|| May 17 Olympic Gym in Olympic Park:Seoul, Korea

オリンピックパーク体操競技場 [ソウル] 2008/05/17 Sunny Day
(続き)

韓国、アンコールのしかたが、ホントにスゴイ。
ウェーブも半端じゃない。
大きくて綺麗な波が、ぶわぁ〜!!って起こる。一緒に乗らないと溺れる(笑)ほどの大波が。
足の踏み鳴らしも起こって、もー…、スゴイ!
ヨーロッパのクラシックコンサートみたい!かっこいい!!
日本じゃ、これ、あまりやらないよね。>踏み鳴らし。
(日本だと、足ガタガタ言わせたりするのお行儀悪いって認識のが強いよね、きっと。貧乏ゆすりみたいな。)
床をドンドン鳴らして、会場中…っていうか、会場そのものが、ドォォォ…って鳴ってるみたい。
また、スタンド席の前方が、ガイシホールのブリージア席みたく床下が空洞になってるっぽくて、よく鳴るわけですよ、これが。
もー…、大騒ぎだよ(笑)。

日本と韓国、別にどっちがいいというわけじゃなく、国民性の違いというか文化の違いってヤツ、ですかね。
まぁ、海外のミュージシャンが日本人オトナシイって思うのも、無理はないのかもねぇ。
韓国のコレ(笑)に比べたら、ものすごく盛り上がってるとしても日本における観客の反応は、まだオトナシイもんですよ。
大人しい、…というか、冷静?
奥ゆかしい国民性というやつですか。
たしかに、普段からオーバーアクションなお国柄じゃないしねー。
日本人からしたら「何故にそこまでハイテンション!?」みたいに見えるもん。ライブ始まる前ですら(笑)。
でも、そこに混じって一緒になって盛り上がってると、だんだん楽しくなってくるんだよ、確かに。(笑)

同じ日本の中でも、地方や県によって客のノリって違うし。
その違いが、面白いよね。
現地の人のノリにあわせて自分も染まって一緒に楽しむのが、遠征独特の楽しみ方なのかなって思った。
知らないとこに実際に行ってみて、初めてわかる感覚。
単に、外国でラルクのライブを見たというだけでなく、貴重な体験をしたと思った。



アンコールの、MCで。
ユキヒロさんの出で立ちが、全身、上も下も同一柄の、まるでそれはパジャマですか? …なコーディネイトだったこと が、判明。
パーカーの裾、腰は無地の部分があって、そこにゴム入ってる感が、スウェットシャツっぽいっていうか…ますますパジャマくさい。
もう、あれはパジャマだったことにする(笑)。
yukihiro のパジャマ姿を見れたってことにするよ!

あ。そういえば、ユキヒロさんのカンペが立派になってたような…。
ただの紙キレじゃなくって、黒いバックボードを貼り付けたみたいになってた。

衣装の全貌を観察するのに集中しすぎて、うっかり「カムサハムニダ」を聞き逃したまま(涙)、ユキヒロさんMC終了。

アンコールが、『叙情詩』始まりになりました。
わあ!…わあ〜!(喜)
この曲、去年の“またハートに火をつけろ!”でハマッたというか…、それまではそんなに響いてこなかったんですよね。
リリース時期が、己のラルクファン度が低迷してた時期にちょうどかぶってて。聞くと、ラルクを楽しむ余裕すらなかった頃に結びつくの で、あまり聴きたいと思わないんですよ未だに。アルバム『AWAKE』も同じ理由で未だに聴かないし。
別に、曲に責任があるわけでもない、勝手な理由だけど。でも、こればっかりはどーにも。
だから、また火の最初の頃は、『叙情詩』でシメられても、ふーん…そっかー、程度だった。
それが、ツアーで回数を聞くごとに「いい曲じゃんコレ!こんなにいい曲だったんだ!」って、目からウロコ。
個人的な、クダラナイこだわりが払拭されてったという次第です。
そんだけ、この曲がもつ力が強かったんだな、と。
なので、久しぶりに(シアキスではセトリ落ちしてたし)聴けて嬉しかったです。
台北でのアンコール1曲目に聴いたネオユニも、ライブで聴くの相当久しぶりだったし。個人的にはかなり好きな曲だし嬉しかった、けど 。
…こっちは、普段、聞かないからこそ、というか。
『叙情詩』って、好きとかそーいうの抜きにして、スゴイ曲…だなあ…。


んで、至極まっとー?な『叙情詩』感想のあとで何ですが(笑)。
 ↓
『HONEY』間奏における、hydeさんとテツさん向かい合っての絡みを久しぶりに見た!
祝!!

