acid android live 2010
#3 AKASAKA BLITZ 2010.5.13 thu ライブ直後の第一声ブログ記事を表示

ticket

赤坂ブリッツのライブ参戦は初めてじゃないけど…
私が来たことがあるのは以前の赤坂ブリッツであって、今の赤坂ブリッツじゃないから(たしか、一回無くなって新しくなったよね?)、おおむね初めてのハコといっても過言ではない。
新しいし、すごい綺麗なとこですねー。
このハコでテツくんライブ見るのって、いいかも…

品川区某所にある妹宅に寄って荷物を置かせてもらったので、ケータイとチケットとタオルハンカチ1枚と、夏目さん×3のみを携帯して、寒々しい格好に長袖をはおり(それでも十分に寒々しい)、手ぶらでブリッツ到着。

本日の番号は680番台。
だいたい真ん中くらいの数字で、よくも悪くもないというか。
2月と同様、本日も当日券の販売はありません、でした。
なんてこったい!(´д`)

中に入ったら既にけっこう人いっぱいだったんだけど…、
後ろにも前にも真ん中にも、上手にも下手にも、
全体的に均等に人が散らばってる感じで、空いてるところも混んでるところも、あまり目立たない。
「あら…?…じゃあ、遠慮なく…」って、一番下のフロアの、ど真ん中あたりについてみる。
普通(?)なら中央が混んでて、そこだけ人の層が分厚くなってるはずで、だから、いつもは上手よりとかに陣取るんですけど。
なんだかこの日は、真ん中の層がそんな突出して分厚いわけじゃなかったんで…、最初からど真ん中に行ってしまった…。


中に入ったのが18時20分くらいだったかな。
指定の2階席もけっこう人が入ってて、椅子があるのに早々に立ち上がってる。
すごいなあ、気合い入ってんなあ…。
たとえacidでも、席があるなら、始まるまでは座って待っちゃうな、私(笑)。


5分押しくらいでSEがやんで、暗転。
無音状態の中、メンバーが出てくる。

アンツの髪色が、暗い中でもわかるくらいのレベルでかなり明るくて、最初、ユキヒロさんかと思ってしまった(笑)。
けど、そのまま上手側にいくし。
…あれ?違った…(笑)。
で。
最後に出てきたユキヒロさんを見たら、一目瞭然でそれがユキヒロさんであることがわかるわけで。
我ながら、いや、この2人、シルエットでも見間違いようがないだろう、みたいな(笑)。
う〜ん、比較対象がないとわからんよーな些細な違いじゃないはずなのに。
よっぽど、明るい髪色のアンツに目がくらんだのかしらね。

2月のAXでは(衣装的な意味で)もっさもっさのふっわふっわに嵩増ししてたけど、今回のユキヒロさんは持ち前のソリッド感そのままな出で立ち。
細いつーか…、そこを通り越して、
硬質素材で作ったスティック状の何か
ってなあんばい(笑)。

目の周りメイクでばっちり黒くて、実に不健康極まりないよ(笑)。
頬もこけてて、ぱっと見、“きゃーユキヒロー!”っていうより、
「あああ…そんなに痩せこけておいたわしい…」とか思っちゃったわ(ええええええ今さらやし!/笑)。


1曲目はなんと『Pleasure』から。
意外で超かっけえ…!
こーゆーテンポの曲から始まるのも好き!

でも、序盤の抑え目なところはともかく、サビ(と言っていいのか…)とか、終盤からそのまま『irritation』『suffering』に繋がるところも、…それほど暴力的にはならなかったですね。
わりと大人しめっていうか…控えめな印象。
っていうか、かなりCDに忠実だったような。ライブとして考えるとちょっと物足りない。

一時期、この曲もライブではけっこうな破壊力もってて、サビ(?)なんてCD音源と全然違う別の曲だろ!ってくらいの歌い方(歌?歌かなあれ…/笑)になってて、壊れまくりの暴れまくりだったよーに思うんだが…。
1曲目だから?
久しぶりだから?(←ライブで聴いたのたぶん久しぶり/当社比)

つか。冒頭から、アルバムの曲順そのままですよね?
このままアルバムどおりにやったりして(笑)。
それはそれで面白いような。

で、『intertwine』だか『relation』をやったんだっけ?
もう忘れてしもた(笑)。
1枚目の曲が序盤にかなりまとまってた印象。


あとは、覚えてる曲を思いつくままに列挙。
出来る限り順番どおりにしてみたけど、たぶん順不同。
今回は、2月のときみたいに新曲がかたまってたわけじゃなかったし、セットリスト覚えることを早々に放棄してました☆


