||< 戻る ラニバツアー感想文 大阪1日目 by 自適遊戯
 L'Anniversary TOUR  京セラドーム大阪 DECEMBER 3 OPEN 16:00 / START 18:00
チケット:1塁下段2通路5列512番 / 天候:晴れ
初出:20thツアー冬の陣 大阪1日目 ブログ「自適遊戯・抄」 2011/12/7 投稿
ラニバツアー9本目。
最終地の大阪、1日目の感想文です。
検索で辿りついてしまった一見さんのための、お読みになる前の諸注意。
・視線はボーカルの向こうだったり隣だったり…、ごめんね。
・セトリや衣装やMCの内容などは全てワタクシの記憶によるものなので、事実とは異なる場合があります。
・要らんツッコミがそこかしこに散りばめられていて、読みにくいかもしれません。

毎度お馴染みのお客様へ。
当日、ライブ後にブログに投下した記事をベースに書いてますので、内容がそこそこかぶっています。
ついでに。
今回、微熱状態で書いてます(苦笑)。
では、続きをどうぞ。



本日の席は、上手側スタンド下段の5列目。
通路側から2連番のうちの片方を譲っていただいたんですが、私の隣の空席2つがなかなか埋まらなくて、いつ来るのかしらとドキドキしながら開演を待ってました。
だって、暗転してから隣の人が来て、ちょっと通りますよ…って、気がそがれるじゃないのさー。
ちなみに、ギリギリ間に合った隣は、男子二人組。
ライブ中なにやら熱心にオペラグラスを覗いておったよ。男でオペラグラスて珍しい気が…。

始まる前、チケット譲ってくれたお嬢さんとお話(?)してて気づいたこと。
大阪ドーム、ファイナルのわりに客層が地味というか…、パッと見、ディープな客の割合が低いなぁって感じがした。
ツアーグッズを身につけていたり、気合いの入ったコスプレしてたり「何それ衣装?ってか仮装?(笑)」みたいな人の割合も、他の会場に比べて…というか、ファイナルかつ大阪にしては、そんなに多くないなー、という印象。
ラニバラなんて、雨だってのにヤバイ、痛い、むしろ怖い(笑)ってくらい気合い入った人種が多かったもんなー。
会場が広い分、ライトな客層が増えて、いろいろ薄まるのかな。
うん。敷居が低い感じしました。怖くない(笑)。

面白かったのは、アリーナB10とか12あたりのブロックにいたパンダ2人組(笑)。
リアルなパンダの帽子かぶってたのよ。耳まで完全に覆っちゃうくらいモコモコした帽子で、パンダの顔がおでこから上についてる。
一瞬、それが帽子だってわかんなくて、上から見下ろしてると
「パンダがライブに来とる!」
って見えて、なかなかシュールな光景でした…。
あの帽子あったかそうだなあ…。いいなぁ(笑)。


1:虹
10数分ほどの押しで暗転。
さすがドーム。
真っ暗な中、たくさんのサイリウムが揺れる様は壮観でした。
スタンド真正面の上のほうとか、ステージの中央から見たら、もっと綺麗だったろうなぁ。

アカペラ部分が終わってロウソクが消えて、照明がついて…
でも、ハイドさん歌ってくんない(笑)。
あれ?ここは我々が歌うところでしたっけ?(そうだっけ?)
結局、Aメロ始まるまで歌ってくんなかったや。

テツくんの衣装が、ミズタマじゃないほうのバージョンだった。
札幌や名古屋は、1日目がミズタマまみれで、2日目が比較的マトモ…げふんげふん、そこそこ目に優しい衣装だったじゃないですか。
で、大阪1日目がその、マトモなバージョンだったのよ。
…ってことは、明日はミズタマなの?ドットまみれなの?
中継つきのファイナル公演で?
世界中のファンにあれをさらすの?
まーじーかーよー…(苦笑)。
(´ー`)
今日はミズタマでよかったのに…
(=明日がミズタマじゃないほうがよかったのに…)

…地味にショックで呆然としていたのか、ハッと気づけば、まったくyukihiroを見ていないまま『虹』が2番に突入していたとさ。
えええ…!
直前にあった例のテレビ番組では、見終わった後、あんなにユキヒロかっこいいー!ってなったのに…。
イケメンなユキヒロを愛でに大阪に行く!と意気込んでいたはずなのに…。
ユキヒロさんのいでたちをチェックするのを忘れてしまうほどに、テツが最終日にミズタマ衣装で現れる未来に呆然としていたのか私は(笑)。


今日のユキヒロさんは、まだらのyukihiroリターンズ!
(参考:2010/10/24 acid android 名古屋公演ほか)
薄暗い赤…というか朱っぽい色調の薄手の布地がぴったりフィットした長袖カットソーに、黒の襟付きベスト。
長袖着てるっつうか、身体にそーいう模様が浮かび上がったとか、薄い皮膜をコーティングしたみたく見える(笑)。
これ、ベスト脱いだら、身体のカタチがあちこちくっきり出ちゃって、わりとヒワイなことになるだろーなー…、なんてことは、ほんの一瞬しか考えてません!

