for Internet Explorer 5.0 Font size[mid]  



― Posession / Obsession ―
20020929 @ astro hall
CROW
Wataru Kamiryo
Motohisa Shiraishi
Masami Inaba
Darie

And ... ???


" Posession / Obsession "









■ 目指せ皆勤賞!~CROW4回目に至るまで~ ■

といっても、前回のライブ終了の時点で
「次も絶対行く~!」ということは決定していたのですが(笑)。
その決意に一石を投じたのは ユキヒロ氏でございました。
CROWワンマンライブの第1回と第2回に参加したユキヒロさん(枕詞をCROW仕様にしてみました・笑)。
何と、ラルクのFCメンバー対象の抽選でクラブイベントが開催されることが判明。
よりによって、2002年9月29日。
CROWのライブと同日。
クラブイベントだっつのにわりと早い時間に開演で、CROWとばっちしかぶってる。
このユキヒロクラブイベントという一石が私の心に波紋を広げました…。
広げました、が。
迷うことなくCROWを選びました(笑)。
acid android のライブだってんなら迷ったかもしれませんけど(笑)
わりと、優先順位は 上領さん > ユキ みたいです。

そんな(どんな)感じで、2002年CROWライブ皆勤賞へむけて全速前進中。





※ このレポートは、起こったこと感じたことをできるだけ時間の経過に忠実にお送りしたいと思います。


  ++++++++ DMをふまえて
前日、上領さんから(って書くとすごい気恥ずかしい…)DMを頂いておりまして(勿論いただいたのは私だけではないのですが・笑)、 それによると“皆さんの度肝を抜く予定です”とのこと。
“度肝を抜く”…。
いったい何をやられたら私は度肝を抜かれるだろうか、と、ときめき7割、いけない期待2割、残りの1割は少数派の乱立、という感じで色々下手な思いをめぐらせておりました。「渋谷でイベント中のゆっきーがステージを他の人らがやってる間にこっちに遊びに来たら確かに度肝ぬくよね」だの、 「もしや歌ったらどうしよう!…いや歌わない!それはない!」(この間3秒もなく自己ツッコミで終わる)だの。
まあ、でも、色々な憶測を口にしながらも、そのどれも違うんだろーな、なんてことは充分わかってましたとも!
予想できないことをやるからこそ、“皆さんの度肝をぬく”発言なんでしょうから。
楽しみったら楽しみなのです★
しかし、不思議に不安は微塵も感じられませんでした。これが過去に痛い目にあわされたアーティスト(まぁ誰とは言わないけど・笑)のライブなら慎重になって「また妙なことをしでかすのでは…」と疑いもしたでしょうが、上領さんに関しては何のマイナス要素も持ち合わせてないもので(しかし何故なんだろう…)。
いつものように異様にドキドキバクバクしながらの開演待ちなのです。

++++++++ 本日のポジション取り&装備
今回は、某Nさんにチケットを取っていただいたおかげで、 初のAチケット(FC優先枠)。
うぅ~れぇ~しぃ~い~~☆(何だか粘着質なヨロコビ方ですね…)
何が嬉しいって、比較的すぐに入れるのが(笑)。Aチケットよりも一般発売の無印チケットのが断然数が少ないので(だから希少価値といえば希少価値だわね/←どんな負け惜しみやねん・笑)、もうほとんどの人が入り終わってからだったのですよ、会場入れるの。 ていうか今までよく一般発売で見にきてたなあ…。一般発売のみで前回まで皆勤賞だったのって 私らくらいなんじゃないのか…?
で、前回に引き続いて私ったらおバカさん★なことにメガネを忘れてしまいまして、 またしても心の目を鍛える修練のライブになるのか…と覚悟を決めていたのですが、 同行の某ぴんくさんにメガネを貸してもらいました~(嬉)。私にはちょっと度がキツイんですが、 気合いを入れると(笑)しっかりよく見える。
ありがとうございました、ぴんくさん。
今度メガネ忘れたら、それを機にメガネ屋さんで自分のメガネを作ろうと思います(ていうか忘れるなよ!)。

