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ラニバラ感想文 by 自適遊戯
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L'Anniversary LIVE 味の素スタジアム MAY 29 OPEN 15:00 / START 17:00 チケット:アリーナE5ブロック134番 / 天候:小降りにはなるけど止まない雨。 |
本編終了して、昨日は、アンコール待ちで手を叩いたりウェーブ乗ったりする余裕もあったんだけど、今日はちょっと、呆然…。 メンバーがステージから去って、ひとつ呼吸をおいてみると…、なんでこんな雨の中で傘もささずにボロボロになってんだ我々は、…と(笑)。 風呂あがりのよーに、指先の腹はふやけてるし…。 黙って立ってるとどんどん体温が奪われていくのを感じて、ヤバイこれ風邪ひく!って、椅子には座らず立ったまま、 つとめて元気よく! テンションあげて! 体感温度さげないで!(笑) おーい! 今ちょっと小降りやし、チャンスやでー! ってか2日目だから終演時間気になってる人多いし ♪はーやくー♪(※レデステコーラスサンプリング) そんな状況での一言がコレ。 → 「ちょう雨だが!」 ジップロックで密封されたケータイから送信しました…。 (ほんとはアリーナ席でケータイ使っちゃいけないんだよ!) 雨のせいか、長く感じた待ち時間をはさんで、今日はここでメンバーがアリーナ脇(また赤絨毯の上だったん?)を歩いて登場。 アンコール待ってる間にどんどん雨足が強まってたから、こんな状況で、屋根もないのにどうするんだ?って期待してたら… スタッフに傘をさしてもらう…んじゃなく、 自ら手にした傘をさして歩くラルクアンシエルの皆さん、…という激しくレアなものが拝めたんだよ雨バンザイ…! あんまり、お外を歩いてるとこを見るってこと自体がないでしょ。 しかも雨の中、傘さしてだよ? ユキヒロさんはこないだの会報で傘さしてた写真があった気がする…。 でも、ぶっちゃけ、傘差しハイディ、ケンちゃん、テツくんを、見た記憶が残ってません(笑)。 ユキヒロさんが全てをかっさらっていったから! だってまさかの、傘、両手持ち。 しかも、両手持ちした傘を、上下に振るという、まるでトトロのよーな動きを…! ぐ は …(涙)。 カワイイとか癒されるとかなんてもんじゃなかった…! なんでこのひとって…、怒らせると怖いキレキャラ上等でとおってるはずなのに、こーゆー可愛い仕草とか癒し系なことまでサラッとやっちゃえるの? このひと、何なの…? アリーナで、地上の、同じ高さにいるから、どっちに誰がいたのかなんて、全然わかんなかったんです(だってスクリーン見てもわからへん!)。 人の頭の波の向こうに、傘だけは見えるんだけどね。 でも、ユキヒロさんに限っては、傘の動きからユキヒロは下手側(つまりアリーナ1ブロック側)にいたと推測。 ありがとうユキヒロさん! 萌えと癒しと、ついでに居場所のヒントをありがとう! 虹の根元にはシアワセが埋まってるっていうけど、あの傘の根元にはシアワセの元(=ユキヒロ)がいるんだね!(笑) って思いながら、たまに不自然に上下しながら移動を続ける傘を見てました。 ステージ脇のスクリーンは、基本的に、メンバー各々を追ってってはくれたんですが、終盤、まずユキヒロさんがフレームアウトし、最終的にハイドさんオンリーになってった。 うーん。カメラの死角に入る順番的にしょうがなかったのかな。? でも、ユキヒロさんが見たい、もっと見たい、っていう気持ちがあまりにも強すぎて、そのときはたしかにユキヒロさん以外のメンバーしか映ってなくて、それが私の網膜にうつっていたはずなのに、ホントに全然見た記憶が残ってない…。 メンバーがステージ側へ移動し終わった後、スクリーンに字幕メッセージが流れたわけだが。 …この一連のメッセージには、本当に打ちのめされた…。 「我々は新しい未来へ向かいます。 皆一緒に連れて行きます。 今日、ココに来れなかった人の想いも一緒に」 (※原文うろ覚え) なんで、この人たちが、こんなことまで言ってくれんのかと…! ココに来れなかった人、来れなくなった人も、一緒に連れて行ってもらえるなんて、そんなん言ってくれるなんて思わなかった。 別に、彼らに責任のないことを、勝手にあれこれ背負わすつもりはないんですよ。 このひとたちは何でもできるスーパーマンじゃなくて、悩んだり傷ついたりもする同じ人間だし。 だから、救ってもらおうなんて思ってないんです。 所詮は他人同士なんだしさ。 繋がりはとても希薄で、実際はほとんど、何も繋がってないに等しいって、ちゃんと知ってる。 でも、連れて行きますって、言ってくれたからさー…。 「これからも一緒」 なんなんですか、この言葉は…、もう…。 私はね、自分の意思で、自分の身体で来れたから、いいんですよ。 勿体無くもこんな言葉までいただかなくても、まだ一応、自分で行けるから。 でも、行き場をなくした気持ちを導く、強くてあったかい光みたいな存在であり続けると、彼らが言ってくれるのなら、すごく心強いし、私もすごく嬉しい。 ココに来れなかった人の心は迷子になっちゃってるかもしれないから、どうか連れて行ってあげてください。 よろしくお願いします。ありがとう。 …連れてって、くれるってさ。よかったね。…ああもう、馬鹿。 en1:forbidden lover 字幕メッセージの最後の文字「I love you」がしばらくスクリーンに映し出されたままになって、そのあとがこの曲。 1998年にシングルでリリースされ、1999年発売のアルバムに収録された曲たちは、みんな仲良く2日目送りになったのね。 …って、ここにきてこの位置でこの曲って… ヘヴィすぎるだろ…。 怯えた瞳は天を仰いで神の名を叫ぶ、だと…。 フラッシュバックどころの話じゃないぞ…。 この曲を、あえてここにもってくるとか。 L'7でもかなりの重用っぷりだったけど、あの扱いを超えてる…。なんだこの諸刃のセットリストは…。 好きな曲だけに、複雑な気持ち。どーなるのよコレ…。 (しかしホントにこういう曲のラルクはカッコイイわ…) en2:MY HEART DRAWS A DREAM ああ…!やっぱし、『forbidden lover』のあとに優しく希望にあふれた曲をもってくるL'7的な展開なのか、そうか…! 『forbidden lover』の絶望感から一転、晴れやかな音に、ケンちゃんのクリアーなギターの音が乗っかって、 ああああああ、救われたあ…。 希望が見えたわぁ…、止まない雨はないんだわぁぁ…。 (でも、現実の雨は、まだ降っています。しかもかなり/苦笑) 最初のサビが来る前あたりで、歌詞が、ところどころスクリーンに出たんですが、若干タイミング早かったね。…わざと? なんかちゅーとはんぱな印象だったんだけど、でも、字幕で歌詞を出されると、ああ、いい歌詞だなって、あらためて思えたから、あれはあれで、よかったことにする!(笑) en3:GOOD LUCK MY WAY アンコールのこの3曲のセットリスト、説得力ありすぎ…ってか、ドラマ性ありすぎて、ものすごくドキドキした。 いったいなんのドキュメンタリーだよ…。 この新曲、今後のライブで演奏される機会はこれからきっと何度もあるだろうけど(断固、確信!)、この日この場でこの位置で聞けた演奏が、いちばんハマれたし、いちばん感動的なんじゃないのって、思えた。 曲の展開としては、雨模様からはじまって後半は綺麗に晴れ上がって虹…、…なんだけど。 実際の天気はさすがにそこまで空気を読んでくれなかったね(苦笑)。 ミラクルは昨日の『虹』限定だったか…。 