アルバム1枚目じゃない曲になったのは『ring the noise』がキッカケだったかな。
で、『imagining noises』が来て、新曲が混じって…みたいな感じだったと思う。

新曲と『switch』、ヤスオとユキヒロの2人のみで2曲まるまる。
ヤスオおいしいなヤスオ(※「ヤスオのくせに」がデフォルトで付きます/愛)。
新曲、ドラムンみたいな音が延々&淡々と鳴ってて気持ちよかったわ〜。
『switch』は、有料サイトで期間限定DLされてたリミックス音源が冒頭にちょろっと鳴って、その瞬間、自分でも意外なくらいテンションあがった(笑)。
アルバムがまだ出てて無いから、リミックスが最新の音源…とまでは行かないまでも、acid androidという名前を冠して出てるものには違いないし。
2010年のacid androidの、ライブと、ライブじゃない部分が、ちゃんとリンクしてるんだって、ちょびっと実感できた、みたいな。
やー…、だって、acid androidって、ライブとライブ以外の部分が「別物!?」ってくらい激しく乖離してる気がするんだもの…。

2曲終わって、また弦楽隊が戻ってくるさまが、なんかイイですね(笑)。
しかし、2曲の間、裏でテンションキープしとくのも大変だろうなあ。
『switch』とかって冒頭でやる印象が強いけど、今まで中盤でやったことあったっけ?
そのとき、ギタリストっていちいち引っ込んでたっけな?
うーん、記憶にない。


『chaotic equal thing』、2月のライブのときは平気だったのに、今回はこの曲でトモくんがいないことにちょっぴり喪失感がありました…。
キシくんのギターが、もうちょっとほしい。

2枚目から他にやったのって『pause in end』だったけか。
『egotistic ideal』をやったのは確実。
『daze』もやったと思う、たぶん。…たぶん…(もう自信がないや)。

で、『let's dance』
この曲の頃、指でカウントダウンをやるくらいの余裕は、まだ全然あったんだが…(逆説の「が」/笑)。

終盤、気がついたら「あれ…?なんか視界やばくね…?」って状態になってました。

たしかに、ど真ん中3,4列目あたりの圧力はものすごいけど…、
そんなんいつものことやし…。
ダイバー発生して、それ送るのもよくあることやし…。

なんで、この日はダメージてきめんにくらっちゃってたんだ?
いつもより、圧力とか衝撃とか大きかったのかなあ。
…たしかに、胸部より上へのダメージが、あれこれ大きかったような、気はする。
隣の人が、肩とか肘で押し込んできて、鎖骨の下あたりを強く圧迫されて息が苦しくなったりとか。全体を圧迫されるのは力が分散されるから別にいいけど、一箇所だけ集中して圧迫ってのはキツイ。フツーにむせそうになった(※脳内麻薬が出ているので、実際はものすごい痛かったのかもしれないけど、そのときは痛みは全然感じてない)。
私、それほど身長低くは無いから、フツーの女子よりは酸素を吸えてるはずなんだけど。化粧品か整髪料か、香料のニオイがいつもよりやけに気持ち悪く感じたし…。

で、視界はチラチラするわ眩暈はするわ…、若干、貧血を起こしかけてるような気配。
ええええ、何これー。何なのこれー(苦笑)。

そして、まだ『enmity』が来てないことに気づいて、愕然(笑)。
数分先の未来に恐怖を覚えた(笑)ので、まだ自力で引き下がれる余力があるうちに、おとなしく後ろに下がりました。

それまでセンターから動かなかったユキヒロさんが、上手とか下手に立ち位置がブレはじめた頃かな。
前列の波とか渦がこれ以上激しくなったら、きっと私はマトモに立っていられないよ…、みたいな。

我ながら「ここで下がるとか、アホか!(嘲笑)」です。
圧迫感のない安全地帯に引き下がっての『enmity』…とか
ワタクシ的には、acidライブに来た意味ねーよ!(笑)

でも、ぶっ倒れて、人に助けられるのだけは勘弁。
そんな、VAMPSライブじゃあるまいし(VAMPSのライブって、倒れて救出される人がやたら発生する印象がある)。
acidのライブで、己の限界もわきまえずにつっこんだ挙句に、前のほうでぶっ倒れるなんて。
いたら幻滅する。
そもそも前のほうでぶっ倒れたりしたら、危険→迷惑どころの話じゃない。
意識ぶっ飛ぶくらいテンションあがってるところにそんなやついたら、気がそがれるし萎えるし我に返るし。