++++++++ 会場限定CD
もう恒例でしょ?(笑)もう慣れましたね。
しかし4度目にして初めて、現金に余裕を持って入場となりました。今まではギリギリしか持ってなかったり(※3回目)、ドリンク代しか持ってなかったり(※1,2回目)、だったのですが。4回目にしてようやく。
ちなみにここで過去から現在までのシリアルNo.の遍歴をたどってみますと。No.289→No.571→No.194→No.114となります。たしかに、2回目のSurround Space Perception Vol.2 って、動員的に一番多かったって感じしたもんなー…。


  ++++++++ 御言葉の真意
―――――― あのですね。
“度肝を抜く”どころか、河童に尻子玉抜かれたかと思うほどの衝撃でしたよ上領さぁーん! (抜かれたことないからわかんないけど)
会場内にかすかにスモークが立ちこめた後に客電が落ちて、まず映像の稲葉さんと、音全般を仕切る白石さんが現れて、 次は上領さんだ、と思って、現れた人物があんなん(…って他にどう言えば…/汗)やったら、 とりあえず誰もがそうなるって~!心停止は免れたけど呼吸は止まってました、完璧に。ものすごく目が釘付けになりました。 上手奥からゆっくりとあらわれた、その人物に。
えっとなー、えっとなー、えっと…。どう説明したらいいんだろう。
この日のライブ前、6時間以上もの時間を上野動物園で過ごしていた(笑)事もあってか、 とっさに思ったことは「クジャク科の人間/生息地域はステージの上…」ってな具合でした。 頭に孔雀の羽がささってて、衣装は派手派手のラメラメで身体は男の人だけど衣装は女物、メイクがこれまたすごいのです。ムーランルージュかどっかでレビュー始まったみたいです。あ、今、これ書いてたらオナペッツ思い出したや(笑)。
とにかく、いったい何が始まったんだと(笑)。 ステージ下手で音をいじっている白石さんがいつもどおりなだけに、余計に何だ何だ何なんだ…って変な汗かいたや。
で、彼女…、じゃない、彼?じゃないな…、やっぱ彼女、かな?は、 台詞を喋り始めます。音は既に鳴ってるんで、音楽に台詞が乗っかる感じなんだけど、 インカムマイク通してるから、というだけでなく、いかにも役者さんだなーって感じの、舞台喋りで、よくとおる。
でも、心の準備も何もない状態だった上に、予想できうる域をはるかイスカンダルまでぶっ飛んだオープニングに、まだこのときは全然ついていけてなかったので、正直このときは、ただもう怖かったです(爆)。
で、しばらくの後に第二の人物が同じく上手奥から登場。
こちらは、黒髪をバサバサに散らした感じの髪型に(ちょっとかっちょよかった…)、白地に赤い太目の縦ラインが入ったシャツを前ボタンほとんど開けて来て、首にはゴツイ印象のチョーカーつけて、 ちょっとパンクスの人みたいな。メイクがこれまたゴシックホラーな感じで病的でステキでした。とっても血が似合いそうな(嬉)。
出てきたときに「あれが実は上領さん、とかやったら度肝ぬくな…」って思ったんだけど(笑)、でも、この人、シャツの前なんて全開で乳首見えるくらいやから(爆)絶対に違うと(笑)。私の意識する上領亘という人=肌の露出はいつも最低限におさえる(通常、顔と手首より先のみをさらしているだけ)、なので。外見がどう変わろうが、素顔がわからないほどのメイクをしようが、予想外の衣装を着ようが髪の色がかわっていようが髪型をかえようが、オープニングでドラムじゃなくていきなりピアノを弾き始めようが(笑)、上領亘という人物が上領亘である以上、彼を彼と認識させる他のどんなファクターがかわったとしても、肌をさらすようなことは絶対にないと確信していました。ましてや胸なんて絶対見せないよ!(私の上領さん像っていったい…/笑)
……と、話が横道にそれまくってますが(笑)。
ええと…、そういうワケで。
ステージ上手奥から、上領さんが登場なさって、ドラムセット、定位置におつきになったときは心底ほっとしたのでした…(笑)。