襟ぐりがかなり開いてるようで、右側がちょっぴりチラリズム。肩のほうに伸びた鎖骨の上あたりがベストの袖ぐりの外側にちょっと見えてた。
そこはかとないチラリズムとエロティシズムを漂わせた絶妙なバランス。
札幌公演のときほど瞬間的衝撃はなかったが、これもなかなかどうして、オイシイ衣装だった…。

髪も少し切ってさっぱりして、色もかなり黒が入ってストイックさが増したというか(でも衣装はほんのり色っぽい)、非常にクレバーな雰囲気を漂わせたユキヒロさんがあまりにもイケメンさんだったので、ライブ中、この日のライブレポはユキヒロという名前ではなく、いっそドラムのイケメン呼ばわりしたろか…と、わけのわからんことを真剣に考えるくらい、ユキヒロにまいりました。
ドラマー上領亘と、雰囲気かぶった。何となく。

ケンちゃんの衣装もかっこよかったよ!
赤が基調の、袖と裾にむかって黒くなるグラデーションの膝丈くらいのジャケット。
キラキラ光を反射するんだけど、テツほど乱反射がうるさいわけではない(笑)。
このくらいのヒカリモノは別にかまわんのやけどなー…(笑)。
えーと、これ、どっかで着てたっけ?どっかで見たような…。
さいたま初日?で、途中までこんなん着てた気がする。うろ覚えだけど。
んで、サングラスつけて、ヒゲはやしてたな、今日は。

仲間はずれにしては可哀想なので(…って、別にそんなことはあまり思ってないけど、一応)、ハイドさんの衣装についても覚え書き。
大きく襟が開いたルーズなカットソー、前身ごろに、わりとごちゃごちゃ(笑)複雑な模様というか柄が入ってるよーに見えた。色んな色を使ってて、こじつけて表現すれば虹の色を散りばめた、みたいな?(笑)
その上から、ガーゼっぽい白のブラウス着て、お腹のあたりふたつだけボタンとめてる。下に着た色が透けてうっすら見えるくらいの白。
さらにその上に、いつもみたいな黒のジャケット、丈が短いやつを羽織ってました。
帽子は、ほとんどかぶってないときのが多かったね。
…わりと、このハイドさんの衣装、好きだなー…。

それから、大阪ドームでビックリしたのは、スクリーンの数が増えていたこと。
明らかにスタンド席の“ステージが見えにくいお席”すなわち参加席の客用?ってくらい外側に角度をつけた、ちょっと小さめのスクリーンが両脇に1つずつ。
けっこう画像も鮮明で綺麗に見えてる。
しかも、ステージの後ろのメインスクリーンとその両脇、さらにその外側で、映ってるメンバーが違ったり、同じユキヒロさんでも別角度からの映像だったりするから油断できない。
どこ見たらいいんだよう!(嬉しい悲鳴)…って状況。

2:Caress of Venus
近隣住民からの「揺れる」という苦情で、コンサート開催が一時期できなくなった時期があったんじゃなかったっけ?…な、京セラドーム大阪。
この日も、スタッフの声かけや、場内あちこちの表示で「ジャンピング禁止」と再三にわたって言われてたというのに…。これからもドームでライブが開催できるようにご協力願いますって、言われてんのに。
予想通りというか、やっぱりというか…、
出演者のhydeさんは、そんな注意事項ガン無視で
飛べー!」「ジャンプジャンプ!
  …(笑)。
しかも2曲目から…!こんな初っ端から…!
…だからね、「ジャンピング禁止」の注意書きは、会場に来た客よりも、ハイドさんに見せてご協力願う必要があるんじゃないの?って、私、思ってたよ…(笑)。

スタンド下段は、旧レインボーホールのブリージア席みたいに足場がチャチで、ジャンプすると揺れて怖い。
それに、理由を説明された上でやっちゃダメと言われたことには素直に従う主義なので、ジャンプは控えてみたのね。
しかし、ジャンプしていないからこそ、余計に揺れを体感してしまうのでした…。マジで。酔いそう(笑)。

