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Oblivion Dust
"THANK YOU & GOOD-BYE"

■注意(というか懺悔)■

「これが生のKAZさんを見る最後のチャンスかも!」…というわけで
オブリのファンにとって、この日が特別で大事な日であることを承知の上で参加させていただいた
TETSU69にKAZさんが参加したのをキッカケでオブリのCDを聴いたという私です…。
その点をふまえた上で、もしよろしければお読み下さいませ!
(なんで私ってばときどきどうしようもなく読める対象がピンポイントなレポートを書いてしまうんだろう…)



2001年9月23日 @ Zepp Tokyo

一緒につきあってもらったのはお友達のカナコちゃん
ある日、雑誌でオブリの解散ライブの告知を見つけ
「9月か〜。この頃ちょうど武道館のライブ観に上京するんだよなー」と日程を調べたところ
武道館に行くのが24日月曜日、オブリの解散ライブは22日と23日だったのでした。
ちょうどええやん!(喜)…というわけで
武道館に一緒に行くカナコちゃんにダメ元で電話で聞いてみたらば
あっさり「いいよー。おもしろそうだし」。
彼女は勿論オブリを知らないし
(プロディジーの日本公演観に行ってるからその時に観てはいるはずなんだが・笑)
私と同じラルクファンというわけでもないのですが
最近いろんなライブに足を運んでいるので(笑)それほど抵抗がなかったということでしょうか?
ともかく、一緒に行ってくれる相手も見つかったし
やっぱり多少「行っていいのかなあ…」という迷いはあったもののチケット購入。
最新ベストアルバム購入で予習も怠らず(笑)
何しろ解散ライブなので粗相のないように、後悔のないようにと。
私自身ひさしぶりのライブということでそこそこ気合を入れさせていただきました。

―――しかし、そのわりにホテルにメガネを忘れるていたらく…(滅)。




開場から会場入りまで
そもそも、Zepp Tokyo 自体、行くのが初めてで、 同行のカナコちゃんが 以前行ったことがあるというので全てまかせっきりにしてしまった横着者の私…。
行く前から「いったいオブリのファン層ってどんなんなんやろう!」とものすごく不安でした…。 どういう格好で行ったらいいのかよくわかんなかったし、思ってる以上にハードな空気だったら どうしよう!って(笑)。
会場についてみると周辺はわりと普通の人々で。思ってた以上に女の子ばっかりで驚いた。 なんとなく、オブリって男が多いような気がしてたので…(←でも、それは何故?・笑)
来てるファンの層は、 ラルクの それほど甘くなく低年齢層多くなくて、でもハードすぎない感じ?かなあ…。
やたらと目に付いたのは、このLAST TWO NIGHTのグッズTシャツを着てる人でした。