でも、気持ち的には、スッキリ遠くまで綺麗に見渡せるくらい青空が澄み切ってる感じ? たぶん『forbidden lover』が効いてるね。 ほんとに、アンコールのセットリスト最高だったよ…! - MC - 最後のMCのときは、ハイドさんのいでたちも、たいそうヤバイことになってましたね。 でも、メイクは何故か雨にも汗にも流れることもなく最後までばっちりキープしてたんだけどね(笑)。 衣装が…白い袖が、もうずぶ濡れで腕にペッタリはりついて、肌色見えてて、すごい寒そうなん。 服透けて、肩んとこ、羽根が見えてたよーな気がするわ。 小動物が(笑)体温を奪われてガタガタ震えてるのを「ヤバイこれ早く暖めたらんと死んでまうで」って保護したくなるよーな気持ちになりました。 や、別に、震えてはいなかったと思うけど。 (あれ?でも、ちょっと鼻すすってたっけ?それとも泣いてた?) でも、あまりにも濡れそぼっていて、最後のMCでは自分の腕で自分をぎゅってしてたような気がする。 けっこう寒いのかな?ってふうに見えたし。 見てるこっちも、曲にノッてるときはいいんだけど、黙って立ってると寒いんだよね…。 つーかこれ…、このハイドさん。 見た目的に、ちょっと庇護欲そそるよな…。 (この描写。ハイドさん対象じゃなかったら、この3倍は粘着質に語りまくるんだろうなぁ私…) ケンちゃんもテツくんもハイディも、けっこう雨にうたれっぱなしだったからなぁ…。 大丈夫かなー、風邪ひいたりしないでねー(いや、そういう自分も) …ていうか、人間はいいとしても楽器は大丈夫なのか…、とか思いながら、MC聞いてました。 明日、5/30がラルクの初めてのライブ。 難波ロケッツでやってから、明日で20年。 …ってのを話したのは、ハイドさん?テツさん? 「雨とかカンケーない!ってだんだん思えてきた! でも、本音をいえばそろそろ止んでもいいんちゃう…? …ってちょっと思ってる…(苦笑)」 これを言うたのは、ハイドさんじゃなくてテツさんだった気がする。 「グランドクロスツアーって、昔、全部野外でやったんですけど。 そのときは一回も雨降られなかったのに、20年目のライブで…これ?(笑) いや、でもね、これ(雨)を待ってたんよ!」 すべては死海文書のシナリオどおりやー!(笑) テツくんの「雨に失礼やで!」ってこっちの日だっけ? 雨降ったらイヤだーとか言われてるけど、 「んなこと言ったら失礼やん、恵みの雨やで?」って。 そうだそうだー!いいこと言った! …って、まるで国会中の若手議員(≒ヤジ要員)のよーに合いの手をいれてしまった、マジで(笑)。 そーだよ、雨が降らなかったら、全ての生き物が干上がるっつーの! 罰当たり!雨が降らなかったらお米も野菜もできないんだっつの! …って、どっかの雨童女(アメワラシ)ちゃんですか。>『XXXHOLiC』5巻 エヴァにもあったね。 「雨の日は憂鬱。雨の日にもいいことはあるのに」っての。 いやもう…、雨のおかげで、しずくポタポタ洗い髪状態なテツくん見放題だったので、ワタクシ的にはほんッとーに雨に感謝ですよ(爆)。 ええもん見れた…。 しかも、黒髪ってのが、またポイント高い…。 後ろ髪も短いし、首根っこ見えてるし、どこの坊やですか…。 これは、ホントに、映像で見るのが楽しみだ…。 楽しみだよ…。 レーザー光線の演出も、雨の中で使った場合の、独特の効果が生まれて、綺麗でした。 晴れのときと、雨のときと、スモーク(霧)の中では、レーザー光線も表情が変わってくるじゃない。 レーザーの光が雨に乱反射して、すごいキラキラだった。 雨が降ってもこういうライブやれるし、みたいな流れになって「オレらも強くなったよ」って。 そうやねぇ…。ほんまやね。 強くなれたって本人が言うんなら、それは何よりです…。 しかし、テツくんのMCは、…今日はちょっと、ほんのちょびっと…(苦笑)。 1日目のはわりかしキレイにまとまって面白かったんだけど、2日目はちょっと間延びした感じ… もうちょっと早めに切り上げてくれたほうがよかった…(汗)。 