++++++++ 鴉のお兄さん
が。だがしかし。駄菓子菓子。
その上領さんも、なんかえらいことになってるのですよ!(笑)
だって、頭から羽根が!
えっとですね、サングラスかけて、髪の毛ひっつめてオールバックにした感じでですね(ホントは違うんだけど・笑)、頭のてっぺん、つむじのあたり(…って書いてて「上領さんのつむじ…」って変なところで変なときめきを覚えてしまいました)に、鴉の羽根(?)が3,4枚刺さってる(刺さってるっていうと痛そうだなあ…。でも他に何て言えば…。編みこんである感じなのですよ)。鳥だ!鳥さんだよー!(喜)  で、瞬間的に思い出したのは吉村龍太でした(笑)。鳥といえば吉村龍太、吉村龍太といえば鳥(笑)。
鴉の濡れ羽色の髪、とはよく言いますが、鴉の羽を髪と一体してしまうとゆーのはあまり聞かない髪型 (前に一度見たなあ。宇都宮隆のeasy attraction で。吉野圭吾くん(懐かしい…)がそーゆう頭してたや)。ああ…、さすがや…。かっこいい…(正直なところ一瞬ビビッたけど・笑/でもすぐ戻ってこれた。一応、この段階では/笑) 冒頭のお二人の役者さん(特に最初の方・笑)のインパクトが実にものすごかったせいもあって、上領さんのてっぺんから羽根が生えていたことに関してはわりと冷静にすんなり受け入れてしまいました…。普通なら「えぇぇっ?」っておののいてもおかしくないと思うんだけどね。やっぱり演出の斬新さが際立っていたので。
と、いうわけで、おもむろにドラムをたたき始めた上領さんにむかって、オープニングからどうリアクションとっていいか自我が行方不明になるくらい、「ホントに度肝ぬかれましたよ兄上…」ってココロの中で力いっぱい申し上げたのでした。
鴉の兄上、本日の出で立ち(頭上に関しては散々上で説明したとおりなので、頭以外/笑)は。
某ぴんくさんから借りたメガネで気合いを入れて観察するに、トップスはボートネックの5分袖シャツ(色は照明によって黒にも赤にも見える…。でも上領さんが赤、というのも何だか信じられなかったので勝手に「黒だろう」と判断する私)。……あんまり男の人って着ないよね、ボートネック。 どっちかっていうと女性向きだよね。で、それがすごい似合うのね、上領さん(笑)。
でも、首にも何かまきついてるように見えるし…。しかもボートネックだなんてけっこう首から肩にかけて露出しちゃうようなシロモノを着るなんて、そんな上領さん一大事やわ!(勝手に一大事してなさい、もー) しかも、腕にも何か巻きついてるように見えるのですよ。
いつものように、ヘッドホンをつけて演奏にのぞまれる上領氏。ヘッドホンからのびるコードの影が、角度によって首の後ろっかわに挿してあるよーに見えたので、首やら腕やらにコード巻きつけてる上領亘とかやったらどーしよう、と勝手に想像して勝手に昇天してました。
御兄さん、御免なさい。私は悪い子です…。でも美味しかった…(死)
ライブ本編中に私から見えていた上領さんは、だいたいこんな感じだったのですが、 実際はどういう恰好をなされていたかは、レポートの後半で、また改めて(笑)。最初から全てを理解してライブを観ていたわけではないのだ、ということをふまえていただくためです。あらかじめご了承くださいませ。
では、ライブ本編へのレポートへどうぞ。↓ ↓ ↓