もし、自分以外の誰かが前列付近で倒れでもしたら、
うわ危ないマズイ救出しなきゃみんな危ないと思うと同時に、
ワタシはきっと脊髄反射の速さで「へばるくらいなら最初から前に来るんじゃねェェェェェ!生き残れない奴ぁハナからおとなしく後ろで見てろや!」…って思うだろう(怖い怖い/笑)。
だからこそ、自分がそうなりそうになったら、そうなる前に引き下がらないとです(笑)。

いったん、前方バー横のドア付近まで下がって、壁によりかかりながら、いちおうステージのほう見ながらリズムとるくらいにはノッてたんですが。
なんか、それもつらくなってくるし。
やっぱり眩暈が全然おさまらない…。

新曲にかわったのをキッカケに、ドア外に避難してみた。
新鮮な空気吸ったら回復するかな、と思って。
ついでに、ドリンクバーで水ゲットして水分補給してみたり。
かれこれ1曲半強は、外で聴いてました…。

ごめん、新曲を棄ててしまったよ…。
なんて優雅な…、

っていうか、acidが今まさにライブをやってる、その場にいながら、

なんて無駄な時間のすごし方を…。orz


外にいるときは、それほどへばった感じではなかった。
自力でちゃんと歩いてたし、壁とかに寄りかからず立っていられたし。
でも、中に入ったら、またすぐにへばる予感がしたんだよね。

再び中に復帰してからは、1曲か2曲は聴いたかなあ…。
アンコール、もしやったら、前にまた行けるかな?程度には復活してたけど、案の定というか、今回も、やっぱりアンコールは無しで終了。
あ〜、やっぱりね…。


今日のライブの出来が、acid的にも他の多くのお客さん的にも、どうだったかはわからない…、ワタシには知りようがなくなってしまった…。(´д`)
ワタシ個人にとっては、残念感ただようフェードアウト感いっぱいの終わり方でした。

うーん、序盤から中盤は、別に悪くなかったのになあ…。

失速(後ろにさがる)した挙句に
中断(外に出る)とかって…

うわああああああああ……(悔い)。


次、すぐ大阪あるし、来月は仙台新潟もあるし。
リベンジの機会が控えてるから、若干救われてはいる、けど…、
自分のヘタレ具合が…、
自分のことなんだけど、
もうね、意味わかんない(笑)。

あまりに悔しいから、次回は、ライブ前に糖分しっかりとって、低血糖にならないよーにする。
ついでに、栄養ドリンクの類でドーピングもする(笑)。




個人的な悔いを語るのはこれくらいにしよう。


他に覚えてることあれこれ、時系列を無視して書き連ねてみる。

ユキヒロさんのいでたちについては、ライブ直後にブログに書いたとおり。
膝上くらいまでしか見えんかったので足元がどうなってたかは不明。
左側にシザーバック的なものが2つくらいぶらさがってました。

あと、袖が萌えた(笑)。

ベルトのバックルが、最初、ベルトだってわかんなくて(だって暗いし!)。
そこそこの大きさで丸いものがちらちら反射してたのが、なんか、初号機のコアみたいだなあと(笑)。
むしろサキエル?
そういや、体型的にも似てないか…(笑)。

イヤモニの細いコードが、いかにもアンドロイドっぽくて、カッコイイのかっこよくないの。
斜めから見るとそれがイヤモニで、コード後ろにたらしてるのもわかるんだけど、今回、真正面だったからか、余計に人造人間のパーツの一部みたく見えたわぁ。


途中でイヤモニはずして、暴れる予感がものすごくしたんだけど、でも、その頃、ステージ下の私はわりと意識もぼんやりしてて、近くで見てるけど遠くにボヤけて見えてるような。
「あー…、このままユキヒロさん飛んだらどうしよう…」
で、通常なら
いよっしゃあ!来いやあ!(笑)
ってなるんだけど、この日は
「今、ユキヒロさんに落ちてこられたら、その余波に確実に私は没する…(涙)」
と思ったとか思わなかったとか。
たぶんその頃、エネルギー残量的にもうわたしはかなりヤバかったんだろうな。


鞭…じゃない(笑)マイクコードさばきも、久しぶりに…キタなあ…。
… や っ ぱ り カ ッ コ イ イ よ な …(惚)。

で、マイクなんだが。

3回は、棄てたよね?(笑)

ゴッ という音がしたと思ったら、
あれ?
マイク持ってない…。(´・ω・`)

何の曲だったか忘れたけど、マイク棄てて、歌うの完全放棄して客を煽るだけに専念(笑)しちゃったりして、
うわわわわわわ……!(歓喜)