距離が近づいてく二人に、見てるこちらも思わず力が入る(笑)。
あ、絡まる絡まる…。よっしゃ、向き合ったー!キャー!!(喜)」
…みたいな。(アホだ/笑)
問題の箇所では、超個人的レベルで、ひとり大歓声をあげていました。


ちなみに。
アンコールはじまってみると、またしても後ろから通路階段を下りて前にくる客が数人…
…5,6人と言わず…、いた…(´Д`)…んですが 。
先ほど、2回追い払ったからか、私の隣…には来ない(笑)。
(「アイツの隣に行くとウルサイからやめとこう」とでも思われていたんだろうか。願ったりの展開だ/笑)
私の前の列の段には、何人かおりていったですねー…。
隣にこられた客は、迷惑そうにしてるんだけど、何も言わないんだよね、不思議と。

アンコール進むうちに、私の隣スペースにも後ろから人がきて、そのまま階段でライブを見始めたんですが…
その人が、小柄な女の人で年もいってる感じだったんですよね…。
韓国では年上を敬う習慣が日本より徹底してるって有名だし(苦笑)、ここはもう譲ろう諦めよう…と、何も言わないでおきました。
ライブももうすぐ終わるってのに、お互い、ヤな気分になる必要はないしさ…。

あと、このくらいもういいや、って思えたのは、もっとすごい連中がいたから、です(笑)。
アリーナ後方の客の一部が、最前列はしっこに走り出し、結局、最後までそこでライブ見てたのよ。
〜〜〜〜かなりビビッた!!
つか、走り出した客よりもむしろ、横を駆け抜けていく客をスルーした場内係員に。
「オノレは何のためにそこにいるのか」と小一時間ほど問い詰めたくなったわw
ホントに、何のためにいたんですか、あの人たちは!

つくづく、日本のライブ会場って、ほんとしっかりしてるよなー。
個人のマナーのレベルはそんな大差ないとしても(マナーの悪い連中なんて日本にもたくさんいるわw)、日本だと、スタッフが厳しくチ ェックしてるから、それが抑止力になってる気がする。
終演後、ステージセットを含めて記念撮影するのも、台北と同様、ソウルでも普通に行われてたんですが、やっぱり止めるスタッフいなか ったし。
もしかして、外国の人からしたら、日本におけるライブ会場のマナーは相当うるさい、みたいに見えるのかもねぇ…。
もし、台湾や韓国の人が日本にライブ見に来て、知らないでそーいうことしちゃったら、ちょっと可哀想だわね。
それをやっても怒られない国から日本に来て、やって怒られたら、窮屈に感じるかもだよね。
ま、私は日本で育った日本人なので、普通に考えて、ライブ中に前に駆け出すなぞありえねぇ怒られて当たり前だろ、とは、思いますけど ね(笑)。

置いといて。

『LINK』では、例によって、演奏をちょっと中断。
テツくんが韓国語で、きっと「俺のバナナが食べたいかー」的なことを言うてると思われるのですが、言葉がわからないので、「ああ…、 此方のファンの皆さんは、この場面を見ることによってテツという人の認識が変わったりするのかしら、どうかしらw」と、心配すること 自体、意味のないことですか、どうですか(笑)。
それにしても、客の反応が気になる。
単に、メンバーが投げたアイテムが欲しいから盛り上がってるのか…
それとも…、どういう意味で盛り上がっているのか…。(´∀`)

で、バナナを2、3本投げてる、そのテツくんの後ろで。
ハイディが、両腕をあたまの上にあげて腰を左右に振りながら、『LINK』の、あの拍子にあ わせて踊ってんのさ。

かっ、…かわいいよ!(笑)
つか、どしたんよ?
なんか今日、ゴキゲンやね、ハイディ。
(レディステにおけるケンちゃんとのアレといい…)

んで、ケンたんが、撮影クルーのカメラ借りて、そんな愉快なハイドさんを撮ってん。
最初、撮ってるのがケンちゃんやって気付かなくて「えらい堂々とステージの上で撮影してんなぁ、ていうかスタイルいいなぁ、脚長いなぁ、あのカメラマン」とか的外れなことを思ってた(笑)。
しばらく撮ったあとでカメラ返してんけど、ハイドさんは、ケンちゃんが撮影をやめてハイドさんから視線をはずしたあと、また踊りはじ めて。
見てくれてなかったからか、すぐやめちゃったんだけど、ケンちゃんが何ごとかの空気を察してか(笑)またハイドさんのほう見て 。
ケンちゃんと目があった途端、再び踊り始めるハイちゃん。

なんつうか……、展開が、すごくラブリー。(笑)
二人とも、なんかカワイイ。

やー、なんか…、ソウルは、ハイちゃんとケンちゃんのコンビが面白すぎた(笑)。
完敗でした。(←何に/笑)

……リズム隊ネタって、なんかあったかなぁ。(↑の二人への対抗意識?/笑)

本編最後のレディステ?が終わって(アンコール後ではなかったはず…どうかな…)、ハイたんとケンたんは曲が終わりきる前にハケてし まって、最後、ユキヒロとテツだけで曲をシメたってのが、地味にときめいたな。(ほんまに地味な/笑)
でも、曲はまだ全部は終わってないのに、ステージに二人しかおらへんかったんよ。
…レディステやったかなー?
他の曲やった気もする。



ラストのMC。
日本語の、曲タイトルしか聞き取れない(笑)、MC。
ハイドさん…カンペがないってわけでもないね。
下に、ちゃんと貼ってある?みたいね。
でも、ほとんどそっち見ないでしゃべってるし。やっぱりスゴイわー。