++++++++ ここだけが正真正銘のライブレポートかもしれない
ライブ本編の模様ですが。今回は箇条書きで行きたいと思います。何故ってそりゃアナタ! あの状況で物事を順序だてて記憶できる人間なんざ、いやしません(笑)。
  • ライブ全体構造
    ちゅーわけで“度肝を抜く”オープニングを飾った今回のライブでしたが。オープニングのみの演出にとどまらず、全編にわたって繰り広げられた演劇と音楽のコラボレーション、というか何と言うか。役者さんは冒頭に出てきた二人(あとからまた出てくるんだけどね)もあわせて総勢5人(あれ?4人だっけ?/既に記憶障害が・笑)。
    アンコール時MCによると、モチーフはシェイクスピアとのこと。*
    戯曲とCROW…。上領亘と戯曲…。シェイクスピアと上領亘…。
    嗚呼、素敵…(← ※あっちの世界からの独り言)。
    私のシェークスピアに関する知識は有名どころの作品名のみにとどまっているだけ(それというのも興味を持った時期が小学生の頃で、ウチにあった文学全集みたいなのに『ロミオとジュリエット』があったから読んでみたんだけど、いくら読書好きの小学生だったとはいえ戯曲を読むには時期尚早。さっぱりわけわからずに挫折してそのまま現在に至っちゃったのですよ。ちなみにどうでもいい話ですがシェークスピアというとテリュース・G・グランチェスターを思い出すのって私くらいのもんですよね/余談終了)なんで、ライブ全編で繰り広げられる既に完成形を見せる世界に ただただ圧倒されて「いったいどういうストーリーなんだろう…。そして誰が考えたんだろう」と気になってしょーがなかったですね(笑)。
    最初こそそりゃビックリしましたが、意外にすぐ慣れまして。CROWのサウンドと映像、 そして役者さんたちによって構築されていく世界の融合を、普通に楽しむ事が出来ました。 妙にしっくりハマルんですよー、CROWとシェイクスピア。
    なんか、“第一幕第三場”とか、そーゆう感じでライブが進んでいく感じ? そーいえば、照明とかも今回わりと凝ってて、すごい豪華だったわ~。

  • 既にレギュラーメンバー(なの?)/Darieさん
    色んな役者さんの色んな口上(台詞の意・笑)を見聞きしたあとだったので、ステージ最奥のマイクスタンドにDarieさんがあらわれたときはまるで救いの女神が現れたかのようにホッとしました、実際のところ(笑)。
    今まで見てきた彼女は、白とかそーゆう清楚系のイメージで決めてたんやけど、今回はおそらくコンセプトにあわせて、ゴシックホラーよりのメイクと衣装(でも他のキャストの皆さんに比べたら全然ナチュラルメイクで普通に見える・笑)。そりゃ、このなかで前回までみたいな優しい感じの衣装で出るのって浮くわなぁ(笑)。
    でも黒系も似合ってたわ。同じ人でも衣装やメイクによってこんなに雰囲気かわるのですね~。 高音の優しげで囁くような歌声も、白いときは天使系に聞こえるし、黒い衣装だと 死の妖精ローレライっぽく聞こえるから不思議だ。
    個人的には黒いほうが好きだな~、色っぽくて。

  • いい加減にタイトルをつけて下さい(or教えてください…)
    えっと、Surround Space Perception Vol.2 で遠藤さんが歌った、あの、CDにも入ってるナンバー(他にどう説明すればよいやら…)。前回のライブでは、この曲を白石さんが歌って、MCで上領さんに「今回は歌まで披露してもらいました」とか言われてたんですが、4回目となる本日は、この曲のイントロが始まってもDarieさんがそのままステージに残ってらしたので「えっ?いったいどう歌うんだ、これを!」と、めちゃめちゃビックリしたです。
    …で、結局どうなったのかあんまり覚えていない(ダメじゃん!)。