苦手ならあんまし喋らなくていいのになあ。 どうにも、あのソロで聞く「ワッショーイ!」とかが苦手なのかも、私。 つか、あんまし連呼されると、「次の言葉が出なくて困ってるのかなー」ってふうに見えて、ちょっとしんどい(笑)。 でも、ハイドさんが、あとから「うちのメンバーは、みんな口下手だから。演奏で伝えます。」っつって、最後の曲にいったから「そうだね。口下手だから多少すべってもgdgdでもしょうがないね」って結論に落ち着けました。 ハイドさんナイスフォローありがとう。 (別にテツのフォローをする目的で言ったんじゃないと思うヨ!) ライブで「もっと喋ってー!」みたいな流れになるのが、あんまり好きじゃないんだよなー。 たしかに、たまに面白いネタが出てきたりするから、そういうの期待しなくもないんだけど(苦笑)。 楽しく喋ってくれるんなら喜んで拝聴するけど、喋りをねだる気は、あまりない。 おごってくれるなら嬉しいけど、こっちからたかったりしません、みたいな感じ(笑)。 だって、喋りが本業の人たちじゃないし。 音楽をやってる人たちだから、こっちも音楽で受け取りたいしね。 en4:BLESS 新旧いろいろな曲を縦横無尽にかけめぐったので、正月にもラストにやったというのに、この曲の存在をうっかり忘れていた。 『BLESS』は、終わり方がすごく良かった。 バスドラがすごーく力強くて、互いの呼吸をゆっくりあわせながら、一歩一歩を踏みしめて、みんなで一緒に行きましょう、って感じのエンディング。 ほんとに、一緒に連れていってもらえると思えたわ…。 ミュージシャンて、すごいね。 最後、リーダーに手渡されてバナナ投げるハイディとユキヒロ(!)は確認できたけど、ケンちゃんが目視できなかった…。 あれ?ケンちゃんどこにいたの…。 ドラムセットから立ち上がって降りてくるときのユキヒロさんの表情、そのゴキゲンな様といったら! acidライブにおける、判りにくいゴキゲンっぷりじゃなくて(笑)、見た目にもわかりやすくゴキゲンなの!ニッコニコなの!ホホエミーナなのー!(笑) ステージセンターのモニタースピーカーの上?かな?に立ち上がって、仁王立ちで、両手あげたりとか。 片手で、人差し指と親指でLサインみたいの作ったのって、このときかな? なんで、そんな笑顔を惜しみもなく…カメラを通してファンなぞに(笑)見せてくれるのか…! そんな大盤振る舞い、もう勿体無くて勿体無くて…。 ニコって笑った瞬間をカメラがとらえて「あぁぁ今の笑顔ぉおおー!!」…ってのは、わりと何度も今まであったけどさ。 ずっとニコニコしてるよああぁぁぁぁぁぁ…(涙)。 2日目は、とにかく、ユキヒロさんの笑顔をたくさん見た気がします…。 んで。 最後までステージに残った二人。 ハイドさんとテツくん。 ラルクアンシエルの20年前の初ライブから、20周年に至った原点の二人が最後までステージに残るというのも感慨深い。 …って、フツウに感動もできるんだけど。 そこはそれ、ラルクのファンになって「この二人が仲良くしてんのが好き」と自覚してから、既に10年以上(つか、何年?)のワタクシですから。 これが私の原点…! と、強烈に再確認せざるをえない展開に、感謝の念を抱くのは当然です(笑)。 私にとってのラルクアンシエルの原点も、やっぱりこの二人なんだよ…! ハイドさん。 テツくんに渡されたバナナの最後の1本を、テツくんがたまーにするみたいに、バナナにチュッチュッて唇つけて。 んで、そのまま投げるかと思いきや、 隣にいるテツくんの口元にサッともってって、唇に、ちょんちょん、って…、 つ け た ! うあぁぁ…それ、間接キスやないかぁぁ…。 …いやまあ、でもねー?(冷静) 曲中、歌詞にあわせてハグしてキスも何度も見たし? 曲カンケイないときの頬っぺたチューも見たし、逆バージョン(テツ→ハイド)も見たし(あれは見たというのだろうか)。 