で。チケット以外の荷物を会場外のロッカーに入れて、列の最後尾に並ぶ。
持っているチケットにはただ数字だけが記載されてたのですが、順番的には 数字の前に“A”がある人が先で、数字のみのチケットはその次、とのこと。
Aチケだけでも3000番近くふってあって、いったい何人収容なんだZeppTokyo…と恐ろしくなりました。 なんか、私の記憶ではZeppってたしか2000人とかそこらだった気がするんですが…。
Zepp Tokyo 会場内
会場に入ってまず思ったこと。 「あ〜、ZeppSapporoと同じ〜」…っていうのも変ですか?(笑)だってZeppって、札幌しか 行ったことないんやもん!(※私は名古屋に住んでいます)。
下手側のドアから1Fフロアに入って、まず陣取った場所は REALIVE札幌2日目と ほぼ同じ場所さすがに 階段に陣取ったりするほど一生懸命じゃなかったけども(苦笑)。
なんか、つい癖で下手サイドに来てしまったんですが、 KAZさんはギターだからきっと上手なんだよなー、と。 でも、まあ、なかなか下手のその位置からも上手はよく見えたので、まずはこの場所で 開演を待つ事に。
1曲目:RADIO SONG〜
どうしよう!一発目でこの曲が来ちゃったよ!(喜&戸惑い)
いや…、私、タイトルと曲がハッキリ完璧に一致するのって、この『RADIO SONG』くらいで(爆・ (他の曲はタイトルが一致してなかったり完璧には覚えてなかったりというのが多い)、 希望としてはライブ後半の、これから盛り上がるぞ〜!ってあたりで持ってきてほしい1曲だった ので、冒頭に持ってこられると、この後どうなっちゃうんだろう!的不安が…(笑)。
…まあ、これは私にとってはそういう勝負の1曲(笑)だったので、 やっぱり、否応ナシに盛り上がりました…。
ステージ上の人々。
まず、ボーカルのKEN。
上はシンプルな白のシャツで、下は細身の黒のパンツ。 なんつーか…、手も足も長いね、彼は…。モデルさんのよーです。
上手側のKAZさんは…、目の悪い私にはよく見えなかったんですが(苦)、 上はノースリーブタイプだった気がします。首に黒っぽいチョーカー (TETSU69の TIGHTROPEのPVとかでつけてたのと同じような感じ)。 オブリのファンの子のレポートとか読むと 「そんなに萌えな衣装着てたのかー!?」と叫びたくなったよ…。 (ていうかSEってKAZさんが作ってるの?知らなかったよ…。どうしよう…。 かっこいいよKAZさん…) 気になる人はライブビデオ買って見てちょ(爆)。
下手サイドに勝くん(←なんか彼は“くん”付けで呼びたくなるので勝手に勝くんと 呼ばせていただきました)と、 中央の奥にはドラムのフルトンがいるわけなんだけど、 勝君とKENの間にいたモヒカンのベースの人は誰だったのだろう…??(笑)きっと サポートの人だと思うんですが…。
とりあえず、ステージ上には5人。
下手から中央へ移動。
3曲ほど終わったときにカナコちゃんに「ねえ、どれが誰なの?教えて〜」と言われて 「ひ…、一人だけ知らない人がいる…」と答えた(だって…/笑)。
曲間に一通りメンバーの説明をすると、彼女は 「私、KAZさん好きかも〜」とのたまったので「よっしゃ!移動しよう!」と即断即決し(笑)、 カナコちゃんと手をつないで(※はぐれないように)、ずずずいっと奥にすすんで、 1階フロアのほぼ中央、PA席の真ん前に移動しました。
何がビックリしたかって、やっぱりPA席の前だけあって音がよかったです…。
KEN LLOYD という人物
意外に愉快な喋りをする人でした。
勝手に想像してたのは、もっと、物静かにクールに喋るタイプかなと…。思ってたんだけど。 180度とまではいかなくても146度くらいは違ってた(笑)。
歌がほとんど英語詞なせいもあると思うんだけど、日本語でどういうふうに喋るのか まったく想像つかなくって、初めてKENのMC聴いたときはビビッた(笑)。 けっこう喋りのテンポが軽くって…、よくとおる高い声だし…、お笑いっぽい喋りをする人だ…、と 妙にツボにはまったのです。
ライブでの KAZさん。
えっ!?(喜)…というくらい、けっこうステージ上をあちこち動いてくれました。 下手サイドの勝くんと位置を変わったり、奥からステージの際まで、けっこうせわしなく。
あと、右腕をグルグル振り回すパフォーマンスはよく見ましたです。 絶対断言してもいいけど、これを見て 西山さんを思い出した のは23日の会場に来てた中で私一人だろう…。西山さんみたく 高々とジャンプしたりとかはしてなかったけど(笑)
あと、急にステージ上から見えなくなったりすることが度々あって「えっ?KAZさん どこ行ったの?」って焦ったんですが、どうやら、ステージに膝をつくか座ってたか 寝てたかしてたみたいですね。しばらくするとすっと立ち上がってたから(笑)。 ああ、もう、前のほうで見たらどんなんやったんやろ。
