|| TOUR 2008 L'7 〜 Trans ASIA via PARIS 〜 パリ公演生中継 [北九州] 2008/05/10 ライブとしてはノーカウントだけど、レポートは書く…。(笑) 福岡天神からバスに乗って、もうすぐ日本時間で5/9が終わろうかという23時半過ぎに小倉に到着。 生憎の雨ですが、会場に近いかなと思ってテキトーに降りた(←この性格がいつか災いとならないことを心の底から祈ります)西小倉駅前のバス停の、道路をはさんで向かい側に、会場のリバーウォークがありました。おかげでカサささずにすんだわ。 夜遊びはあまり…というかほとんどしませんが(おうち遊び大好きだから)、基本的に夜行性なので、夜に楽しいことをするのはやっぱりテンションあがるわね! 無事にグッズも買えたし、ロビーでくつろいで過ごせる席も確保できたし、過ぎてみればあっちゅーまに開場時間の2時でした。 さて、シアター4から3に変更になった会場に、入ってみたら、席はものの見事にど真ん中。 本日の相方さん(先日の台北では娘さんと一緒で、本日はお母様とです。いつもとってもお世話になってる二人です。)に「こっちのが真ん中だから、席、変わりましょうか?」と言っていただいた際に、「いや、でも、こっちのが下手側に近いし…」と返した私の答えは、我ながらアホだと(笑)。 いや、もちろん、ライブじゃないし、スクリーン見るわけだから、下手側で見たから何が変わるってわけじゃないんだけど…。なんとなく…。うん…。きっと落ち着くんじゃないですかね、下手側が(笑)。 スクリーンでは、何故かいきなり『SEVENTH HEAVEN』の映像が流れ始め、途中から音声つきに。 …実は、ちゃんと見たことない気がする、このPV…。 わりと真剣に見てしまいました。 続いて、『MY HEART DRAWS A DREAM』。 このPVは、コニファーフォレストでフルサイズ流れたんだっけ。 しかし、こんなでっかいスクリーンで、超アップでリップシンクとか映された日にゃ、もうヤメテ恥かしい〜! ――― と、中継が始まる前から疲れ始める私(笑)。 どうしよう、次は何だ。このまま行くと…。ああ、でも、『DRINK IT DOWN』まではリリース順でいくとまだ何曲もあるし、きっとその前にライブ始まるよね、大丈夫。 この大画面で『DRINK IT DOWN』のPVとか見せられたら、中継始まる前に体力を消耗する!…と、怯えていたら。 「どうする?『I Wish』とか流れたら」と、さらにものすごい恐ろしいことを言われました(笑)。 この大画面で、あのプロモーションムービーを公共の場で見せられたら…そんなことになったら、確実にご迷惑をかける自信があります…。 てっきり『DAYBREAK'S BELL』とかがくると思ったのに、トドメに『DRINK IT DOWN』。 あああ…きちゃったよ…! このPVで、1000円分くらい昇天した自分はとっても安上がりだな、と思わなくも無かったりして。 会場の様子が映し出されたとき。 心の中で「わー、これがフランスのオタクかぁ〜」と、ちょっぴり思いました。 珍しいものを見る目で、のだめやフランツを遠巻きに眺める千秋の心境。(笑) だって、パリ公演ってことごとく「フランスでは日本のアニメがブームで、主題歌になったラルクの楽曲も人気」みたく書かれてるんだものー。 ラルクのライブに来てるフランス人=オタクという図式ができあがったところで、誰が責めきれようかね。 そういうオマエは日本のヲタだろうと指摘されたら、いささか目を逸らしながら「な…、何を根拠にそんなことを言うんデスか、失敬な!」と反論して逃げます(笑)。 始まる前の会場の空気がちょっぴりだけど何となく伝わってきて、楽しかった。 日本とは違う国だなー、って。 ヨーロッパとか、あっちの人たちはなんかこう…、やっぱ体力ありそーだよね。 始まる前から異様にテンション高いわ。 オープニング映像とか、『get out from the shell』の映像とか、そうそう!これこれ!猫! …って、やっぱり初日の記憶ってはかないもんだな…と思った。2回目をみるまでは初日に何を見たのか思い出せないらしい。 ステージセットは、引きで見たらしっかり船に見えるのね。帆船に。 台北ではあんまりそういうふうに見えませんでした。(自分がいた位置が前過ぎたせいよ…/笑) それに、映像には映像のよさというか…、肉眼で実物おっかけるよりは、情報量は多いな、やっぱり。 画質はねー…、ちょっとボンヤリした感じ? 最初は私の眼がおかしいのかと思ったくらい。 