイをベースにした何かが描かれていたのだが、それが何かはよくわからない(笑)半袖Tシャツ。右肘と右手首にリストバンド(肘はリストバンドといっていいのか/再)。 左手首はブレス。手袋はいつもと同じく。
ボトムスは、いつものクラッシュパンツに、本日は黒いレザー系生地のオーバースカート(と言ってしまえ/笑)を重ねてました。
腰周りを360度未満…そうねぇ、290度くらい?(笑)しか カバーしてないから、正確にはスカートとは言えないのかもしれないけど、スカートって言ったほうが楽しいからそう言わせてもらう。

→ アンツ
本日の衣装はカジュアル系で可愛かった。
黒いジップアップのノースリーブ、大きな衿(あれはフードだったのか?)で、おなか部分にはポケット。全体、白フチ縫い目がキュウト。
ボトムスは、裾切りっぱなしのハーフパンツ。
靴はたぶんいつものブーツ。
今日の恰好はコンビニOKだね、アンツさん(笑)。

→ その他
毎度のことながらすいません、見たけど記憶に残す努力をしなかったよ。(x_x)
ただ、トモくんが、名古屋で見たのと同じ感じの、えらいゴージャスなフリフリブラウスを 中に着ていた…ような気がする。



■ ぬかった〜!
自分レポ。自分の足元で起こっていたこと。
始まってまだ5曲とかそのあたりで、腰で結んでいた薄手のカーディガンが床に落ちてしまっていることに気が付く。
足元なんかは勿論見えないし、見えたとしても見てる暇はない、ので、足でさぐってみると、 たしかに床に、布っぽいものが落ちてるのがわかる。
拾うなんて当然できません。
だってライブ中にかがむなんてそんなこと。しかもかがんだりしたらイッキに自分の上になだれが起きるのは必至。それくらいすごい圧力。
ていうか足場が滑ってヤバイ!
足元が滑ったら、ポジション取りで押されたときにふんばれないじゃん!
しかし、いちばん怖いのは、私の周りにいる人が、このカーディガンを踏んづけて滑ってバランスを崩して転倒してしまったり、とか、そーいう点。
私がなだれの原因を作るのだけはダメだ!
それに怪我人でも出たら acid に迷惑がかかっちゃうし。
―――― というわけで、被害が出ても最小限、私の自業自得でとどまるようにと、 足でさぐりながら、床に落ちているカーディガンを一ヶ所、つまり自分の足元にまとめてみた…。
ウワアアン、滑るよ!超、足場悪いよ!(でも自業自得)

ちなみに、自分のカーディガンを足蹴にすることには何の問題もないのか、って点ですけど。
下に落ちてると気が付いた時点で、既に何人もの人に踏まれていることは確実だし(自分も踏んでるし)、けっこうボロボロになってきてたから、まぁ、いいか?みたいな?
…3年前の acid ツアーで行った水戸で、あまりの寒さに現地で購入したカーディガンだ、そういえば。

■ ミストーン?
たぶん『unsaid』と、『it's a fine day』のとき。 イントロ始まってすぐとか、むしろ始まる前、音が静かな状態で、ギターの、聞こえるべきではない音が1音だけ出ちゃってた。
アレはなんだったんだろう…。
とりあえず聞こえた瞬間に下手側のギタリスト二人を見た(※上手のギタリストは除外ですか/笑)けど、もしかしたら、シーケンサーのほうがバグッたか何かしたのかも。
2回とも同じよーな音だったし、大きなデータをロードするときに一瞬だけすごい音が鳴るということが、シーケンサーではたまにあったような気がする。(ただし私の持っているショボいシーケンサーでの話だけど)

■ 到達!到達!
『let's dance』が鳴り始めたとき「ここだ!」って左手を伸ばして、 最前列のバーを発掘(笑)。
「大丈夫だよ、多少のことでは腕は折れない」(笑)な感じで、身体は2列目の人の後ろに置いたままで、左手でバーを掴んで支えにしてみる。
しかし、逆手に掴んでしまったせいか、普段使わないよーな筋肉が活躍してるのが自分でもよくわかった(笑)。
この左手はライブ本編が終わるまでの2曲の間、ずっとキープしつづけました。左手のあとのことは考えず(笑)。

■ それは下着ですか?
たしか『enmity』とかそのへん?
アンコールではなかったような気がするんだけど…。
ゆきひろさんが、シャツの下に着ている白い 肌着(やっぱり敢えて肌着と言わせてもらうよ/笑)がシャツの下からハデに出ていて。
それはOKなの?見せるなら見せるで最初から見せてないと、なんか見えちゃいけない下着が見えてるようで気になるんだけど…、な感じでした。