あの瞬間のユキヒロさんは、ボーカリストではなかった…。

っていうか、

やっぱり、acidライブにおけるユキヒロさんは、ボーカリストじゃないよね(暴言)。

手段として歌うし(歌…?)、マイクを持ってはいるけど。
担当パート(Vo)ってんじゃなくて、
パートは、acid androidです(笑)。



歌といえば、
歌が…、ずっと、聴きづらかったとです。

後ろに下がってみたら、ちゃんと歌も聞こえてたから、ボーカルが異様に聴きづらかったのは、序盤から中盤にかけて私がいた場所的な理由?
曲は聞こえてくるんだけど、
ボーカルの音量が…弱くて弱くて…
ホントに歌ってんのかなあ、声出てんのかなあ、ユキヒロさん、って思いながらライブ見てた…。
特にアルバム『acid android』の曲。
『purification』の曲と違って、メロディらしいメロディをあまり感じない曲が多いから、余計に聴き取りづらい。

つか、常に音程がビミョーにズレてる気がしてならんかった
ま、そんなのは些末事です(たぶん/笑)。


『switch』のリミックス音源のほかにも、有料サイトで公開してた音源が使われてたな。
例の、1回目は、ミスって意図しない音が入ったやつのほうをアップしちゃった15秒のやつ。
どこらへんで使われたかは覚えてないけど。
この日のライブ中に「あ、私のアラーム音」(笑)て思った気がする。



あと、久しぶりに、綺麗に白目むいてるアンツが見れて嬉しかったです(笑)。しかも、ライトの加減で白目が光った(笑)。

ライトといえば、
前半のどっかでやった曲で、灯台の光が一定の間隔で自分の居る場所を照らすみたいな感じで、強い照明があたってくるのが、すっげー熱くて&眩しくて、やだった…。

ステージの上はもと暑くて眩しくて大変なんだろーけど。
照明にあたり慣れてないこっち側にいて照らされるのも大変だ(笑)。


あ、ステージセットかっこよかったね。
ステージの背景はコンクリート打ちっぱなしの壁っぽい(けど、たぶんコンクリートではないと思う。もっとやわらかそうに見えた…)。
3×3で9個のライトがならんだ照明の板みたいなんが(なんかアレみたいだった。永久にプチプチが楽しめるとゆーおもしろアイテムが一時期流行ったよね?それ連想した/笑)、1mくらいの感覚で並んでた。
なかなかモダンで、冷たすぎず、お洒落くさい(笑)。

これが、同じハコで、TETSUYAさんの場合はどーなるのか。
 …やっぱ、初日、見に来たいかもー…。


アンツとヤスオのメイク(しかも特殊メイクとメイクの中間くらいのメイク…)、顔の右側が壊死してるみたいな感じのがお揃いっぽくて、なかなか楽しい。
キシくんは、見事なパンダメイク(笑)に、全身これ黒。
ギターが深い緑色だから目に優しいような、怖いような…。
でも、やっぱりキシくんて基本癒し系だよな…。
(いや、ワタシは、どう見ても癒されない出で立ちのアンツに癒されてるんですけどね)



今年、ツアーらしいツアーじゃないから、2月の時点では「今年は(お財布的に)優しいな」とか言った記憶がある…
…んだけど、今回のライブでは、ちょっと、断続的な日程が物足りないなと感じた。
もっと、怒涛の日程で、どんどん本数やって、ツアーという得体の知れない化け物が形作られていく過程を感じたい…。
 …って、ライブ途中でへばって退却してる奴が何を言うやら(笑)。

なんつぅか…、身体がツアー仕様にならないんですよねぇ。
間があくから、都度、リセットされちゃう。
それに、各回のセットリストにあまり統一感もなくて(って、まだ3回のうち2回しか見てないから統一感も何もなくて当たり前か)単発でその日のセットリストだけ見たら面白いし楽しいんだけど、やっぱり2月のと4月ので同じ「ツアー」って感じはしない…。

…こういうライブのやり方って、今までなかったから、難しい…。

次の大阪に参戦したら、今年のシリーズがどういうものなのか、ちょっとは勝手がつかめるかしら?
アルバムが出て、CDで新曲聴いて、曲のタイトルも把握できた状態でライブ見たら、何かつかめるかしら?

ホントに、アルバムが早く聴きたいです。



ライブ後の余談。

翌日、脚に筋肉痛が来る。
その翌日、腕をメインに上半身に筋肉痛が来る(笑)。

いつもこんな疲労感あったっけ?
大阪ライブ前に温泉でもいこっかなー。


tak eyes:
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初出:
10/5/15 acid android 2010 #3 @ AKASAKA BLITZ 参戦記録
10/5/17 【色塗りしてみた】2010#3のユキヒロさん
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reported by 自適遊戯 | takasumi