たまに乱れるしね。 でも、そんなストレスになるほどじゃないし、むしろ普通に綺麗だと思うし。 音声と映像がズレるのは、もう、しょうがないよね。 ボーカルと弦楽隊は、まだ許容範囲なんだけど、ドラムはもう、どうしても、あのズレが気持ち悪くて。 ユキヒロさんの手元が映りこんでると「ああッ!もうズレるー!いやー!ずれるのキモチワルイー!!」って…耐えられなかった…。 映りこんでて平気だったのは『forbidden lover』ですかね。あれ、だって多少ずれてても見た目ではわからん(笑)。 映像で見ることの欠点は、視点の自由がきかない点で、これは開演前から…というか、中継が決まった時点から、何回か話に出た。 テレビの音楽番組みたく、ずっとハイドさんばっか映されてもなー…、みたいな(爆)。 …たしかに、『get out from the shell』のサビで幕が落ちて、最初にアップになったのはハイドさん。 お… 大当たりだ。超ど真ん中ストライクだハイドさん…。 メイク派手だし、何より衣装が好みだ。ものすごい好みだ。 なんだろう、ちょっと古めかしい感じの、衣装くさい衣装がものすごい様になってる。 テツくんは…、ジャケット着てるときは、まだよかったんだけど…。 脱いだら、なんかこう…、大学生(しかも地方の国立大学)男子が学校行くときの普段着にしてるみたいな…、何だそれはギンガムチェック?(笑)それに、そのボタンは何だ。 きっと、ものすごくお金のかかってる服なんだろーに、あまりお金がかかってなさそーに見えるそのシャツは何なんだろう…。 下はいつものスカート重ねなだけに…、シャツの普通さが惜しまれる…。 でも、こういう感覚は懐かしいな(笑)。 わりと今までは「ああ〜、あともう少しここをこうしたら、ワタシ的には物凄く萌えるコーディネイトなのに、何でテツくんは必ず何かひとつハズしどころを敢えて作るような出で立ちをなさるのかしら。なんだろう、試されてるような気がする…」ということが多かったので。 むしろ、最近の当たり続きがおかしかったのかもしれん(← なんつう言い草)。 スカートの白い3本ラインとか、なんだろう。…アディダス?(笑) ユキヒロさんの衣装は、なんか、2月の代々木で見た衣装とものすごく通じるものがあった…。 でも、ワタシはそんなに嫌いじゃ…ないかな。 それはワタシがユキファンじゃないせいかもしれない。つーか、点数甘めだよね(笑)。 衣装の当たりが大きかったのは、ケンちゃん。 ハイドさんの当たり具合は、どかーん!と派手にきて、でもわりとすぐ慣れるんだけど。 ケンちゃんの当たり具合は、「おっ?カッコイイな」って最初の印象もそこそこ大きいのに、見てるうちに「…なんかホントにカッコイイよね…。つーか、むちゃくちゃかっこよくね?」って、じわじわ蝕まれる危険さが。 ケンちゃんに関しては、台北での衣装より、断然、パリのがいい。 たかすみさんの脳内会議は満場一致の意義なしでケンちゃんパリ公演サイコー、と宣言させていただきます。 序盤、音があまり大きくなくて「映画館だからしょうがないのかな…、でも、映画のときでももうちょっとは音大きいよな…、なんか音小さいと立ち上がって見るほどテンションあがんないし、ちょっとどうしていいかビミョーだなー…」な感じだったんですが。 3曲目くらいでやっと音が大きくなって、前のほうのお客さんがばらばら立ち始めて、なんか気付いたらほとんどみんな立ってたよ。 よっしゃー、これでノリやすくなった!(笑) だってねぇ、座ってたらリズムとりにくいし、腕だって振り上げられないでしょう。 相手が映像なだけに、客席側はライブ時よりは格段におとなしいので、なんていうか…、キャー!って歓声があがると…際立ちますね。 ハイドさんが投げキスしたときに「キャー!」って叫んだのはきっとディストさんたちで。 『Carres of Venus』での幼なじみ接近遭遇で「きゃー!」って盛り上がったのは…同じアナのムジナなのか(笑)。 『Link』のハイド→テツに、キャー!!ってなってた人らもいたし。 叫び声があがるところが人によって違うってのがねぇ…、なんかの試験みたいだったよ。同じ映像を見せても反応があらわれるポイントが違うという実験。 ていうか、踏み絵かな(笑)。 「今日ちょっと愛しにくい衣装だな…」と、いささか冷静にベーシストを見ていたら、 何の曲だったか。 上手側花道の端っこに立ったテツくんが見返りカメラ視線をくれて、そいつをマトモにくらってしまった。 はるか彼方の日本の皆さん(の、きっとごく一部)を見事に撃ち抜く不意打ち攻撃でした。 隣(※ユキヲタさん。