そういえば、Carresで軽い、ハイテツ接近遭遇あったな。
ホントに軽く近づいただけ。
「踊り疲れたあとも」って歌いながらテツくんから離れてっちゃって、次のフレーズでは、視線も身体の向きもテツくんからはずれてしまった…。
ああんもうー…「君を抱いていたい」って、テツくんの顔を見ながら歌ってくれてよかったのにぃー(笑)。

それから、「さぁ、お気に召すがままに」で、いつものお約束でハイディがキス投げるとこだったか。
毎回、スクリーンに必ずハイディがアップになる箇所なんだけど、私ともあろうものが、うっかりハイディに気をとられてて、テツくん見逃した!
 ↓
テツくんがアップでカメラに寄ってく、ちょっとお茶目な感じの映像が、スクリーンに映ってた…!気がする!
うああ、ちゃんと見れなかったよう…!
アンタね、「私はライブでハイドさんほとんど見てない(キリッ」とか言うといて、実は案外、ぼーっとボーカル眺めてるんと違うの!このマヌケ!口ほどにもない奴!
…って、己を罵りたくなった一瞬でした…(笑)。

3:GOOD LUCK MY WAY
GLMWの演出を見て思ったんですが…、ドーム、ステージ横が長すぎて、ステージ前の照明がこぢんまりして見えるなぁ。
花道が両サイドに長いから、ステージのスクリーンとして使える部分が、全体のうちのほんのちょっとだけに見えちゃう。

ステージの際、まるで「この先行くと落ちちゃうから危ないよ」といわんばかりに照明で境界が引かれてるのは、前からだっけ?
虹のグラデーションで光る線の、ぎりぎり内側を歩くベースの御方。
滑走路の誘導灯みたいだなー。

ベースの人が、サビの例の部分で頭降るのにあわせて、すんごく喜んでる声が、私の後ろから聞こえてきました(笑)。
ライブで、私が見てるシーンと、周りの客の歓声が連動してるというシチュエーションが、(ユキヒロの場合はともかく、テツの場合は)あまりないので、ちょっとびっくり&新鮮で、ちょっと嬉しかった。
隣にいたら気まずいかもしれんけど(笑)。

4:the Fourth Avenue Cafe
上手側花道に来てくれてすごく嬉しかったんですが(※主語が抜けています)、あまりにも手前に来られると逆に見えない…!
も、もうちょっと戻って!戻ってぇー!(笑)

上手の端のほうに出かけて、花道のたもとまで戻って、その場所でしばらく立ち止まって弾いていたら曲が終わってしまって、おうち(自分のポジション)に帰れなかったてっちゃん。
曲が終わるまでに戻ろうってそぶりすら見せてへんかったわ。
照明が真っ暗にはならないままの中、悠々と歩いてステージを横切って下手の袖にむかってはけていきました。
ベースのネックに赤い光が点々とともってるから、多少暗くても見えるんやもん(笑)。

- MC -
スーパーボール販促コーナーののち
h「二十歳になりましたー、ラルクアンシエルです
二十歳=成人だからこういう言い方をするのであって、15周年のときは、15歳になりましたー、とか言ってないよね?たぶん。
h「オトナになったので北新地に行けるのが嬉しいです

後ろとか隅っこのほうまでちゃんと可愛がってやっからな!
…とか言うてた…のは2日目だっけか(うろ覚え)。

で、京セラドーム大阪に集った我々を、ハイドさんがなんて呼ぶかという問題なんだが…。
h「京セラドーム大阪って、言いにくいじゃないですか?
 舌足らずだから、喋れない…

いや、もっと別の言葉で、上手く喋れないでちゅ、みたいな感じで(笑)かわいこぶってた。コノヤロウ…!(笑)

h「京セラドームだから、きょーちゃん?…って呼ぼうかなって…

キャアアア…(喜)
呼―んーでー!
“きょーちゃん”って呼んでー!!


h「思ったんですけどー…

だめええぇ…!逆接はやめてー!
躊躇わないで、そのまま初志貫徹するのよ!
ハイディ、男の子でしょー!(笑)
迷わず進むんだ!いっけええええー!!

h「…「大阪」でいいかな?

え…っ、…ちょ…っ!
なーんーでーやーねーん!(笑)

不満だ!おおいに不満だよ!
“大阪でいいかな?”って、全然よくねぇええー!!