  • ライブ中、手に汗を握ってしまった事
    今回のステージは、上手に、上領さんのドラムセットがほぼステージ中央を向いている状態で(つまり客席から見るとほぼ横向きになってるという珍しい角度)、下手に白石さんと稲葉氏の二人。 ステージセンターで『マクベス』の各シーンが演じられ、Darieさんが(出ている間は)センター最奥、という配置でした。で、ステージ後方の壁がメインスクリーンで、客席後方のモニターにも、一応、映像が流れる(でもステージのとは微妙に違ってた…)。
    で、ライブ中に手に汗握ってしまったのは、映像が途中で固まってしまって、 稲葉さんのmacの画面に爆弾出てきちゃったことです(苦笑)。「うわー、ライブで爆弾出しちゃってるよ…」と、他人事ながら変な汗出ました。しかも、マクベス夫人役の女優さんがステージ奥の壁に張り付いてる(そーゆう演技だったのです)とこだったもんで、そんな状況でエラーメッセージが投影されてるのがちょっと…、うぅーん…(汗)、な感じでした。
    しばらくしたら復旧したんですけど、やっぱしライブのときってメインとサブでふたつ端末用意してたりするのかなあ?どうなんでしょ? 何はともあれ、無事に続けられてよかったでしゅね(笑)。
++++++++ 白石さん再び歌うの巻(別枠を用意してみました)
曲によって、ギターやら鍵盤やら自由自在に操るマルチプレーヤー白石氏。
前回のライブで遠藤遼一ばりに艶のあるお声を披露された氏ですが、今回もやってくれました。 ていうか、やられました。
やおら、自分のブースから出てきてマイクスタンドからマイクを引っこ抜き、どこへ!?と思う間もなくステージセンターへ!(驚)
特筆すべきはそのときの上領さんのリアクション!!
一連の白石さんの行動が「もしかしたらリハと違う突発的事態なのか?」と思えるくらい、 上領さんが笑ってはったの!すっごいウケてたの!ドラム叩きつつ、白石さんと目ぇあわせながら笑ってはったのですよ。
ステージ上で破顔する上領亘…。ああ…、白石さんてば何てオイシイ…。いいなあ…、笑ってもらえて…(論点が違う)。
というわけで、ステージセンター、比較的客席に近い位置だったのである意味Darieさんよりも ボーカリストとしては目立ってしまったのではないかと思わなくもない(笑)、白石さんの独壇場と言っても過言ではないステージが繰り広げられたのでした。
だって、煽るんだもんよ~(笑)。オイシイ、絶対この人オイシイわ~!!!
でも、曲の中盤から次第に身の置き場に困ったのか(推測・笑)、だんだんと客側ではなく上領さんのいるほうばかりを向いてしまう白石氏。…何処見て歌ってんですか白石さん。いや、気持ちはわかるけど(笑)。
ああ、いいなー。4月のライブでは上領さんの腰に手を回し、今またステージセンターでマイク片手に歌うという行動で上領さんの笑顔を独占…(違う・笑)。
もしも、CROWのライブが20年くらい前の少女マンガに出てくるような学園物が舞台で、学園内の女子による「上領亘ファンクラブ」なんかが存在してるという設定なら、「上領センパイは学園の女子みんなのものよ!」とかって女の子たちにつるし上げを食らってもおかしくないよ(苦笑)、間違いなく。そろそろ上履きに画鋲が入る頃。でも、えてしてそーゆうキャラクターは主人公で、つるし上げの最中に上領亘その人が「何をやってるんだ君達!」とかって颯爽と表れたりするんだよね…。……って、誰か止めてください。何か流れが変な例え話にもっていかれそうです。(しかも何?上×白クサイで。私は逆がいい…。でも王子キャラな上領さんはちょっと萌え…/核弾頭)
まぁ、でも、CROWのライブは20年前の少女マンガにおける学園物ではないので(……)、 上領さんと白石さんのそんなやりとりを見ている我々はとっても楽しいんですけども。
でもやっぱりちょっと羨ましいわ白石さん…(笑)。