たぶん)と一緒になって「今のスゴイね」「今のはキタ…!」って、何でツボが同じなんだろう?(笑) 正面から、ベースより上が映る角度で見ると、なんかこう…、どうにも野暮ったく見えてしまう(※あくまで主観)この日のテツくん。 だがしかし。 引きで真横から見たり、顔の中身も判別できないくらい遠くから、ハイドさんの向こう側に見たりすると、なんかものすごいかっこいいんだ、これが。 それに、右斜め横から見ると、なんか妙に顔つきが可愛くって どうしよう…。(´Д`)アウ 下からの風(強風)に煽られて、スカート裾だけじゃなくて前髪までなびいたりなんかしちゃってる様が、くはー、強烈にカッコイイ…。 角度によって全然違う印象に見えるなあ、色々楽しみ方があっていいなあ。 あと、ユキヒロさんの左側後方から、スネアの高さと同じくらいのとこにあったカメラがGJ! 脚動かすのにあわせて、衣装の一部がスクリーンの下側端っこに映ったりフレームアウトしたりしてんの。 んも〜!あるならもっと早く出そうよ、何この映像! …と、隣と一緒になって盛り上がった…、のは何でなんだろう。私はテツファンのハズだが(一応)。 『花葬』のイントロが…長くなってる…? 台北で聴いたときこんなんやったっけ? で。また別口の曲。 「どうする?横でピアノ弾いてたら」と言われて「うははは!そんなんB’zの稲葉さんじゃないですか!」と笑い飛ばした、それからいくらたたないうちに、まさかホントにそーいう場面に遭遇するとは思いませんでした(笑)。 最初、ちょっとミストーン鳴っちゃったよね。 「あ、データで流してるわけじゃなくて、きっと誰かがリアルタイムで弾いてるんだな」って思ったのね。 たぶん、ステージ袖の見えないところで誰かが…、って。 そしたら、弾いていたのはケンちゃんでした。 しかも、顔が見えないくらい思いっきり猫背で、思いっきり集中こいてる背中。 手に汗を握ってしまった…(笑)。 「頑張ってケンちゃんー!」と、エールを送る一方で「…この曲のタイトルが思い出せない…」と、必死になっていた私の脳内も忙しい(笑)。 → 答え:『My Dear』。たぶんまた忘れる(爆)。アタシに『AWAKE』は無理なのよ…。 ハイドさんはフランスでもカンペなしでMC。 フランス語はちょっぴりかじった(※NHKのラジオ講座で1ヶ月くらいやっただけ。「アナタはロンドン出身ですか?」という役に立たない言い回しだけ何故か記憶に残っている/笑)だけだけど、ハイドさんのフランス語が、ものすごくゆっくりでカタコトなのはよーくわかりました(笑)。 ワタシ、聞き取れたフランス語って、「bonsoir」と「chanson」と「merci」くらいだったわ(笑)。 ハイドさん、ゆっくりでも、暗記できてるし、一応は通じてるし…。 いや〜、尊敬するわ。 喋れない言語のMCを、あれだけ覚えてるってスゴイ。 ハイドさんって…、たまに思うけど…、もしかしてわりと賢い人なのかも…。(爆) ケンちゃんは、しっかりカンペもって、またしても映像つきでMC。 フォアグラとかトリュフがどうとか言うてた気がするけど、全編フランス語+たまに英語だったので、よくはわからん(笑)。 テツくんのMC…っていうかバナナ投げ(笑)は『Link』だったのね。 台北でもそうだったんだろうか。既に覚えてないぞ。 台北のときは、3本くらいは投げてったんだけど、パリでは、中継されてた部分に関して言えば1本だけ。 しかも、台北では、メンバーはけたあとでもう一回出てきたんだけど…、パリでは出てこなかったね。中継されなかっただけかな。 でも、客出しのアナウンス流れてるとこまで中継流れてたしなぁ…。 もしかして、台北がラッキーだったってこと? ユキヒロさんは、台北のときと同じくアンコール前に出てきて、ささやかだが殺傷力のあなどれないMCタイム。 …あなどれないだろ、アレは。悶えるほどに可愛いぞ(笑)。 最後の、ちっちゃな声での「merci」が、脳天を直撃する…。 台北では「謝々」で、パリでは「merci」って来たから、きっとソウルでは「カムサハムニダ」って言うてくれるに違いない。 ようし、聞き逃さないわよ! ケンちゃんMC後、銀テープ発射の特効ではじまる 『SEVENTH HEAVEN』…、だが。 イントロ終わって歌がはじまっても、テツが、ずーっと上手側を見てて。 「え?何?」って思ったら、ハイドさんも歌いながら上手側を見てて…、やっと「あれ、ケンちゃんがいない」って気付いた。あれ?? ある程度まで演奏は続いたんだけど、最後、ユキヒロさんがスクリーンにアップになって ――― その表情の可愛さといったら! 