例の、絵に描きづらい(笑)髪を振り乱しながらギターを弾く様はなかなか美人でした☆ だー! なんでメガネ忘れたんだよ私!
会場のノリが最高でした…。
いろんなアーティスト、バンドのライブに、それぞれのノリ方ってあると思うんですけど。 オブリのそれはけっこう好きな感じでした。 お約束な反応なのか、曲に合わせて腕を振り上げながら叫ぶところとかがけっこうあって (たとえば『THERAPY』で合いの手のように腕を振り上げて高い声で叫んでみたりとか…) 「ああ〜!あと2回くらい来ればマスターできるのに!何で解散なのさー!一緒に まざりた〜い!」と心底残念に思いました…。
解散ライブのMC…?
KENのMCより。「KEN最高や!」と思ったのが、まず、こんなMC。
「今日で最後のライブなんだけどね、別に“最後のライブを目に焼き付けよう”とかしなくていいから!」
 ―――なんですと!?(笑)
「見てもわかると思うけど、いっぱいカメラ入ってるでしょ?後でビデオ出るらしいから」
 ―――なるほど、確かに各所にビデオカメラが入ってました。
「だから、一生懸命見ようとかしないで、思いっきり暴れちゃっていいから!」
…しかも、これ、ものすごく、あっけらかーんと言うんですよ!
たしかに解散ライブのはずなのに、全然しんみりとかしてないの! ホントにヘラヘラ〜っと、たっかい声で喋ってるもんだから、 なんか、不謹慎なのかもしれないけど、ホントにおかしくって…。 ある意味これは才能かもしれないですね。
解散によせて。ファンへの言葉。
MCでKENが解散について言及しました。
「解散は、アレは俺たちで決めたことだから。 レコード会社ともめて解散することになったとか、そういうんじゃないから」
みたいなことを。 解散の理由を何も言わなかったせいでレコード会社が悪者みたいになっちゃったみたいで、、 ファンにも、レコード会社にもすごく悪かったって、謝ってるような感じでした。
「解散は自分たちで決めたことだから、会社は関係ないんだよ。
 こうやって皆と会えたのもレコード会社の人たちが頑張ってくれたからなんだしね…」
拍手、でしたね。いい話やー…。
きっと、ファンの人たちも、すごく、すっとしたんじゃないかなー、と。
考えないようにしてたのにー!(笑)
またまたKENのMCより。
「昨日も、けっこうたくさん友達のミュージシャンとか観に来てくれたんだけど、 今日も、雑誌関係者とか、ミュージシャンとかいっぱい来てくれてるんだよ」
……ッだぁーー!(←笑)
あたしゃアンタたちを観に来てるんだからと自分に言い聞かせて 「もしかしたら去年KAZさん東京ドームのライブ観に来てたっていうし、今日は逆の立場で 観に来てたりしないかな…」と 69のことを考える のは極力しないようにしようと心がけてたっつうのに! KENめー!(笑)そんなん言われたら気になって2階見てしまうやん!(正直・笑)
「昨日来てくれたミュージシャンの人たちに言われたんだけど、 “オブリはファンが最高だねー”って」
それは私もそう思った……。
無礼講
「さっきいいこと (=レコード会社のおかげで皆と会えた云々という話)言ったから、多少暴れても 文句言われないよ、たぶん」と、さりげに素敵なことをのたまうKEN。 だからもー…、なんか好きなんですけどこの人…。憎めないってやつ?(笑)
KENの言葉を受けてかどうかはわかりませんが、 ホントに…、すごかった。
一生分のダイバーを見た気がする(笑)。 フロアの前の方には人ごみに浮き沈む男の子の足やらが 見え隠れして、フロア中央あたりでは女の子も次々に浮いては沈んでいき……。 上半身下着だけになってた女の子の背中は勇姿以外の何者でもありませんでした。 あと、なんか、靴が飛んでたのを少なくとも3回は見ました(笑)。
Thank you & Fuck you !!
英語の短めのMCが入って、最後の「Fuck you!!」だけ聞き取れた。
で、「あの曲だ〜〜!」って(笑)。
『YOU』です。イントロのノイズ系の音がカッコイイわ、やっぱり。
これ、ラルクのライブでいうと『trick』なノリと位置付けに近い(そうか?・笑)。
んもー、ライブ映えがすごいいい曲で、ステージとフロアの間のレスポンスが素晴らしく良いの! 我を忘れるほど盛り上がりました…。 初めてオブリのライブに来た私ですらそうなんだから、きっと、ファンの人たちはホントに ありったけの気力でこの曲を楽しんでいたに違いない…。
ああ…、サビ(?)で腕を振り上げるのは自然にできたけど、 中指を立てるのが恥ずかしくてできなかったのが心残りです(笑)。 2回目なら確実にやってたんだけどなー!!!やっぱり22日も行けばよかったかな、と マジで思ってました、もう。
そして、何度もループするサビのフレーズの中、KEN、ステージから消える(笑)。