合成とはいえ、唇と唇でキスしてる写真をでかでかと看板にしちゃうほど見上げたプロ根性の二人だから。今さら、これくらいどってことない… …って、んなわけないだろーがッ!(not 冷静) 最後の最後で自分のサガを自覚させられたわ! もう!好きだ!!(笑) まあ、萌えとかそういうのは置いといても、ほんと、癒されるっていうか…。 ストーカーのように(笑)一途に頑張って口説き落とし、ハイドが神なのかもしれないと崇めてみたり、頼れるお兄ちゃんと言ってみたり。 テツという人が語るハイドさん像は、過去にいろいろ見聞きしましたが。 「そりゃハイドさんみたいな人が近くにおったら無理もないよね」と思う一方で「いやいや、なにもそこまで…」ってくらいの入れ込みようというか、こう、想いの深さが…。 ホントに大きい存在なんだろうなと、思うんです、ホント。 そういう存在のハイドさんが、今もテツくんの隣にいてですね。テツくんに絡んでくれるというのが、ほんとーに嬉しいし、このひとを口説き落とせてよかったねぇテツ…って、心からオメデトウと言いたくなるのよ…。 “わあ、ええもん見れてよかったね自分おめでとう!”(笑)ってな感情は、“テツくんよかったね”の後にくるんですよ? 自分は後回しですよ? ホントだよ! 2日目のセットリストって、曲タイトルだけ見たら、けっこうフツウなラインナップなんだよねー…。 シングル曲ばっかだし。 シングル曲以外も、最近の定番だからさほど意外性ないし(ラディダはちょっと意外だったけど、でも、最近の曲だし…) 直球で、あんましひねりが無い。 曲名だけ並べられたら「え?意外性なくてつまんなくね?せっかくのラニバなのに何なん?」って、私、言っちゃうと思う。 でも、何故か、 むしょーに楽しかったんだよ2日目!特に後半! なぜ!何なんコレ!(笑) 1日目終わった後は、シングル曲中心のセトリだったのが幕張メッセの敗因だったんだなー、とか、わたし、書いてたけど。 じゃあ、2日目が楽しかったのは何でだよ?っていう(笑)。 もう、自らツッコミ入れちゃう。 …雨にうたれながらの謎テンションが理由なのかしら。 メンバー、めっちゃくちゃ楽しそうやったもんなあ(特にケンちゃん)。 シングル中心の、言ってみれば芸がない(笑)セットリストで、こんなに楽しいなんて、何効果よ? とりあえず、1日目終わった時点での発言を、昨日の今日でひっくりかえすよ! ライブの楽しさは、セトリ関係なかった! ノリがよければ、全てよし! 古い曲を演奏するライブってのは、過去、つまり後ろを振り返るという意味もあるわけで。 後ろを振り返るのなら、それよりも強い力で、前向き未来向きのベクトルを感じさせてもらえないと、漠然と…停滞する不安みたいのを感じるファンもいるんじゃないかなって思うのよね。 や、私がそーいうタイプなだけ(笑)。 要らん深読みもするし、「終わらないものはない。永遠に続くものなんかない」って、悟ってるふうなことを言いながら、実はただ、そういう可能性に怯えてるだけなんじゃない?っていう。 ライブで懐かしい曲を聴けるのは嬉しいけど。 頭のどっかで、「新曲は?」って、やっぱり考えるでしょ。 好きなミュージシャン=作品を創り出すことを生業とする人たちが、新しい作品を生み出さなくなる、生み出せなくなるなんて、そんな未来は、できればあまり見たくない。 デビューの頃まで遡って懐かしい曲をいろいろやって、でも、新しい活動の予定の告知は無い、未来がないなんて、そんな、まるで最後のライブみたいなシチュエーションは悲しすぎる。 1994年5月の某TMN終了ライブのトラウマです…。 …そう考えると。 ラルクがやってきた、古い曲を聴かせるライブって…、 seven daysしかり、15thラニバーサリーしかり、今回の20thラニバーサリーしかり…(リンカネを含めるかは迷う。