あ、でも、テツくんはカンペなしで喋ってたか。
(喋る一言がメンバー4人の中でダントツで短いという見方も…/笑)

最後は、本日も『あなた』終わり。
羽根が…、パリと同様、下から上に吹き上げる演出付きで。

♪胸にいつの日にも輝くあなたがいるから♪は、台北のファンほどはっきりくっきりした日本語じゃないけど、ソウルでも、自然とファン の歌声が起こる。
ソウルの場合は、漢字っていう共通文字がある台北と違って文字から違うから、日本語読むの大変そうよねー。
あ、耳コピかな? うん、歌い方がそんな感じ…。

つーか、私、わりとラルクの歌詞とか耳コピで、たまにブックレットで歌詞を読むと「えぇ!こんな歌詞だったの!」って思うことがある 。
日本語ネイティブなのに、妙だなぁ(笑)。



終演は20:00頃でした。
台北では、最後、メンバーはけたあとでテツくんがもう一回出てきて色々投げてったんだけど、ソウルではそれは無し。
中継で見ただけだけど、パリでも無かったっぽいし…。
えー…、台北はホントにラッキーだったのか??
つーか、私の気のせいだったんだろうか(笑)。自信がなくなってきた。


書きそびれたことがいくつか…。
 ↓
なんかの曲でハイディが沈没してたですね。
気がついたらステージ上に転がってん。

あと、テツくん、この日は、あんまりスクリーンに映らなかった…気がする。
スクリーン登場率は、ハイディがかーなーり多めで、次点でユキヒロ多め、だった気がします。
あまりにもテツくんが映らないことに、ちょっとストレス感じた。パリ中継のときは感じなかったのにねー。
ま、スクリーンじゃなく現物見てればいいんだけどね…。
そうなんだけどね…。(-_-)

後半は、喉が枯れました。
たしかに、ケンちゃんMCあたりから、かなり名前とか叫びまくったもんなー。
あと、たぶん、歌ってたんだと思う。(失笑)
ま、大音量だったから簡単に打ち消されてますよ(笑)。 あと、ハイドさんやたらと水を投げてましたねー。
飲みさしのペットボトルとか。ペットボトルから水をまいたりとか。
ソウルでのライブで、アリーナ前方とか、相当、熱そうだもんな。
もし、次回、ソウル公演あったら、行ってみたいな、アリーナ前方w

今回、座席指定のスタンド席だったのに…。アリーナオールスタンディングの台北より熱 かった&暑かったですよ。
屋内だから、熱がこもるんでしょうね。
台北は、風が強かったし、夜は風も冷たかったから、野外にしてはけっこう快適だった。



台北とソウルで、ラルクのライブを見てみて。
台湾、韓国、日本。3カ国の違いとか、比較しの、アレやコレや。

韓国は…実際、行ってみて、都市の雰囲気は、日本と韓国って、わりと近いんだな〜と感じました。
ハングルの表示は異国度満点(笑)だけど、都市の作り方とかは、台北よりソウルのが日本の雰囲気に近い。
台北の町並みは、日本で見かけることはないな的風景です。
あー…気候の違いかもね。
台北よりソウルのが、日本の気候には近いだろうし。同じ日本でも、もしかしたら沖縄の人からしたら、ソウルより台北のほうを身近に感 じるのかも?
どうかな。沖縄行ったことないからわからんけど。
前、札幌に住んでる人が名古屋に来たときも、街中の風景見て(屋根の形とか、道路の中央分離帯にゴミがある!とかw)びっくり してたもんな。

ちゅーことで、街の雰囲気、ライブ会場の雰囲気…ハコ的な部分は、ソウルのが馴染みやすかった…
…んだけど。
そこにいる人間はどうかというと、これは、台湾のほうが、日本人に近い印象を受けた。
ソウルでライブを見てるときのほうが、異文化の人々に混じってライブを見ている、って気分が、すごく、したもの。

親日度によるのかもなー。
韓国は、どっちかいうたら反日的な…、ちょっと前までは日本のエンターテイメントは韓国内で放送や出版ダメみたいなことやってたよね ?
台北の人は日本のエンターテイメント好きだしねぇ。

あ、反日だから親日だからラルクに対してどう、っていうんじゃなくってね。
台北のファンも、ソウルのファンも、日本のファンも、ラルクが好きなんだなってのは同じなんだけど、そこに至るまでに何を見て聴いて きたかって土壌がきっとまるで違うだろうからー…
う〜〜ん、うまく言えないけど。
台北のファンと日本のファンは、ラルクに求めてるものや、ラルクのどこに響いているかが、わりと近い気がしたのよ、なんとなくね。
同じライブを見てて、どこで盛り上がるかのポイントとか、日本と台湾は、共通点が多い気がする。

あくまでも、個人的な見解ではありますが……。

演ってる側としては、どうなんでしょうかね?
また、やってほしいな。海外ツアー。是非、また行きたい。
2008/6/5 up



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TOUR 2008 L'7 〜 Trans ASIA via PARIS 〜 // reported by 自適遊戯 | takasumi