子供みたいに目が丸くなってて、うがー、なんだそのピュアっぽい表情!!! わりと長めの中断後に出てきたケンちゃんは、英語でなにやら話して客をわかせておりました。 乏しい英語力で聞いたところ「トイレ行ってきた」みたいに聞こえたけど。 アナウンスではトラブル発生のため、って言うてたところを、ケンちゃんが「トイレ」って言ったから笑ったんかな。 つーか、アドリブきくくらいには英語喋れるケンちゃんに普通にときめいた。 そして、再びの『SEVENTH HEAVEN』…なんだけど。 さっき銀テープ撃っちゃったから、2回目は当然ナシ。そーだよな、仕込みは1回分だもんな。 物足りなさが、ちょっと新鮮でした。 アンコールがかかる中、会場の様子が中継されててやたら気になった…。 オフィシャルツアーだか何だか知らないけど…、あの日、会場にいた日本人、ユキヒロファン多かった…? だって、ものすごいユキヒロコール多かったんだもん。 たまにはハイドって呼んでやれよ(笑)、と、中継見ててそう思うくらいユキヒロコールに偏ってた、つうか、他メンバーの名前を呼ぶ声がほとんど聞こえなかった。 ちなみに、どーでもいいが、フランス語的には「h」は発音しないから「ユキヒロ」は「ユキイロ」になる気がするわ。 ほんとにどーでもいいことだが(笑)。 つーか、日本人率多かったよね。よくカメラに映ってた前のほう。 台北では、あんまり目立たなかったのになぁ…。 あー…、単に、フランス人と日本人の見かけの違いが目立ちすぎるせいかもしれないけど。 やっぱり、オフィシャルツアーがあったからかな。 あとで聞いたら、キャパ5000人だって話だし。5000人の中に、完売したオフィシャルツアーの枠だけ日本人がいたって考えたら、やっぱり日本人率が高くなるのも無理はないかな。 『LINK』で、ハイドさんが、テツくんの肩に右腕をまわす、までは、今まで何回かそういうの見てるし、単なる「わぁい☆」で、すんだんですけどね…。 こともあろうに、右手で、テツくんの頭、ぽんぽんって、まるで「いい子いい子」するみたいに! 髪“くしゃ”って、お兄ちゃんが、コドモにするみたいにぃぃぃ〜〜!! 己の妄想が具現化した瞬間だった。 ダメ、あたし、こういうハイドさんとテツくんの図式にすごい弱い。 ほっぺチューとかも殺傷能力高いけど、路線的にはこっち、こういうのに弱い。 公共の場じゃなかったら、見た瞬間「ギャー!!」って叫んでたね。 …あれ? 実際に叫んじゃったっけ?(笑) 心の目で補完して、“そうだったらいいな、そうに違いない”と信じていた(笑)テツくんのサイドの髪を留めてたピン。 バッテンに留められている事実が、ばっちり映って、よかったです。 映ってなくても、たぶん、心の中ではきちんと×の形に留められてたけどね。 たかすみさんは、ほっといても勝手に夢を描く人種だから。(笑) あ。羽根の降らしかたが台北んときと違う気がした。会場が違うから当然なのかもしれんけど。 台北では、上からふんわり重力に従って舞い落ちる演出だったのが、パリでは、えーとなんていったらいいか、人口雪を降らせてるみたいに…、ステージ後方2箇所から噴射する感じ。 書き忘れてた! 『STAY AWAY』 の、ケンちゃん。 マイクスタンドつかんで、歌う様が、ものすごい自由で(笑)、カッコイイ…。 最後、ユキヒロさんのボーカルに、ハイドさんとテツくんがコーラスのっけるんだけど、土台となる主メロがルール無用の自由さで突っ走るので、まー、もののみごとにとけあわないコーラスワークが、いっそ潔いほどでしたよ(笑)。 強い、強すぎるわユキヒロさん…。 『STAY AWAY』のテツくんはねー…。 カメラが、ベースを弾く右手を映してくれなかったんですよ!そこまで映さな意味ないやん!! 『DAYBREAK'S BELL』サビ前と、『MY HEART DRAWS A DREAM』のサビ終わりで、ターン入れるところでテツくん映してくんなかったのも、「えっ?」って肩透しだったけど。 『STAY AWAY』は、もどかしかったなー…。 歌ってるテツくんの表情だけじゃなくて、右手の指先まできっちり映してくんなくちゃー。 …まぁ、でも…、カメラワーク期待してなかったから…(笑)、予想してたよりは全然よかった、かな。 sketch >>> ■ Blog >>> 「開演までまだ2時間もある…」 / 「めるしーぼくぅ!」 (08/5/10) |
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