++++++++ たっくちゃん笑われる(笑)の巻
ラストの曲。
スティックを投げ(…たように見えたけどアレは私の位置からは見えないスタッフさんに渡した、とかだったりしたのでしょうか…。でも投げたほうに一票。理由は、そのほうがかっこいいから・笑)マレットに持ち替えた上領さんと、持ち場に戻った白石さんによるエンディングの激しさったらなかったのですよ奥さん!(誰)
ホントに、ホントに、もう一度見たい聞きたいよー!
すごくすごくすごくかっこよかったのに、それをどう説明していいかわからないのが腹立たしいようでもあるし、見てない人にわからなくても自分が見れたんならそれでいーやん(爆)的に自己満足で万事OKな気もするし、でも時が経てばあの感動的ともいえる刹那の衝撃を私はきっと忘れてしまう(アホちんやから)…そんなのはイヤぁ~!だから是非一度でいいからライブ映像を残してほっしい~!完全受注生産(恒例のシリアルナンバー入りとかなのよ・笑)、カメラ2台くらいでいいんで。
今のところ、まだ、網膜にはあの勇姿が焼き付き、繰り出された音が心の臓にからみついてるような名残があります。ああ…、時よ止まれ…(←阿呆)。
というわけで、何が言いたかったかというと、とにかくかっこよかったのです。性懲りもなくかっこよかった(←誤った日本語)。天下無敵にかっこよかった(←ギリギリ正しい日本語)。
あまりにもかっこよくって、魂を抜かれてしまった私は、お二人がステージからはけた後、 半ば涙ぐみながらネジの緩んだキカイのよーに「かっこいいよぅかっこいいよぅどうしようかっこいいよぅかっこいいよぉぉ、えーん、どうしようめちゃめちゃかっこいいよぉぉぉ~~!」(エンドレス)……のような台詞を連発し、 同行の某ぴんくさんや某Nさんには「…だ、大丈夫?」と心配され(きっと頭の中身の心配をしてくれたに違いない…)、私の後ろで見ていたカップルには笑われてしまう始末。
人に笑われるほど衝撃をくらってしまうかっこよさ……。賛辞の言葉としてはいささか有り難くないような気がして大変申し訳ないのですが、それくらいかっこよかったです、上領さん。


  ++++++++ 静かに嵐吹き荒れるアンコールMC
アンコールです。MCのお時間です。
再び、CROWのメンバー登場で沸き立つ会場。
照明がやや明るめなので、上領さんの出で立ちがここではじめて白日の下にさらされ…ってのもちょっと違うけど、まぁそんな感じで明らかになりました。
まず、衣装。5分袖ボートネックの下には、きちんと生成りっぽい色の長袖Tシャツを着てらしたのです。「何だ…、ちぇッ」と舌打ちしたいような残念な気持ちと、「ほーら、やっぱりね」と勝ち誇りたいような気持ちが混在してしまいました(笑)。首やら腕やらに何か黒い細いものが巻きついているように見えたのは、この長袖Tシャツの模様で、肌に近い白系の生地に黒やら赤系の筆で掃いたようなラインが入ってたせいだったのでした。なーんだ、ちぇっ(笑)。でも面白いコーディネイトですよねー。そしてやっぱり肌は見せないのね。さすがは皇子…。
そして、髪型(笑)。…………ねっ。…髪型、ね(笑)。
「本日は、わざわざ御足労いただいてありがとうございました」と、普通によどみなくそんな丁寧な言い回しができるって何者?そんなんこーゆうライブとかではあんまり聞かないわよ!と突っ込みたくなるほどのご挨拶を賜って感動しつつも、 気になって気になってしょーがなかった、上領さんの髪型。
「えーっと、サングラス、せっかくだから取りましょうか」と、ライブ中、ずーっとつけていたサングラスを取って顔を見せて下さった上領さんにキャ~~!と沸き立つ観客。勿論私も例外ではなく、両手をあげて大喜び――――――― しながらも、気になって気になってしょーがなかった、上領さんの髪型。
“度肝を抜く”の予告状(→違う・笑)どおり、実に新しい形で繰り広げられた今回のライブについての説明をくださる上領さん。何でも、今回出演された役者の方々はDarieさんが曲提供をされている劇団LABO!の皆さんで、そーゆうつながりがあって、劇団の演出家の方(堀内さんとおっしゃるそーです)のアイディアで“シェイクスピアで行こう”ということになったそうな。ちなみにLABO!のサイトにCROWライブの告知が出てました。秋のイベント情報のとこです。あらかたの説明を終えて「どんなふうになるのかなって思ってたけど…、見て私もびっくりしました」とおっしゃる上領さんに「ちょっとお待ちを、CROWオーガナイザーは貴方ではなかったのですか!?貴方が驚いてどーすんの!」とつっこまずにはいられない(笑)、ていうかむしろ今まさに私は違う事に吃驚しているところなのですが…、ともつっこまずにはいられない、上領さんの髪型。
紹介されてステージに出てきた演出家の堀内氏が「ああ、ステージの上になんて滅多に上がらないんだろうな」と思わせるような(笑)挙動で、会場は何だかイッキに和んでしまいました。 「それでは、役者の方々の紹介をさせていただきます」という上領さんの言に、ステージ端へよけようとした堀内氏は何かに足をとられてよろけてしまい、「さすが演出家。おいしいところを持っていきますね」と、カッコ笑い付きで嫌味なく上手いことフォローにまわるあたりに惚れ惚れしつつも、たしかに彼もおいしいがしかし今最も注目を集めているのは彼ではなくむしろ……、と思わせる、上領さんの髪型。
上領さん自らの紹介で、ステージには役者4人が揃いました。でも一人、最も強烈に個性をはなっていた役者さんがおりません。オープニングを飾った彼?彼女です。「…それでですね、別に一人忘れているわけではなくて……。あ、先にCROW紹介しましょうかね」って、そんな。ついでのよーに!(笑)ドラムセットにかこまれて座ったまま後ろを振り返り、やや慌てている様子で「ちょっと予測不可能な事態に…」とか何とか言ってる様がちょっと可愛かったですv しかしそれはともかくとして、その…、上領さんの髪型。
というわけでCROWメンバー紹介。ここで初めてDarieさんがCROWのメンバーにカテゴライズされているのではないかと思いました。え?そうなの?違うの?イマイチよくわからない…(笑)。
「今日はまた違った形でまごころを届けてくれました。初めて鼻意外の顔が明らかになった、白石元久」(名前まで呼んだかな?呼んだことにしとこ)、そして「徹夜マニアの稲葉雅巳です。今回は何徹くらいですか?」という上領さんによるご紹介&質問に、カメラをかかえて客席を一通り映していた稲葉さんは上領さんに指を3本示して見せたのでした。(ちなみに前回は5徹)
メンバー紹介とかになると、だんだんと、自分の中でもCROWというユニット自体への愛着が増してきてるのがよくわかりますね。上領さんのユニット、ってだけじゃなくって。
……それにつけても、お願いだからそろそろ話題触れて欲しいんですが…、と思わずにはいられない、上領さんの髪型。
そして、今回メイクを担当された方の紹介も終えて、真打ち登場(CROWのライブなのだが…/笑)。
「“マコちゃん”です」と、上領さんに“ちゃん”づけで紹介されて(羨ましい…)のご登場、彼女(もう“彼女”で統一することにしたよ・笑)は、頭の羽根は取ったものの、やっぱりすごいラメメイクと、スパンコールをあしらったブラジャーをつけて牛さん柄のジャケットを羽おり、下は明記を避けたいですが(笑)これもスパンコールをあしらったビキニパンツのみ(笑)、というものすごい出で立ちで表れました。心の中で「…『RENT』のエンジェル役を宝ダイヤ&ルビー姐さんがやったらこんな感じになるのかも…」と呟く私。しかし、マコちゃんのぶっ飛んだ出で立ちとハる勢いでさりげにぶっ飛んでいる、上領さんの髪型。