すぐにステージ袖からスタッフらしき人が出てきたので「ああ!ダイブしちゃったんだ!?」って わかりまして。で、歌は聞こえてたんだけど、そのうち歌も聞こえなくなってきて(笑)、 なかなかあがってこないので「いったいどうなってるんだろう…」と気になりはじめた頃、 KEN、ステージに浮上。
しかも、上半身、裸。
あれは脱いだのか剥かれたのかが激しく気になる……(笑)。
ところで、KENはタトゥとか入れてないんですね? いや…、綺麗な背中だなあと(笑)。
潔い幕切れでした☆
『YOU』が終わって。
KENが「See you soon !」という言葉を何度か繰り返し、メンバーは去っていったのでした。 『YOU』みたいな曲が最後ってのも目からウロコでビックリしたんですが (だって解散ライブだよ!?解散ライブってそんなに知らないけど、もっとしんみりシメるって イメージがあったので…)、「see you soon」って言葉にもビックリしたです。 “すぐにまた会おう”って…。なんか、ホントにすぐにどっかで見れそうな気がするから不思議だ。 ワタシ的には、『解散』という実感のない解散ライブでした…。
メンバーが去って、会場にはオルゴール(グッズ販売してた『LULLABYE』のオルゴールかな?)が 流れて「あ、なんか、解散って感じ…」と、ようやくしんみりしました。
オブリのいつものライブを知らないから、アンコールをするのかしないのかまったく予測が できなくて、でも、久しぶりに一生懸命アンコールしたです…。 こんなに一生懸命アンコールしたのはラルクのREALIVEのとき以来だ…。
ファンの人たちも、勿論、力いっぱいコールしてて、誰か、笛 (※体育教師以外でこれを持ってるのは ラルクのhydeさんくらいなんじゃないかっていう、例の笛)で音頭とってたけど、 …あれは恒例なんだろうか???(笑)
しばらく頑張ってたんだけど、メンバーはでてきませんでした〜〜。
客電もついて、場内アナウンスも入って、フロアから半分くらい人が帰っちゃったところで、 我々もようやく「帰ろっかー」ということに相成ったのでした。
会場の外に出ると、やっぱり泣いてるファンの子とかがいて 「ああ〜、ホントに、オブリビオンダストってバンドの歴史が 今までワタシの知らないところでずーっとずーっと流れてて、今日この日をもって それが終わっちゃうんだなー…」というのが事実として感じられたよー…。
まとめ・うろおぼえセットリスト
ライブで演奏した中で、半分くらいは知ってる曲だった気がします。 私は『RADIO SONGS ~Best od Oblivion Dust』 1枚しかアルバム持ってないんですけど。
でも、知らない曲や知らないバラードでもすごく楽しめたよ〜。 CDで聴くよりもずうっとKENのボーカルはすんなり聴きやすかったし。 バラードって、好きなアーティストのライブでもけっこう続くと飽きちゃったりするんだけど(爆)、 オブリだと、ベタなテンポのバラードってそんなにないような気がして、 わりと平気で観れてしまう…。 ホントに、解散してさえなければ「ぜひ一度は行ってみてください!」って オススメしちゃうんだけどなあ…。
そんなこんなでセットリスト。まず『RADIO SONG』でしょ。
それから2曲目は知らない曲だったと思うんだけど…。
『THERAPY』や『SELFISH』、たしか『CRAZY』も演りました。 『TRUST』もやった気がするなあ…。
『S.O.S』や『LUCKY #10』がはじまったときは「ああ〜!知ってる曲だ〜!」と安心した覚えが すごくある(笑)。
MCは、3回か4回くらい入ったような気がする。
ライブ後半、『24 HOUR BUZZ '99』とか『DESIGNER FETUS』のあたりだったと思うけど、 ダイブする人がすごく増えてきて、後ろから見てるともう何が何だか状態に…(汗)。
アルバムの最後に入ってた『LULLABYE』演って…、 これで終わりなんかなあー?そんな感じもしないなーと思ってたところにKENのMCが来て、 「YOU」!
なんか、この曲を最後にしてシメるというのにものすごく惚れたんですけど、オブリ…。
ちゅーわけで。自信があるのは最初の曲と最後の曲のみ!のうろおぼえセットリストでした。





……というわけで。
ワタシにとって初めての、そして最後のオブリのライブ、心行くまで楽しませていただきました!
心残りはメガネをホテルに忘れてイマイチ顔がわかんなかったことですな!(落ち)
ライブ後は ZeppTokyo からゆりかもめで一駅のホテルまで歩いて帰りました。
周りに人もいなくって、ステキにライトアップされた道を闊歩するのは気分爽快で気持ちよかったよー。
ホントにいいライブでございましたな!
一緒に楽しんでもらったカナコちゃん、ありがとー☆
もしTETSU69のライブが実現したら一緒にKAZさんと上領さん見ようね〜!
(ってアンタ、tetsuは…?・爆)



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