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ラニバラ感想文 by 自適遊戯
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L'Anniversary LIVE 味の素スタジアム MAY 29 OPEN 15:00 / START 17:00 チケット:アリーナE5ブロック134番 / 天候:小降りにはなるけど止まない雨。 |
1999年以降の曲が対象。 アリーナ席では傘は使えないので、レインコートやら何やらで完全防御をかためて、観念してアリーナ席入り口に向かうわけだが。 アリーナには水以外の飲料は持ち込み不可なんだけど、いちいちチェックする余裕ないからか、全て自己申告。 日本が平和な国でよかったですね。 コンクリートの壁と天井の大きな通路を、無色で特徴のないフードつきのコートをまとったたくさんの人々が、中(アリーナ)を目指してゆっくりと進んでいく様を見て 「…民間用の核シェルターに誘導される一般人の一人になった気分だ…」 みたいなことを思いました。 シェルター内にたくさんの人間を収容するために、手荷物の持ち込みは一切できません、みたいな? いや、マジでそんな光景でしたって。 リアルに、世紀末救世主伝説な光景でしたって。シェルターの扉を、トキ兄さんが外側から閉めるんだね(笑)。 大雨洪水に見舞われて避難所に向かう被災者の集団に見えるね、って、一緒にいた子たちも話してたよー。 ステージ両脇のスクリーンでは『READY STEADY GO』のPVが、またしてもカラオケ字幕つきで…。 えっと、これは…、歌えってことなのカナ?(笑) アリーナの自分の席についても、椅子に水がたまってるから座ることができない。 レインコートの丈が長いから、中に来てる服をぬらさずに座ることはできるんだけど、座ると膝がコートでカバーできずに濡れてしまうのですよ。 てか、座ると冷たいんですよ。 仕方ないので、立って待つ。 荷物は、ビニールバッグに入れて椅子の下に入れてみた。 過去のツアーのグッズ買ったときにもらえるビニールバッグを持参して、それに荷物入れてる人けっこう見た。 THEATER of KISSが多かった気がする。 あと、感心したのは、G×Cツアーのツアーグッズ?レインコート! よく持ってたなぁ! というか、あのツアーのときは一度も雨降らなかったんだし、本来の用途(ラルクのライブでレインコートとして使用)で日の目をみることがなかったグッズが、こうして12年のときを経て(!)活躍できたという流れが素晴らしい。 昨日はライブ中に折ったサイリウムが、夜、ホテルに帰ったあともずっと光ってたんで、今日は開演前、早々に折ってみた。 昨日は黄色だったけど、今日は青でした。 青か…。 昨日も思ったけど、青弱い…。 青、存在感薄い…。キュアベリー…。←独り言。 昨日に輪をかけて、文句のつけどころがないほどの雨の中。 ステージの上で、またしてもスタッフが水溜り除去作業。 でっかいビニールでステージを中央あたりをまるまる覆ってたらしく、ちょうど開演時間くらいにそれ撤去してモップみたいのかけたり… でも、やってるそばからザーザーと次から次に水がいくらでも降ってくるんだよー…。 ステージ左右にそれぞれあったビニール屋根のテントも撤去。 しかし、アリーナ入場口は閉鎖されはしたものの、いっこうに開演する気配はない…。 雨の中、手ぶらにレインコートで立ち尽くす人々(自分含む)は、たしかに開演を今や遅しと待っているんだけど、全ての気力を奪われて抗う術もなく呆然としているようにも見える(笑)。 なんというか、風呂に入れられて無気力になってるスナネズミの集団みたいでした。 …昨日のハイドさんも言ってたけど、これ…、絵的に、すごいもんがあるねホントに…。 