++++++++ CROWのパーティソング
「では、今日はライブがあんな感じだったからというわけでもないですが、アンコールは楽しい感じの曲を…。タイトルは特にないですが、マコちゃんのためにアレンジしました」(マコちゃんいいなあ…羨ましい…/笑)との曲紹介で、なんだかパーティソングっぽい感じの曲を。ステージ上には役者さんもメイクそのままで勢ぞろいなので、ハロウィンの仮装パーティみたいでした(笑)。CROWってこうゆうのもやるんだぁ~、って新鮮だったよ。
……ていうか曲に行く前に何か一言忘れてませんかぁ~!(笑)
どうして…、どうして一言も触れてくださらないのですか。いつもより長めのMCで、ウィットに飛んだ数々のお言葉を下さったというのに、何故、貴方のその髪型については一言も!(必死)
それとも、もしかして、心根の貧しい者にだけ、こう見えているのでしょうか…。裸の王様みたいな…。 私には貴方の髪型が、こう…、両サイドが妙にスッキリとした髪型に見えてしょーがないのですが…。 何も触れないということは、私の目に見えている上領さんだけがそうであって、実際は前回見たときと同じ御貴族スタイルなのかも…。
と、瞳に映るものの真偽を確かめようと、穴の開くほど上領さんを見ていたら、 前方の観客にむかってマコちゃんが「そこのアンタら!上領さんばっかり見てるんじゃないわよ!」…と、痛烈痛快なツッコミをくれました(笑)。面白かったぁ~。