一瞬、“ヤッター!”と期待させといて落とすなんて…、ハイドさん、アンタあんまりだ…!
最初にそう思ったんなら、言っちゃえよ…!
何なんだよ「大阪」って。普通やん、まんまやんー!
あああ…、きょーちゃんって、連呼して欲しかったのに…!!
。・゚・(ノд`)・゚・。

「きょーちゃん、もっともっと!」とか、「きょーちゃん激しい…」とか、挙句の果てに「きょー!」って呼び捨てシャウトとか、して欲しかったよ…。

何故やめたのですか?
やはり、“きょーちゃん”は、ためらわれたのか。
開けてはいけない扉、踏んではいけない地雷だったのか、藪をつついて出てきた蛇になつかれるのが怖かったのか。
(大丈夫、蛇ならユキヒロさんは耐性ある/笑)

人知れず、盛大に落胆にくれるたかすみさんは放置して、「大阪ー!」「大阪ー!」と客を煽って、次の曲にいこうと思ったら
…やろうと思ったら、一人足りひんかった(笑)
リーダー、まだ来てへんかった!
オイシイ、これはオイシイ。
いないことに気づいてもらえた的な意味で(爆)。
ハイドが気づいてくれた…!しあわせ…!

で。遅ればせながら、袖から、ててて…っと出てきたテツくん。
ベースのネック…つか、ヘッド部分にカメラつけてる!
カメラー!(嬉)
何?何なの?何が始まるの?
マイドリのイントロのギターソロでケンちゃんのギターの先に固定されたカメラからの映像が使われてたみたく?(富士急でしたっけ…?)
やるの?あれをテツでやるの?
いやっほうー!!

ってか、ベースの先端からカメラのケーブルが、だらっと垂れてるのにも、激しく萌えるー!(興奮)
acid ゆきひろの…じゃない、マイクコードや、ドラマーゆきひろの背中に垂らされたアンビリカルケーブル…もとい、イヤモニのケーブルに萌える属性の持ち主で、しかも、私はテツファンなんだってばよ。
いつもは無線で音を飛ばして、ケーブルやコードの束縛を受けずに、軽やかに自由にくるくると舞ってる(笑)てっちゃんが、繋がれちゃったよ、うはああ…!!

h「冬になったんで、涼しい曲を
 ↓
5:winter fall
す ず し い …?(笑/まぁいいか…)

耳から来る情報がおろそかになる勢いで、いつ、ベースに固定したカメラの映像を使うのかと、気が気じゃなかったですよ…!
しかも、いつもよりスクリーンの数多いし!
気が抜けない…!
集中力のほとんど全てを視覚に使ってました。

6:fate
でも、winter fallでは、それっぽい映像が出ないまま『fate』が始まって…
ああ…これは、fateのAメロで変態的にうごめいてるフレーズを奏でる左手を映し出してくれるのね…!と…。
期待は大きく膨らんだのに!
なのに…!
Aメロでは、ケンちゃんがギター鳴らすとこ、スクリーン3つ使ってケンちゃん映ったりするし。
いや、いいんだけど。いいんだけどさー…。
せっかく付けたんなら活用してくんないかな…。ベースの人を映してくんないかな…。

ベースのネックを大きく揺らすと、カメラの細いケーブルに波が伝わってく様は、たしかに見ててときめいた。
(そういうのに反応する属性が備わってるからだと思うけど)
一瞬だけ、ネックをはうテツの指がアップになったとこがあったけど、…でも普通の…、正面から撮った映像やったよね…?

結局、『fate』終わったら、2曲だけでカメラはずしてもうたし。
え…?なんだったんだ…?
DVD収録用の映像?(笑)
それとも、カメラは、映像を撮るためじゃなくて、むしろ萌えを演出する高いオプションだったのか?
アクセサリーというか、拘束具みたいな(笑)。
あれつけてたら、ターンもできないし。
動きを制約されてる状況下のテツに萌えろといわんばかりの…。
いや、そんな特殊な属性の持ち主、いくらドーム広しと言えども、そんなに多くはいないと思いますよ
えっと…、ここは、ありがとう、私のために…って言うべきところ?(笑)

 置いといて (つ´∀`)つ[長い紐状のものは萌え属性]

fateの、最後のサビ前かな。フィルが入るとこ。
ユキヒロの頭上から映してるカメラが、回転しながらズーム寄ってったんだよ。
すんごくかっこよかった…!
頭に浮かんだのは、少女革命ウテナ第三期の決闘シーンで王子がウテナに降りてくるとこ(笑)。
例えが不適切ですんまへん(笑)。

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