結局、昨日と同じくらいの20分、30分押しくらいで開演。 両脇のスクリーンに、次々とあらわれるラルクアンシエルのロゴ。 …に引き続き、思い出アルバム写真いろいろ出たー! 今日はユキヒロさんもいっぱいいるよー(嬉)。 FC会報で見た写真が多かったかな。 エッフェル塔前で撮った愉快な4人組の写真も使われてた。 ハー火ツアー中の、ケンちゃんギター教室みたいな写真が使われてた気がする(あれ?それは1日目か)。 そして、やっぱり、他の時期と比べても、2007年から2008年にかけてのテツくんが好き過ぎて、どうしようー! どんくらい好きかっていうたら、「昔はよかったなんて言わないで」って本人に目の前で言われても「そんなんゆーたかて、コレが好きなんやもん!文句あっか!」って言い返せるレベル。 そして、言ったあとでこっそり「でも、今の君もステキだよって、ちゃんと言えばよかった…」(笑)って、じんわり後悔する流れでヨロシク。 置いといて…(つ´∀`)つ[小芝居in脳内劇場] 本日は、赤絨毯を歩いての入場はなく、メンバーは普通にステージの上に順番に登場… って、いきなりユキヒロさんの独壇場ですか! ドラムの、最初は公開サウンドチェックかと思ったくらい(笑)。 SEに乗せてドラムが鳴る中、弦の二人も出てくる。 いやああああ、こういうの好き!! すごく好き! こういうライブの始まり方かっこいいよ! 最初はかるーく、しかしそのまま、ドラムソロっぽい状況になだれこみ… レディオアクティブゆきひろ…! (こらこら、その単語、今はビミョーにヤバイ/苦笑) キタキタキタ…、ゆきひろサンきたああぁぁぁー! そう、これが、ラルクでドラム叩いてるユキヒロ…! 今、まさに目の前(※ただし遠距離)で叩いてるこの人が! ラルクのyukihiroを見るんなら、昨日よりも、むしろ今日が本番だってばよ! 私は、ユキヒロさんが今もラルクでドラムを叩いてるっていう現実を、体感したかったんだすごく…! …と、いうことを、改めて自覚できたオープニングでした…。 幕張メッセ終わった後で、ユキヒロさんが、ちょっと不穏げというか、もしかしたらこのひととラルクの繋がりは、ユキヒロさんの意思ひとつで突然なくなる可能性もあるのかしらというようなことをのたまっていたのが、ちょっと心のどこかで不安要素になってたようです。 最初のつかみで、安心させてもらえました、ありがとう。 1:READY SETADY GO ところで、テツさんの衣装は2日目のが好みだ! 登場した瞬間に「今日のが好き!」と高々と挙手した(笑)。 カッチリきっちりストイックなラインの白い服…! 1日目が赤で2日目が白なのかな、イメージカラー的に。 鏡の国の女王様だね。 ←…とかそういうこと考えるのは、きっと私だけだ…。 2:Pretty Girl 意外性がなさ過ぎて、意外だった(笑)。 え…?L'7…?なにこれデジャヴ? そろそろセトリ落ちする頃かなと、なんとなく思ってたので。 でも、この曲のイントロが鳴った瞬間に舞い上がって微妙に力が入ってしまうのは、もう条件反射だね。 「さあ、集中力をあげるのよ!」って指令が、真相意識に組み込まれてしまったんだよ、THEATER of KISSでな…(苦笑)。 3:NEXUS 4 ああ、やるんやー(笑)って、これまた思った。 嫌いじゃないんよ、嫌いでは。 でも、これやるなら他にやってほしい曲いっぱいあったナー、…みたいなごにょごにょ…。 冒頭でやったこの曲を、アンコールの時点で 「あれ?NEXUS 4やった?…やった…よね?」 って忘れきってしまっていた。我ながらヒドイ(笑)。 - MC - すごく記憶が抜けてる…(笑)。 今日は1999年以降の曲やってくから 「盛り上がんないと、ぶっ殺すぜ!」…みたいなこと、言ったんだっけ? うわ、これライブハウスちゃうでハイドさん、世界に中継中やでー?って一瞬ドキッとしたんですが。 