++++++++ 記憶が定かではないのですが
その、マコちゃんがですね。上領さんが握っていたMC主導権を途中でさらっと奪って「じゃ、最後。社長にシメの一言を…」って言うたのは、ラストナンバーの前だったか後だったか…。“社長”呼ばわりされて照れる上領さんが可愛かったv
そして社長の一言がなんだったか忘れっちゃったよ(涙)。
ていうか、マコちゃんのあの出で立ちで「社長v」って語尾に真っ赤で濃厚なハートマークがつきそうな感じで言われる様が、まるでそーゆうお店のお客さんみたいやったわ上領さん…(ちょっと遠い目。やや眩暈がちに・笑)。

++++++++ 復讐と狂喜と官能の舞台、終幕によせて
そんなこんなで、上領さんは自らの髪型には一言も触れることなく、 いつものようににこやかに去っていかれたのでした…。
……あれは、世間一般で言うところのモ、―――とか言う髪形なのかなあ、やっぱり…。だって、両サイド、綺麗に剃ってたもんな~。勝手に抱いている上領亘という人のイメージからは、夢にも思わない組み合わせだったので(上領亘とモ/以下略、が)、何だか目の当たりにしたものをにわかには信じがたい気持ちが…。あれはホントウにモ(以下略)。
でも、不思議に似合ってたのがまた(複雑な笑い)。
そりゃ、似合ってなかったら、やめるよね。うん、似合っていたのですよ。虚しいほどに、彼はその髪型をモノにしていたのですよ。
でも――――、神様もう一言だけいいですか?(by 千草貴子/『バトルロワイアル』)
2002年1月に初めて見て「これよーッ!」と歓喜の涙を流した、サラサラ黒髪ヘアが大好きだったのです、心底
失って尚思い知る愛…(笑)。あの、貴公子然とした品のいいヘアスタイルが死ぬほど好きだったのです。他のどんな髪型よりも!
ゆえに、この際髪型がモ(以下略)だからどうとかいうのではなくてむしろ!上領さんがもはやあの髪型ではなくなったという事実が、寂しぃいぃ~!(涙)
あーあ…、以前の髪型のうちに是非一度カナコちゃんに上領さんを見てほしかったな…。何だか何となく上領さんはもうあの髪型には戻さない気がしてならないよ…(無論私はあの髪型のカムバックをめちゃめちゃ切望しますが・笑)
というわけで、色々すごいものを見たにも関わらず終わってみると「上領さんの髪が…、髪がぁ~!」と、熱におかされた病人が繰り返すうわ言のよーに呟いている私が残されたのでした。








前回、Vol.3 のレポートを書いていて
「もう次はネタが尽きてるかもしれない…」と限界の匂いを察知したのですが
そんな私の取り越し苦労を吹き飛ばしてあまりある(笑)ほどインパクト大な Vol.4 でした。
(インパクト大賞はマコちゃんと争いましたが、後を引く、という点で上領さんの髪型に決定)
しかし何より残念というか不安になったのは今回、次回ライブの告知がなかった点。
…そりゃ、初のワンマンのときも4月の告知はしなかったのですけど。
でも、なんか…、このペースだと年内にあと1度は見れるだろうという心積もりで(勝手に)いたので。
ぜひ、年内に次回ライブがありますよーに!!

余談ですが、過去4回のCROWライブ、そのライブレポート。
ファイルサイズの軽い順に並べると、3回目18KB、初回28KB、2回目30KB、今回の4回目が33KBでトップでした。
それってどーいう解釈したらいいんだろう(笑)。

さて、毎度ご一緒していただいてる某ぴんくさん、
初回時から会場で顔を合わせていたにもかかわらず今回初めてご一緒させていただいて
チケット購入の手続きetc.取ってくださった某N様、
ありがとうございました&勝手に名前出してすみません。
そして、お疲れ様でした(色んな意味で・笑)。





Back / ALL LIST