■ あら珍しい
これもたしか『enmity』とか、本編終盤のそのあたりの曲で。
ステージ奥からトモくんが華麗なステップで(笑)前に出てきた。
着てるものが着てるものなので、ホントに「華麗に踊り出てきた」って感じだった(笑)。

この人、たまに思い出したように右腕あげて客あおったり、思い出したように前に出てくるけど、 いついかなるときも、衝動でそうしているようには微塵も感じられないね。
淡々とステージをこなす、職人のよーなギタリストだなぁ…。
だから。もっと前列のギタリスト2人には熱くぶっ壊れて欲しい
じゃないと、トモくんが冷静に淡々とギターを弾いている意味がない(笑)じゃん。


■ またしてもヤスオに…!
ヤスオに煽られちゃったよ…。
本編後半、13曲目以降のどっか(笑)で。
ヤスオの生声で掛け声が何度かあがって、普通に「キャ〜〜〜!!」とか叫んじゃったよ。

マイクも通してないのに、叫んだり喋ったりして。
今回のツアー、何かと目立ってきてるよな、ヤスオ。
確実に、愛されマスコット的キャラクターの座を奪いに来ている気がする(笑)。いや、誰から奪うって。キシくんからです(笑)。
だってキシくん、最近、正統派なオトコマエなんだも〜ん。
ヤスオのがいじりやすい隙がいっぱいあるんだも〜ん(笑)。
『imagining noises』の導入部分でスティックを持った腕を高々とあげて客を煽るヤスオ…と一緒になって腕を振るのが好きです。
けっこうヤスオファンみたいな行動とってますねぇ、私。
いやん(笑)。


■ 後ろからは見えなかったんだろうな
これもたぶん『enmity』での出来事。
ほとんど立てない状態になったゆきひろさん、ステージの上に膝をついてそのまま 上半身も小さく丸めて、ものすごいコンパクトに折りたたまれた(笑)状態に。
小さくなっちゃったゆきひろさんを見れて嬉しかったです(笑)。

■ クラッシャー再降臨
本編ラストの『enmity』が終わって。
他メンバーが全員ハケて、ゆきひろさんも帰ろうとした――――のですが。
さきほどまで じゃれていた 振り回していたマイクコードが見事に脚にからみついてしまい、ちょっとやそっとでは取れない御様子。
興奮さめやらぬ客からの、ゆきひろコールがかかる中、 ステージの上の本人の耳にそれがどれほど届いていたのか(笑)。
たぶん、客がいくらキャー!とか言うてても、ゆきひろさん的にはそれどころじゃなかった感じに見えました。
ゆきひろさんは、マイクを動かしてみたり、脚を何度かあげてコードから抜けようと試みたり、しばらくひとり静かに戦っておりました。
だがしかし、ゆきひろをステージから逃がさないかのごとく、コードはほどけない。
マイクコード、グッジョブ!
しかし、ここまでかっちょよくライブを決めておいて、最後でいきなり座り込んでマイクのコードをほどくなんてダッサイ行動には、当然出れないわけですよ、ゆきひろさんも。
結果、どうなったかというと。
 ↓
なんで外れねぇんだよ!
という叫び(苛立ちの中にも、もどかしさからくる照れが1割くらいしめられていたかも)があらわれたかのよーな勢いでマイクを叩き捨て、物凄い激しさでコードが絡まったほうの足でダンダンとステージ床に蹴りを入れ(このときコードは無事はずれました、たぶん)、勢いが止まらなくなったのかついでにイヤホンも むしりとって叩きつけた

…堰をきったように、っていうのはこういうことだな。

そのまま、くるっと後ろをむいて、既にヤスオの姿はないドラムセットのほうにガシガシと近寄って、 ハイハット用にセットされたマイクだかなんかを、スタンドごとひっつかんで、そのまま振り回して、色々なものを薙ぎ倒していく。

うわわわわわ……(惚)…来たよ来たよ来た!!


■ ストリッパーゆきひろ降臨
acid tour 2006 西の果て長崎で、まさかやってくれるとは。


それにしても。ライブの直前と直後には必ず雨が止んでいるという ミラクルには、どういう説明をしたらいいのだろうか、梅雨時ツアー敢行中の acid android 。


[2006.06.30 up]


tour 2006 ■ || 0519 |||||||| 0608 |||| 0620 | 0624 0625 0627 | 0701 0702 ||||||||| 0805 |



reported by tksmism | takasumi