すかさず 「…って、ゆっきーが言ってました☆」って、そのオチはズルい(笑)。 あー…、あと、中継先の国の言葉でアイサツしたのか。 韓国語が最初に出てきた気がする。 いきなり韓国語かよ、ってちょっとツッコミたくなった覚えがある(笑)。 4:HEAVEN'S DRIVE いやったああああ嬉しいぃぃぃー! シングル曲なのにライブで定番になることもなく、なかなか演奏されなくなってる曲(いや、seven daysではやったけどさ…。でもシアキスでイントロだけ使われたりとかそんな仕打ちでさ…以下略)。 シングルなのに何故か不遇な『HEAVEN'S DRIVE』を是非やってほしい〜、と、連れと前日に話していたので、これは嬉しかったよ! あ。このへんで、わたし、早々にレインコートのフードを脱ぎました。 フードかぶると、耳まで覆っちゃうんですよね。 だから、雨はけっこうしっかりカバーしてくれるんですけど、でも、耳が隠れると、音が聴きづらいんですよ。 せっかくのライブなのに、 音がこもって聞こえづらいとかマジありえへんやろ。 フード脱いでもG×Cの帽子かぶってたから、髪が直接濡れることはないし、大丈夫大丈夫。 ってか、メンバーが髪の毛濡らしてんのに、こっちがフードかぶってるとか、ずるいじゃん!(笑) フェアじゃないじゃん! 耳をだしたら、音が聞こえやすくなってスッキリ。 さあ、ライブを楽しもう!今を楽しもう! 刹那主義上等!! 5:LOVE FLIES いやったー!!!(嬉) シングルなのにずーっとセトリ落ちしてる曲第二弾きたあぁ! これも、前日に話してたんだよ。 めっちゃ久しぶり聞いた!めっちゃ久しぶり聞いた! けんたんコーラスがんばってー!←って思うのも久しぶり! 6:snow drop ああぁぁぁ…、来たぁぁああ!!!(嬉) シングルなのにry 第3弾。 タムが…、タムが好きなの震えるほどに! ケンちゃんのギターソロも、楽しいよね、これ、視覚的にもさ! 7:ALONE EN LA VIDA 盲点だった。 まさかやると思ってなかったのでビックリ。 たしかに野外向きだけど(しかし雨天向きではない気もする)。 昨日のスタンド席からよりも、アリーナから見たほうが、ステージ中央、ユキヒロさんの後ろ側の、スクリーンの役割もはたしてるところに映し出される映像が綺麗に見える。 8:叙情詩 いきなり、静寂をやぶってハイドさんのアカペラで始まった。 (隣で空気を読まずくっちゃべってた若造二人がビクッてなってたわ/笑) ボーカリストとしての技量が素晴らしい…とか、そういうのとはちょっと違ってですね… いや、上手いですけども。 この人の歌は、好みが別れる、クセのある歌い方だと思うので…。 だから、歌が上手くて感動した、というよりは、…うーん。 ハイドというボーカリストの歌を、アカペラで、素に近い状態で聴けて、しかも『叙情詩』で聴けて、この人がラルクアンシエルのボーカリストのハイドだっていう現実がリアルタイムで目の前にあることを、視覚や聴覚や、あらゆる感覚で受け取れたのが、すごく、よかったんです。 しかも、こんな雨の中でね。 …なんとも、誇らしい…。 いや、ラルクアンシエルのボーカリストは私のものじゃないんだから(笑)勝手に誇るなよって話だけど。 リーダーが誇るなら理解るが。←独り言です なんというか…、 「ねーねー、こんなにすごい人が、私の生きてるこの時代にはいるんだよ!」って、この人の存在を知らない、知りえない、過去未来の人たちにまで、自慢したくなる気持ち? この世にこのひとが存在してくれたことに、このバンドが存在してくれることに感謝だよ…。 …なんだろう? もう、書いてて自分で気持ち悪いぞ(笑)。 こんな感想、私じゃない…。 いったいどこのラルクファンだ…? → next |
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