あれは古い曲云々よりも未知の曲が数多い印象だったろうし。てか、例の事件のあと初めてのラルクだったし、また違った意味をもってると思うんだよなぁ) 必ず、振り返った過去よりも強烈なサプライズを出してくれて、その場にいる人たちを、すごい力で未来の方向へ引っ張ってくれてるんですよね…。 今回の 20thラニバーサリーライブ。 終演後、ステージからメンバーがはけたあとの出来事。 帰路を急ぐのか席を離れる人が大勢で、かなりガラ空きになったアリーナE5ブロックで、昨日よりかなり熱い気分で(でも雨にうたれながら/笑)新曲『GOOD LUCK MY WAY』のPVを鑑賞。 THANX!の字幕の後、シングル発売と、WOWOW放送の告知。 ここまでは、1日目と同じ。 そして、2011年秋ツアー。 …この告知と、告知を目にして大勢のファンが歓声をあげる一体感、この一瞬をホントに待ってた…! 以下、告知を見たときの心境。 9/11 →あれ?この日、私、東京いるじゃん。 マリンメッセ →地元キタコレ 10/1と10/2 → ちょ、この日付(場所は認識してない) 以下11、12月 → ここは、かなり日程あいてるね…(不穏な野望) で。白状すると。 この次にさらに出た告知で私があげた歓声は、秋ツアーのときのそれをはるかに上回っていましたよ…。 ↓ WORLD CIRCUIT イヤアァァ…キタァァアホントにキタァァ…!(笑) いやっほう!マジでキタコレ! 当たった当たった、大当たりだよー! 2008年のときから「2011年で海外ツアーじゃね?」って言ってて、直前のあれやこれやで、たぶん海外来るなこれって確信はしてたけど マジでキタコレ!(2011年じゃなくて2012年だけど) そして、都市名に「TAIPEI」って出た瞬間の喜びっぷりは、 我ながら…、何なのかと…、何ごとかと…(笑)。 まわりの人が見たら、あの人はきっと台湾から来たラルクファンなんだろうな、ってくらい、舞い上がっていたと思う。 だって、ラルクがワールドサーキットやるって告知を出す前から、私は台北にラルクのライブをもう一度見に行くと心に決めていたからさ! そう、2008年の4月から! 嬉しい。 また、台北のファンと一緒にラルクのライブを見れるのが嬉しい。 すみません、再びお邪魔します、一緒にまぜてください。 >台北のファンの皆さん もうね…、すごいよ。かっこいいよ。 ライブで過去を振り返った分、終演後に、もっと強い、逆方向のベクトルを示してくれてるじゃない?この人たちはさ! …意図的にやって下さってるのかしら? ファンにとって、こんなに嬉しいことはないデスよ…。 正月の幕張メッセで「あれー?」って感じて。 5月にもこんなんだったらどうしよう…、ってなって。 直前になったら「いや絶対に楽しいはず!」って、気持ちが回復してて 蓋をあけてみたら、ものの見事に 「やっぱりラルク!これ、…これがラルクだよ! 信じてた!信じててよかった!ありがとー!」……(苦笑)。 まさかこんなに「ラルクのファンでよかった…」って、素直なファン心理を刺激されるハメになるとは、恐れ入った。 いつものラルクのライブにおける私の感想は、 やたら重箱の隅つついたり、ボーカル鑑賞スキルが異常に低かったり視点が偏っていたり、不敬に値するよーな見方をしていたり、ごめんなさいと言いながらどうしようもなく萌えてたり(笑)…っていうのなんですが(たぶん)。 最後の「それ間接チュウじゃん!(喜)」…みたいのが、いつもの、デフォルト仕様の私なはずなんですが。 今回は、過去最高に真っ当で、我ながら気持ち悪いライブの感想文になりましたなー。 (※と、自分では思っています) …まぁ、20周年で特別なライブのときくらいはね。 こういうのも、悪くはないね! 2日目の最初に戻る | 1日目へ |
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